遅れましたが北京五輪総括
テーマ:2008 北京五輪■北京五輪総括
CG花火に口パクの‘偽装’はあったが、おそらく五輪史上最も派手で長かった開幕式で始まった北京五輪。
大気汚染や中国民のマナーの悪さ、そして少数民族弾圧に対する抗議デモやテロなどが心配されたが(これからいろいろと隠していた出来事は漏れて出てくるだろうが)なんとか表向きには無事に終わったようである。
競泳で史上初の8冠を手にしたフェルプス(米国)、驚異の世界新記録で100m、200m、400mリレーを制した陸上短距離のボルト(ジャマイカ)のスーパースターが生まれた中で、日本代表選手もよく健闘した。
90年代の五輪代表選手の間では「自分の為にやります」「五輪を楽しみます」という発言が多くみられ、マスコミもそれをもてはやすような傾向があったが、北京五輪ではメダリストから「家族に感謝したい」「今まで支えてくれたみなさんに感謝したい」のコメントが多く発された。特にアテネでメダルを取ってからスランプに陥り復活した選手からこういった言葉がでてきていた。
個人主義がおかしな方向に向かってしまい、親殺し子殺し友達がいない苦しみから犯罪に走るなど、人との結びつき、家族の絆などが崩壊しているような事件が多かった中で、日本人もまだまだ捨てたものじゃないと思えるシーンであった。
■北京五輪名シーン
⑩陸上男子マラソン
「誇りある最下位 佐藤 敦之」
最下位でゴール後にトラックと観客席に一礼する佐藤選手に大きな拍手がおこった。
⑨カヤック女子
「河の上に咲く月見草」
シングル、ペア、フォアの出場三種目全てで決勝進出。惜しくも最高4位でメダルは逃すが、全く報道されない中で健闘、出る種目全てで勝ち上がっていき途中からは夢中になって追いかけていました。
⑧シンクロ
「メダルを守った人魚たち」
惜しくも団体ではメダルを逃したが、デュエットでは連続メダル獲得を守った。団体演技終了直後に溺れる選手がいたほどの過酷な演技ぶりに感動した。美しいだけではなく激しい競技なのだ。
⑦サッカー女子
「最後まであきらめない闘志の大和なでしこ」
惜しくもメダルには届かなかったが、レベルの高いサッカーで見事にベスト4進出。ふがいない試合振りだった男子と比べ、最後まで走り続ける試合振りに声援が飛んだ。米国戦で日本代表がボールを持つと中国人サポーターが放つ大ブーイングは凄かった。。。
⑥柔道女子・男子
「一本柔道の守護者たち」
お騒がせ発言の石井ばかりがマスコミに登場しているが、2連覇の内柴正人、一本柔道を体現した谷本歩実、上野雅恵、攻め続けた塚田真希、ママでもメダリストの谷亮子、悔しい銅だが今後に期待がもてる中村美里はよく戦った。日本柔道は女子が守った。
⑤フェンシング男子
「イケメン騎士」
練習の鬼、太田雄貴が日本人初となる銀メダルを獲得。彼の活躍はフェンシングの世界に光を当てた。
④陸上男子400mリレー
「身体能力を凌駕した技術者軍団」
10秒を切る選手が一人もいない中で、バトンリレー技術の精度を極限まで高めた結果が生んだ快挙!
③レスリング女子・男子
「メダル6個のサムライ集団」
出場全員がメダルを手にした女子にスポットライトが当たりがちだが、男子も3選手中2選手が銀・銅を獲得。日の丸をつけ、声援と共に檜舞台に立つ誇りと重圧を知るサムライ集団。
伊調千春よ、あんたは真のサムライだ!
②競泳男子
「世界の蛙王 北島康介」
2大会連続の2冠制覇。
100mを世界新記録で優勝した直後のインタビューで流した涙とコメントで人間的成長を見せた。日本の宝。
①ソフトボール日本代表
「炎の3連投、悲願達成」
今回で五輪種目から外れるソフトボールが、米国を倒し悲願の金メダルに輝く。選手一丸となったプレーは多くの感動を生んだ。
今回の五輪は女子選手の活躍が目立った。
名勝負は10では納まりきれないが、個人的な好みで選びました。
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