目標と役割を聞く

マネジャーが成果を出すための三つの習慣があります。それが、「目標」「役割」「評価」。「目標を持たせる」「役割を与える」「定期的に評価を伝える」ことが大事だと伝えています。目指す方向が示され、本人が自分の存在意義を感じ、良いのか悪いのか結果が分かれば、うまくいくときはそのままの流れを支援し、うまくいってないときには軌道修正が早くできます。
 

私が人事部門以外の社員と面談するときには、「目標」「役割」「評価」について聞くことが多いのですが、特によく聞くのが「目標」「役割」についてです。
 

 

最もよく聞く質問は、役割です。「今は何の役割を担っているの?」とまず聞きます。「こうこう、こういう役割です」「どこどこのお客様の営業担当です」と明確に言える人は、自分のやるべきことがはっきりと分かっているので、迷わずに仕事ができるため成果を出しています。
 

逆に、「いろいろやっています」など、あいまいではっきりと言えない人もいます。この場合、自分の役割がよく分かっていなくて「いろいろやっています」と言っているのか、本当にいろいろなことを全部任されていて「いろいろやっています」と言っているのかが判然としないため、さらに詳しく聞くことで、この二つのどちらなのかを見極めます。
 

次に聞くのが目標です。「今はどんな目標を持っているの?」と聞くと、営業担当者の場合は、数字がポンと出てきます。さらに「チームの目標は?」と聞くこともあります。これにもすぐに答えられる人は、チームの目標と自分の目標が明確に分かっているので仕事に迷いがありません。
 

自分の目標は明確だけれども、チームの目標を答えられない人は、まだ組織貢献の意識が薄く、自分の目標だけしか目に入っていない可能性が高いと言えます。そういう人には、チームの目標も意識するようにアドバイスします。
 

一方、チームの目標は明確に答えられるのに、自分の目標が答えられない人もいます。チームの方向性が分かっているので大きな問題ではありませんが、自分の成果が不明確だと、その本人の強みを発揮できていない状態である可能性が高い。その場合は上司と一度話すなどの行動を添えて、個人の目標を明確に持つように助言します。
 

役割を聞いたうえで目標を聞くと、その人が迷わず仕事に取り組めているかが分かります。役割や目標を明確に答えられない人には、仕事に迷いがあり、ときには「キャリアに悩みがあるけどどうしていいか分からない」という個人のお悩みを抱えている場合もあるので、そうした悩みの相談にのるようにします。
 

役割と目標を聞くことで、その人が強みを発揮できるような環境なのかが分かり、問題がある場合には、それを解決する方法を一緒に考えていくことで前進を支援していきましょう。
 

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