早稲田大学の入山章栄先生にお招きいただき、講演をさせていただきました。

 

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私も愛読するハーバードビジネスレビューで人気の連載、「世界標準の経営理論」をテーマにしたセミナーでのゲスト講師でした。なんとシークレットゲストとしてお招きいただいていたので、実はだいぶプレッシャーがかかっていましたが(汗)入山先生と受講生の皆様が温かく迎えてくださってとてもやりやすかったです。


場所は原宿にあるダイヤモンド社にて。

 

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この日は3月18日ということでサイバーエージェント創立記念日だったのですが、ちょうどダイヤモンド社のすぐそばにサイバーエージェント創業時の落合原宿ビルがありました。私はこのビルから移転して2週間後に入社したのですが、入社直後にもよくこの原宿のビルについて聞いていたので(ドアをあけると座ってる人の椅子にぶつかるほどぎゅうぎゅうだったとか)、スタート時点がここだったんだ、と改めて引き締まる思いになりました。

 

このセミナーのテーマがイノベーションだったので、自分の経験も踏まえてイノベーションが上手な組織やリーダーの共通点をお話しさせていただきました。

 

  

 

イノベーションを成功させるには、「変化の習慣」を持つことが大切。

 

という考え方です。

 

実はイノベーションという言葉は私は普段ほとんど使っていません。イノベーションという言葉はとてもかっこいい響きのある言葉ですが、人によって意味や解釈も多様です。自分なり、自社なりにきちんと定義をするとより効果的に進めることができると思いますが、この言葉を使うことで思考停止してしまっては本来狙っていることができなくなります。

 

イノベーションというのはあしたいきなり生まれるものではなく、革新の積み重ねを粘り強く継続し続けてこそ生まれるもの。だからこそ、新規事業専門部署を立ち上げたままの一発でおわらないように「定期的に」行い、社員だけではなく「経営陣」が自ら汗をかき、たくさんのチャレンジから生まれる「失敗」からきちんと学んで次に活かす。このサイクルが回っていると、新規事業や企業変革もより生まれやすくなります。当社では「あした会議」と呼ばれる会議がありますが年に1~2回程度、経営陣で実施しており会社全体が変化するきっかけとなっています。変化し続けること自体が競争優位であり、イノベーションにつながっていくと思います。

 

この後の質疑応答では本当にたくさんの方に手をあげていただきました。「あした会議」「CA8」「CAJJ制度」「キャリアエージェント」など様々な観点のお話しをすることができてとても楽しかったです。

 

タレントマネジメントシステムGEPPOについては入山先生から「天気で簡単に取れるようにしているのがいいねー!」とお褒めのコメントをいただきました。

 

セミナーや質疑応答で触れた参考記事はこちら。

社員から見た「あした会議」の効用 

CA Tech Kids 代表 上野朝大が語る今後の展望とは?

CAJJ制度から生まれたスタートアップJJJ制度とは?

 

 

そのあとは、入山先生による講義。勉強になることばかりで、とても面白かったです!

 

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イノベーションには知の探索が必要

 

知恵の取り方には「知の深化」と「知の探索」の2種類があるが、人はつい狭いところでコンフォートゾーンに入り「知の深化」をしがちである。イノベーションには「遠いところにある知」と「自分の知」を掛け合わせることが大事なので、遠い知を意図的にとろうとすること自体がイノベーションの第一歩であるとのこと。新しい会社はまだ答えがないがゆえにいろんなところから知恵を吸収しようとするが、歴史がある会社は特に注意が必要で、知の深化ばかりに目がいきがちであるというお話もありました。

 

参考記事:イノベーションが止まらない「両利きの経営」とは? 企業のトップこそ業界の外に学ぶ「知の旅」をしよう

 

他にもご紹介されていた概念も面白かったです。

 

イントラパーソナル・ダイバーシティ。個人の中で多様な価値観を持つことが、個人個人のイノベーションのきっかけになるという考え方です。社内でも社外でも職種転換や転職などを通じて得られたり、複数のキャリアによって気づきが広がるという考え方です。確かに私も営業から人事という経験を経ることによって、大きな気づきがたくさんありました。

 

センスメイキング理論。答えのない複雑な状況の中で、組織を率いるためには「意味づけをする力」が重要だという概念です。先生のお言葉をお借りすると「不確実なビジネス環境では、正確で詳細な分析に時間をかけるのではなく、『これはこういうものだ』と言い切って、魅力的で納得できるストーリーを語り、周りの人を巻き込んでいく必要がある」ということ。納得性を高めるために、リーダーは将来を自分なりに考え抜いてメンバーにわかりやすく伝える必要があります。

 

知の探索、イントラパーソナル・ダイバーシティ、センスメイキング理論。

今日だけでも企業の革新に向けて3つのよいヒントをいただきました。

 

最後は受講者の皆様と名刺交換をさせていただきました。過去最高の名刺交換の数だったとのことで、終わった後はほっとしました。

 

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名刺交換では「曽山さんの最強のNo2読みました!」「クリエイティブ人事を人事のバイブルにしています!」などのお言葉をいただいたり、サイバーエージェントで働く社員のお姉さまとご挨拶させていただくなど、とても楽しく学びの多い素晴らしい機会でした!

 

最後はみなさんとパチリ!

 

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みなさん、ありがとうございました!

 

 

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