残るは天津影久一行のみ――
道中で逸刀流の剣士をことごとく葬り、那珂湊へ到着した吐鉤群。
船での逃亡を防ぐために、「港にいる人間をすべて斬り捨てよ」と命令するが、そこには意外な人物を乗せた船が待っていた。
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すげーなハバキ様の命令↑
この前段階での「貸し馬つかわれると困るから(道中の馬すべて)殺しとけ」も大ざっぱすぎてヒドイと思ってましたが、この悪役ぶりは圧巻だわ。なんかもう国益のためには誰殺しても構わないとゆー理屈みたいですが、しかしそもそも何でこんな事態になってんだっけ? ハバキさま非道な上に無能すぎる……。
そんなこんなで天津影久も万次さんも到着して、とうとう最終ラウンドが始まりましたね! おお、意外に盛り上がってきた!(自分が)
敵討ちで始まった本作ですが、いつの間にやら恩讐を超えて(つーかハバキ様の無茶苦茶が過ぎて恨みつらみが霞んでしまった……)、共同でもないけど戦線が!
久々に登場した槇絵さんの剣技とゆーか殺戮ぶりが物凄い(本人も分かってるみたいですが、万次さんて正直死なないのだけが取り柄だよな……)、見どころいっぱいのお話でしたが、だがしかしこの巻でわたくしが個人的に超注目したいのは、凛と万次さんの関係に言及する百琳ねーさんの発言でございます。そうですアレです。
「やっぱ『兄妹』ってのがしっくりくるわ、うん」です!
いやーおそらく作者さんも、凛を大人にして二人のあいだに恋愛フラグをたててみたものの、あまりしっくりこなかったのでしょうね。私も今までの関係性のほうが萌えがあるなー。うーん、物語における恋愛って、なさそうなとこに発生するのがいいわけであって、この二人の恋愛っていらんよなーと思います。
えーとほら、ここらへんのエピソードで言えば、天津影久が凛を助けるあたりとか、あっちのフラグのがイイよ! ぜんぜんイイよ!!
というわけで次巻を楽しみにしております。


