ラッコの船に揺られてミュージカル

釣りにハマったオヤジですが、最近ミュージカルにもハマってます


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【作・演出】ケラリーノ・サンドヴィッチ
【出演】井上芳雄、小池栄子、瀬戸康史、松岡茉優、山西惇、犬山イヌコ、山内圭哉、近藤公園、趣里、緒川たまき、山崎一、高橋惠子、生瀬勝久


ケラリーノ・サンドロヴィッチの「昭和三部作」の最終章「陥没」を観てきました。

2009年の「東京月光魔曲」では昭和初期の華やかさの中にある猟奇殺人や新興宗教といった影の部分を描き、2010年の「微菌」では終戦前後の混乱の中で没落してく富豪一族をシニカルに描いていました。


そして、今回は東京オリンピックの2年前が舞台。戦後急速に成長を遂げた日本が、世界にその成果を示す場である東京オリンピック。新幹線の開通、高速道路やホテルの建設ラッシュが続き、日本が一番輝いていた時代なのかも知れません。

一方、その中で時流に乗り遅れた人達も多数居たと思います。この物語はそんなオリンピックに翻弄された人達の群像劇です。題名からして重苦しい芝居なのかなと思っていましたが、とてもホンワカとした人情喜劇でした。

「クッドバイ」の時も思いましたが、ケラさんの作品は、福田雄一さんのようにネタ物で笑わせるのではなく、また宮藤官九郎さんのように奇抜な発想でストーリーを展開していくのでもなく、極めてシンプルな何処にでもある風景を描いています。しかしながら、役者の軽妙な会話のやり取りと絶妙の「間」で、観客を芝居に引きずり込んでいきます。3時間を超える長い舞台でしたが、全く飽きることなく楽しめました。


今回の主役は井上芳雄さん。知念里奈さんと結婚して気合いが入っているのか、最近はミュージカルに限らず色々な作品に出演していますね。「モーツァルト!」を観たとき思ったのですが、この人のどうしようもない品の良さはどうしても役を限定してしまいますね。「アルカディア」の家庭教師役はまさにはまり役だったのですが、モーツァルトはアクが無さすぎて物足りませんでした。今回は優柔不断なダメ男を演じてますが、台詞の間が良かったので、コメディも結構いける気がしました。ただ、役柄は選ばざるを得ない役者だなと思います。


小池栄子さんは、いつもはエキセントリックな役が多いのですが、今回はご自分でも言っておられましたが、どちらかというと自分を出さない女性を演じていたので抑え目の演技でした。でも、やはり「どうせ私は胸がデカいだけの女ですよ!」的な下りは必ずぶっこんできますね。とても好きな女優さんです。


その他印象に残ったのは趣里さん。ご存知水谷豊さんと伊藤蘭さんの娘さんですが、「アルカディア」の時も思いましたが、存在感が半端なかったですね。一方同じく若手女優として出演していた松岡茉優さんは、まだ舞台2回目とはいえ、比べられるとちょっと可哀想でしたね。若手演技派女優とか言われても、所詮舞台女優とは雲泥の差がありました。


後は皆さん芸達者な俳優さんばかりでしたが、やはり生瀬勝久さんのクズ男振りが最高に良かったですね。本当に観ていて殴りたくなるような浅ましい人間を演じていて、ご本人もこういう人なのか?と勘違いしてしまいそうでした。


さて、今年の観劇スケジュールは、いまのところ抑えぎみです。何故かスキーに3回も行ってしまいましたしね。

とは言え、4月以降は芝居やコンサートの観劇予定が目白押しですので、可能な限り記録に残していこうと思います。
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超久々の釣りのブログです。調べると、昨年の5月の鯵釣り以来の釣りブログ更新でした。

その間、全く釣りに行っていなかった訳ではなく、キンメ(撃沈)、半夜クロムツ(ダントツのスソ)、アマダイ(仕立て、まずまず)と行きましたがさしたる釣果はなく、今まで以上に釣りに対する情熱が薄れてきているなぁと感じる今日この頃です。

とは言え、釣りブログを標榜している限りたまには書かないとと思って、今年初釣りのカマス引っ掛けを記事にしようかと。


海狩人の仕立てで、実は1ヶ月くらい前から計画していたのですが、天候に2回も見放され今回ようやく開催の運びとなりました。


場所は真鶴、船宿は初めて訪れる緑龍丸さんでした。カマスのポイントは大磯沖くらいなので、三浦半島から船で行くよりも、真鶴の方が圧倒的に近いとのことで、毎度のことですがコテツさんに手配頂きました。


6時半頃出船。天候は午後から雨予報でしたが、朝方はこんな感じの晴天でした。





当日メンバーは、コテツさん、すみ丸さん、イモカンさん、555さん、クリさん(ブログやっておられないのでハンドルネーム分からず)と私の計6名。


カマスを釣って、あわよくば泳がせでブリ、ワラサをゲット!という企画だったので、あんな美味しいカマスをブリごときにくれてやるのは如何なものかとは思いましたが、何せ引っ掛け釣りはアホみたいにカマスが釣れるという触れ込みだったので、沢山釣れたら少しくらいブリにお裾分けしてもいいかと思い、



取り敢えず用意してみました(;^_^A


さてカマス釣りですが、私が数年前に行っていたときは、3本針の胴付き仕掛けに鯖の短冊を付けて釣っていました。カマスは口が固いので、確りと合わせないと針掛かりしないため、結構スリルと醍醐味がある釣りでした。でも今は餌釣りはかなりの少数派のようです。知らないうちに釣り方が変わっていたのですね。


で、その引っ掛け釣りは、基本的にフグのカットウ針みたいな仕掛けを棚まで落として後は高速で巻き上げてくるだけ、のようです。

カマスの群れが濃ければ、上から落としたときに何処かに引っ掛かるということなのでしょう。落とし込みで引っ掛かる時は大抵背中や尻尾などにスレ掛かりします。逆に棚の下まで落として巻き上げてくる時は、エラ等の下半分の部分に針が掛かっています。

後者の方であれば殆んどバレないのですが、落とし込みで掛かった場合は、5割以上の確率でバレました。水面バラシも2回ほどあったし。

まあ、あまり相性が良い釣りでは無かったのか、同じ左舷でイモカンさんや555さんがバリバリ釣っているのを横目でみながら、納竿直前まで4尾のみとダントツのスソ。

他の皆さんもつ抜けして、飽きて自主納竿している中で、一人だけ竿出して何とか2尾追加。晩ごはんのオカズを確保しました。



釣りというよりは漁に近い感じで、やっぱり餌釣りの方が面白いなぁと思った次第です。でも、カマスはやはり旨い♪


ご一緒した皆様お疲れ様でした
次回は3月に南伊豆でも行きましょうか!
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【作・演出】野田秀樹
【メインキャスト】宮沢りえ、妻夫木聡、古田新太、佐藤隆太、鈴木杏、池谷のぶえ、中村扇雀、野田秀樹


2017年最初の観劇は、NODA・MAP「足跡姫~時代錯誤冬幽霊~」からスタートしました。野田さんの作品は難解そうなので敬遠していましたが、2年前に「エッグ」の再演を観てからはまってしまいました。前回の「逆鱗」も良かったしね。

但し、今回の作品は少し趣が変わっていました。ストーリーは江戸時代に禁制だった女歌舞伎がテーマとなっていましたが、基本的なコンセプトは故第十八代目中村勘三郎へのオマージュです。

前半のドタバタ劇から、後半一気に物語の本質に向かって大きく舵を切るスピーディーな展開はいつものNODA・MAPでしたが、如何せん私自身が勘三郎さんとの接点が全く無いので、よく理解出来ないことが沢山ありました。

それでも、最後の妻夫木聡さんの台詞には皆感動を覚えたようで、よくストーリーが判らないと言っていた相方もすすり泣いていました。

役者にとって一番辛いのは舞台に立てないことであり、舞台に立てなくなった役者にとって一番遠い場所はやはり舞台なのでしょう。勘三郎さんの無念の想いが確りと伝わってくる作品でした。足跡姫の足跡とは、勘三郎さんが後世に残したものは爪痕なんてちっぽけなものではないよ!、という比喩なのでしょうか?

やっぱり1回観ただけでは分かりませんね。


キャスト陣は何れも素晴らしい役者さんばかりでしたが、やはり妻夫木聡さんが秀逸でしたね。本当に良い舞台役者になったなぁと思います。「エッグ」の時も思いましたが、透明感のある純粋無垢な演技をさせると右に出る者はいないのでは?


古田新太さんは、よくも悪くも古田新太でした。相変わらず野田さんと並んで滑舌が悪いのですが、圧倒的なオーラがありましたね。ただ、やっぱり新感線の時の芝居の方が合っている気がしました。


宮沢りえさんは、何故か台詞を噛むシーンが多かったなぁ。以前「火のようにさみしい姉がいて」を観たときにはそんなことはなかったと思うのですが、今回はたまたまだったのでしょうか。それでも三、四代目出雲阿国に足跡姫が憑依する場面は、その瞬時の変わりように凄まじい女優魂を感じました。これからも活躍が期待される女優さんだと思います。


その他、佐藤隆太さん、鈴木杏さん、池谷のぶえさん、中村扇雀さんと、いつもながら出演者は本当に豪華でした。


毎回思うのですが、こんな芝居が書ける野田秀樹さんは本当に天才なのだなと。ただ、やはり相変わらず滑舌が悪いので、ご本人は出演されない方が良いと思いますが・・・。
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