しおりの妄想小説 ~嵐~

大好きな嵐さんの妄想小説を書いています。


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こういうの久々だった。
楽しかったよ。それなりにね。
久しぶりに顔を合わせたお友達もいたし、みんな彩ちゃん彩ちゃんって言って、たくさん話し掛けてくれた。
みんなが今日の主役である潤くんの彼女(本当は奥さんだけど…)の私にも気を使ってくれてた。






たまには思い切りオシャレをして、うんと高いヒールを履いて。
髪もくるくるに巻いた。
出掛ける前に潤くんに可愛いって言ってもらった。






だから…幸せ。
楽しいよ。
潤くんに愛されているし、仲間にも恵まれているし…






じゃあ何?






って…自分でもよくわからないんだけど。ハハ






『彩~♪』






ずっと私をほっぽっといてた潤くんがだいぶ酔っ払って私の元にやって来た。






『なんか食った?酒は…飲めないか。どうした?何?』


「潤くんすごいお酒臭いかも…」


『ごめんごめん。フフ』


「良かったね、みんなにお祝いしてもらって。」


『フフ…まぁね。』


「おめでとう、潤くん。」


『ありがと。フフ』






祝われるのが苦手な潤くんも、やっぱりこうしてみると嬉しくて上機嫌なのがわかる。
良かったねって思うの。






「…」






私の隣に座る潤くんは片時もグラスを離さなかった。






「明日もお仕事なのにそんなに飲んで大丈夫?」


『ん~ダメかも…なんて。フフ
まぁ、夜からだから大丈夫じゃね?』


「そう?」






今日は特別なのかな。






『彩~♪彩ちゃん?』


「ん?なぁに?」


『彩さぁ…』


「うん?」


『彩ちゃんさぁ…』


「…?」






ホント、酔っ払いな松本さんだこと。くす(笑)
こういう顔を見ていると…何だかんだ言って、潤くんが楽しいならそれでいいかなって気になってきちゃうよね。ハハ






『彩さぁ…』


「ん?」


『俺…彩のこと好きだよ?フフ』


「ん?くす(笑)」


『だからぁ、彩のこと大好きなんだって。フフ』


「松本さん相当酔ってます?くす(笑)」


『お前ももう松本さんだろ?フフ』


「酔っ払い潤くんだ。くすくす(笑)」


『酔ってねーよ。フフ』






それからも何度も何度も同じ話をする潤くん。






『好きだよ…フフ』


「ありがと。んふふ♪」


『超好き。』


「うん。くすくす(笑)」


『何笑ってんの?真面目に話してんのに。フフ』


「潤くんだって笑ってんじゃん。んふふ♪」


『笑ってねーよ。フフ』






もう、好き好き言い過ぎ(笑)
見てておかしい(笑)






『俺がどんだけ彩のこと好きか全然わかってねーだろ?』


「わかってるよ?くす(笑)」


『いや、わかってないね。』


「もう酔っ払いしつこ~い。くすくす(笑)」






何だかんだ言っても、傍から見たら十分幸せなのかな。
贅沢過ぎる悩みなのかもね。






根本的なことは何も解決しないまま…
このまま時は過ぎていくのかも。






はっきりとした答えなんて出ないまま…
日々の子育てに追われて…
いつかきっと悩んでいることさえ忘れてしまうくらいに自分のことなんか後回しになるのかな…






きっと私のように思っている新米ママさんは世の中にたくさんいるんだよね。
私だけが特別なんかじゃなくて。
子育てするってすごく大変だし…






『彩~』






まだ言ってる。ハハ






好きだよ…潤くん…






大好きだよ…








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『予防接種どうだった?やっぱ泣いた?』


「うん。ひーちゃんすごい怒ってた。くす(笑)」






潤くんが帰って来て、そこから私はお喋りタイム。
だってたくさん話を聞いてもらいたいし、潤くんの話も聞きたいし。






帰ってきてすぐに洗面所で手を洗う潤くんの後ろにくっついてまわり話をするの。






「すっごい泣いたけど、頑張ったよ。少し前に一回起きたんだけど…ちょうど今寝たとこ。パパ残念だね。クス」


『なんだよ、ひいろ~パパのお帰りだぞ?フフ』






わざと少し大きな声で言う潤くん。






それから、ひーちゃんの寝顔を見に寝室へと移動して…潤くんはベビーベッドの上に眠るひーちゃんの小さな手をつんつんしてみるの。






『ひいろ、ただいま。』






今度は小さな声で。






パパの声に反応したのか?ただの偶然かはわからないけれど、ひーちゃんはほんの一瞬くしゃっと笑顔を見せた気がした。






「ねぇねぇ、そういえば潤くんの誕生日は?お仕事?」


『ん~夜は仕事だねぇ。』


「そっか、残念。仕方ないね。」


『ごめんな。あ、でも前日に誕生日会するって言われた。彩も一緒行こうよ?』


「でもひーちゃんが…」


『預ける?叔母さんか、うちの親にでも聞いてみる?』


「なんか遊ぶために預けるのも気が引ける…しかも夜でしょう?」


『たまにはいいんじゃない?そんなしょっちゅうなわけじゃないし。彩もそんな機会でもなきゃ中々出掛けらんないっしょ?』


「うん…」






こうして、誕生日会に参加することになったわけで。
私にとっては久しぶりの夜遊び。
何だろう、なんかちょっとだけ悪いことしてるみたいな気持ちがどこかにあったりもする。
それに、誕生日当日は潤くん仕事だって言っていたし。
その日の夜に生放送だって。
やっぱりちょっと寂しかったりする。
あ、でも夜までは何もないのかな?






特殊なお仕事をしている潤くん。
記念日や大切な日なのに一緒にいられなかったり、予定が思い通りにいかないことがほとんど。
今に始まったことじゃないけどね。
もういい加減慣れなきゃならないんだけど。






『じゃあ決まりな?フフ』


「うん…」






ひーちゃんが生まれてから初めて迎える潤くんの誕生日は…家族3人水入らずで…って、そんなわけにはいかないのか。そっか。






‘彩ちゃん久しぶり~元気だった?’






誕生日会当日。
久しぶりに会う潤くんの仲間。
妊娠中はごく限られた人にしか接触していなかったから、ここにいるほとんどの人にはひーちゃんの存在は知られていない。
気の知れた大切な仲間だけれど、やっぱりひーちゃんの存在をおおっぴらにするわけにもいかない現実。






‘全然顔見せてくれないんだもん、心配してたよ~’


「ごめんなさい。でも全然元気。この通り♪」


‘なんか飲む?取ってくるよ?’


「あ、ううん。自分で行くから大丈夫。ありがとう。」






お酒の飲めない私はここでも適当にごまかして…






お店を貸し切って開かれたパーティー。
色とりどりのバルーンや大きなケーキも。
ご飯も美味しそう。
ずっと家の中でひーちゃんと二人きりだから、以前は当たり前だったはずの光景も何だか眩しく見えた。






『アハハハ!!』






潤くんはとっても楽しそう。
楽しそうな潤くんを見ているだけで、それはそれで幸せなんだけど。






楽しそうだなって…






ちょっと置いてきぼりな気がした。






『アハハハ!マジかよ~!』






潤くん…






飲み過ぎだよ…








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