2011-04-27 13:20:00

#01 A.A様 ブレスレット リペア

テーマ:リペア



Dear.S weblog-預かり時全体 右矢印Dear.S weblog-石留後全体
リペア前                                 リペア後


 この品は A.A様の品で、以前紹介させて頂いた こちら

チャームをピアスにリフォームのご依頼を頂戴した際に

お預かりしていた品です。

 前々から いつか修理に出そうと思っておられたそうで

大事に保管されていたブレスレットです。


 チャームをピアスへ リフォームの際に、手持ちの品を

直して欲しいとのお話を頂きましたが。見てみないと直せるか

どうかわからなかったので、先に 画像を送ってもらい、状態を

確認させて頂きました。

 石が外れているので、それを留め直して欲しいとの事でした。

外れた石もお持ちでしたし、形状を見たところ 大丈夫と

判断して 送って頂きました。



 手元に届き 先ずは、今の状態を確認。


Dear.S weblog-預かり時全体 Dear.S weblog-外れていた石

 石が3箇所外れています。

3つの石のうち 1個が大きい石、2つが小さい石です。それぞれ どの向きで

どこに留まっていたのかは覚えておられないそうです。それで こちらで

全体的な印象から 向きと位置を決めさせて頂きました。


Dear.S weblog-左から1番目 Dear.S weblog-中央右下 Dear.S weblog-右から2番目


 後は 留めるだけでよいはずです。


 けれども A.A様からも、他の石も外れ易くなっているなら 外れない様に

留め直しして欲しいとも、ご依頼頂いて。他の石の留まり状態を確認すると

いくつかの箇所の石が 今にも外れそうになっています。

 中でも どうしても気になる箇所。



Dear.S weblog-中央左上ずれ正面

 センター部分 左上の石。石座から ズレれています。


Dear.S weblog-中央左上ずれ

 持ち上げて見てみると、隙間も見えます。



Dear.S weblog-中央左ずれ爪ずれ

 右の石の留まり方からいくと 中央の爪に

噛んでおらず 不安定です。



Dear.S weblog-中央左上ずれ裏面から

 裏面からみても 顕著に、石がずれているがわかります。


 この石の位置だけは どうしても直しておきたいと思いました。



 大切な品ですし できるだけ、触らず 直す部分だけにしようと

思っていたのですが。ここの部分の修正は 先に申し出ておき

作業に入る事にしました。



 石の留め直しと共に 全体の磨きなおしの、依頼も頂いており

先に磨きの作業に入りました。


 先ず 洗浄から… 


 

 っと 洗浄をしてみたところ、、、、

 
Dear.S weblog-1回目洗浄時

 先の3つの他に 更に4つ、石が外れました。

元々 グラついていた箇所です。洗浄した事により 汚れが落ち

爪や石座との間に隙間が出来て 自然に外れました。


 この様に 外れてしまうのには 理由があります。


 下の画像を参考にして頂きたいのですが 本来、この石座は

キューレットと呼ばれる いわゆる、ダイヤモンドカットの様に

下にカットがある石用の石座です。キューレットの部分を石座の

中に入れ 更に2箇所の爪で留める用になっています。


 このブレスレットに使われている石は ターコイズ。この石の殆どは

カボションカットと言って 表面を丸みのある山形にカットされています。

カボションカットの石の裏は 平らで、石座の中に差し込む部分が

無いのです。石座枠の上に、ターコイズがのっている状態で

2箇所の爪のみで留まっているという形になります。

 それと 形自体が、マーキスカットと言う形。楕円で両端が尖っています。

ラグビーボールの様な形。このカボションカットで、マーキス型の石を

留めるなら 全く違う形の石座か、若しくは 最低、4箇所に爪を設ける。

せめて 爪の形を円柱ではなく、『』の様なカギ型を用いると

外れなくなる様に留めれるのですが。


 この留め方では 恐らく、いずれまた しばらく使用されていると

外れるに違いない留め方です。

 最初に画像を送って頂いた時から 変わったデザインだなぁっと

思っていたのですが。通常 あまり用いない留め方になっているから

見かけないデザインだからなんだと わかりました。

 とは言え 形状を変える訳にもいかないので、なるべく外れない様に

留め直そうと思いました。


 そして 更に洗浄作業の続き



Dear.S weblog-石座の内側

 外れた石座の内側 

黒ずんでいたり 白い石鹸カスの様なモノが付着しています。

これは使用されていれば どうしても溜まっていくモノです。

できる限り 新品の時の様に戻したい思いもあって、これらの

汚れに関しても 落としつつ、今付いている石のグラつきも

確認していきました。


 すると…


Dear.S weblog-グラつき確認


 更に2箇所外れました。残るのは 1箇所になりました。

この1箇所は どうやら、接着剤で留めてあるようです。

これなら外れないだろうと思いました。



Dear.S weblog-グラつき確認後の石座

 磨きの比較がし易いかと思う箇所が ここ。

1番右の石座になります。



Dear.S weblog-外した後右1番上面 Dear.S weblog-外した後右1番

 爪の周りの 黄色っぽいモノは、接着剤の残骸です。ですがその他の

白っぽぃのは 汚れになります。石座の内側にも 同じ様に溜まっています。

この汚れは 外側からでは、どうしても取れない部分です。

 こう言った汚れと 金属との化学変化によってのモノで、アレルギーを

起こす場合もあるので、落としておいた方が良いです。


 この段階で 一旦、磨きの作業に入ったのですが。磨きを始めてから

気付きましたが、この品は どうやらメッキをかけていた品だと言う事が

わかりました。だと これから先、お使い頂く場合 今までよりも、色の

クスミや輝きの保持がままならないと言う事を A.A様にもお伝えして

了承頂いて この品を、ロジウムコーティングする事にしました。


 なので 石を全部外し、全パーツを 磨きなおし、鏡面仕上げをしてから

ロジウムコーティングに外注に出しました。


 その間 外した石を磨きました。



Dear.S weblog-石の位置を保持

石の位置を保持。



Dear.S weblog-石磨き

 わかりにくいと思いますが…;; 全部の石を磨きました。




 そして コーティングから返ってきて



Dear.S weblog-ロジウムメッキ全体 Dear.S weblog-メッキパーツ



Dear.S weblog-メッキ後中央パーツ Dear.S weblog-メッキ後右

 どこもかしこも ピカピカキラキラです。 撮っている私の姿が映ってしまう程ですw


Dear.S weblog-外した後右1番 右矢印Dear.S weblog-メッキ後右1番

before                                   after
 一番右の石座も この通りです。内側も キレイになっています。



 石も磨きましたし、今後こそ 石留めをすれば、完成です。





Dear.S weblog-預かり時全体 右矢印Dear.S weblog-石留後全体

お預かり時                                リペア後



Dear.S weblog-外れていた石 右矢印Dear.S weblog-石留後パーツ

お預かり時                                リペア後

 センター部分の左上の石も 爪の位置を直して、しっかりと両端の爪に噛む様に

留めました。


Dear.S weblog-石留後裏面

 裏面から見ても この通りの輝きです。











 無事に 修理が終わって、A.A様の元へ…







Dear.S weblog Dear.S weblog


 A.A様のblogの所から 画像、拝借してきてしまいました。(スミマセン;;)

装着の画像を見てみて 思いましたが。やはり このデザインなら、この

石の留め方の方が よりフェミニンで、キレイなラインを出してくれる様に

なっているとわかりました。 素敵です。


 これからも ご愛用されるとの事です。宝飾品は 使ってこそだと思います。

この様に 大切にしてもらえて、本当に 幸せですよね。そのお手伝いが

出来た事が 何よりうれしいです。



 A.A様 どうも、ありがとうございました。

また 報告が大変!!遅くなりました事 深く、お詫びします。

申し訳ありませんでした。












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