放課後エクスペンダブルズByデッドプー太郎

映画界の最底辺ブロガー。

ハリウッドのアホほど金かかってるけどさっぱりストーリーのない超大作が大好き。

「往年の日曜洋画劇場」のおもしろさをブログで再現!!
を目指しているけど映画ブログの中でも屈指の偏差値の低さを記録中。

淀川長治さん、ごめんなさい。


テーマ:
筋力だけじゃないスライの男道!!
隠れた名作!!
これぞ正しい男の本気の出し方!!

こんばんは、デッドプー太郎です。

生まれてこの方、くすぶり続けている。

今年で30歳になるが何一つ成し遂げていない!!

俺にも10代から20代には「ロックスターとして成功する」という夢があった。
ずっとバンド活動を続けていた。

しかし全く芽が出なかった。

ライブハウスで開場してみれば客は2人、
イベントを打っても100人収容の会場に15人しか集まらず、作ったCDの売上は2枚・・・・・

これはこれで笑える話だが、自分より年が下の人間が次々と成功していく中、チケットノルマがクリア出来ず演奏する度に自腹を切る日々にがっかりしていた・・・・


振り返ってみれば一番のお客さんが多かったのは最初のライブだった高校の文化祭だった。

俺には音楽の才能が致命的にない。

2014年の1月に観客10人未満のライブで演奏したのを最後に音楽活動をやめた。

決して悪い人生ではない。

結婚もしたし、かわいいインコ達に囲まれている。

自分の音楽的才能の限界を悟った頃に始めたこの映画ブログではありがたい事に音楽に比べて反応も頂いているが、いつの間にか今年で30歳。年齢の割に体力はないし、お腹回りの肉が気になってきた。髪はもともと多いのであまり目立っていないが白髪も増えた。

ちくしょう!!俺は何も叶えられちゃいない!!30を目前にしてやってる事はおもちゃを買っていじってるだけじゃないか!!

そんなやさぐれた夜に観た映画がこちら

コップランド [Blu-ray]/ワーナー・ホーム・ビデオ
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ずっとアクションスターとして一線を走り続けてきたスタローンが突然体重を大幅に増やし、中年太りの冴えない保安官を演じた意欲作だ!!

スタローンの意欲とは反対に、案の定「こんなスライはスライじゃない!!」という事でぱっとせず、その後「ロッキー・ザ・ファイナル」で復活するまでの約10年の低迷期の幕開けとも言える「コップランド」。

実際、公開当時「ランボー」「ロッキー」「デモリションマン」で「世界で最も信頼できる男」と思っていたスタローンの最新作という事でわくわくしながら雑誌を開くと映っていたのは「ベトナム帰りのすごい奴」でも「イタリアの種馬」でもない冴えないオッサン。

中学生だった俺にはスライの心意気が理解できず「ウソだと言ってくれ!!(泣)上半身裸でマシンガンを持て!!」と伊藤ハムのCMに出てくれなくなった事も重なり、悲しみにくれたのだった。

その後10年近くが経ち、大学生の頃初めて観た時に「なかなかいい映画じゃない!!」と思っていたが、この年になって観たら「なかなかいい」なんてもんじゃない!!

妙に心に染みて真っ暗なリビングで「今ならスライの気持ちがわかるよ!!あんたはやっぱり最高だ!!」と一人真夜中に目頭を熱くしたのだった。

本作でのスタローンの役回りはニュージャージー州ギャリソン郡の保安官フレディ。

ギャリソン郡は警官ばかり住んでいるので「コップランド」と呼ばれ州で一番犯罪のない街。

フレディ自身NYPDになる事をずっと憧れていたが、若い頃の事故で左耳の聴力に障害があり、採用試験に何度も落ちていた。

仲間はみんなNYPDとなり毎朝橋を渡りニューヨークに仕事へ行く。

それを横目に何の犯罪も起こらない街でフレディは無気力に毎日を過ごし、夜な夜なバーでピンボールをプレイしてはソファでレコードを聴きながら寝る毎日を送っている

この通り今回のスタローンはとことん冴えない。



サンダルを履き、よれよれのシャツとスウェットでピンボールに興じる。

業務中も電話は取らず、交通違反すら取り締まれない。もちろん部下の信頼はゼロだ!!

誰も観たくなかった川沿いでどんよりするスタローン。

俺達凡人以下のボンクラは必ず独りでいたい時に行くMY土手があるものだが、
男のリトマス試験紙が完全に出世コースからはずれ閑職でくすぶっている姿に、今までのスライムービーとは違った意味で涙を誘う。「高校の時いけてるグループは男女混成で班を組んでいたのに、スクールカーストの最底辺で班を組み男だけで京都を観光した俺と一緒じゃん」と。

そんな中、あだ名がスーパーボーイと呼ばれているマレー(マイケル・ラパポート)が判断を誤り無実の黒人を射殺してしまう。

(マレーはハーヴェイ・カイテル演じるコップランドに住む警察の中の有力者レイの甥!!仕事が出来て顔良くおまけにコネもある!!いるよな!!不自由なく内定が取れて20代後半で親の会社に転職しいきなり管理職になる奴!!そんな感じ)

そんな不祥事でも権力者レイは子供をテレビ局に入社させる大物芸能人ばりのパワープレイで事態をもみ消す!!

お金も権力も持ってる警察官、レイ!!。スピード違反も気合で無罪にする男。
隣にいるのはロバート・パトリック!!

T-1000だ!!ヒゲで気づかなかったよ!!

レイが隠ぺい工作をしているのではないかと疑う内部調査官のモーを演じる宮史郎、ではなくロバート・デ・ニーロ!!

それにしてもこの映画はスライといいデ・ニーロといいパトリックといい、どいつもこいつも、中学から高校生上がった瞬間の女子ばりにルックスが変貌している!!

「協力して警察内部の不正を叩きつぶそう!!」というデ・ニーロアプローチにも隣の家にゴミを出すおばはんにすら強く出れないスタローンは生返事するのみ!!

無気力過ぎるスタローンに「
ハリウッドの伊良部」レイ・リオッタ演じるポンコツ警官仲間であるフィッグスも激オコ!!

ここで片耳の聴力を失った事が車ごと橋から川へ転落した少女を助けた際の後遺症だとわかる。そして助けた少女は他の男の嫁に・・・・これ以上泣かせるなよ!!

デ・ニーロの捜査むなしく、何もかもをコネで丸く収めるレイにより捜査も強制中止となる。

ようやくスタローンが失いかけていた正義の心を取り戻した頃、すっかり腐っているデ・ニーロ!!

例え相手がハーヴェイ・カイテルでもかってのようにモヒカンにはせず、すっかりポンコツになったデ・ニーロアプローチ。

がっかりスタローンに追い打ちをかけるように部下も退職を申し出る。

「俺の人生はいつもこんな物か」と思ったかもしれないが、腐ってもイタリアの種馬。

やる気スイッチが入ったスタローンはたった一人でレイの派閥に殴り込みをかける!!

この映画では他のスタローン映画のような派手なアクションはない。
目に映るのは冴えないオッサンだ。

しかし、それだけにこの殴り込みシーンが泣けるのだ!!満身創痍で巨大な権力に挑むスタローンは「男に生まれたからには一度くらい本気を出せ!!」我々に問いかける。

決してランボーやロッキーのようなヒーローではない、しかし凡人だって一歩踏み出す勇気さえあればヒーローになれる・・・・姿形は変われど本質はスタローン映画そのものだ。

他の映画では比較的チンピラ役が多いレイ・リオッタが男気を発揮するのもこれまたグッとくる。

ラストシーン、いつものように川を眺めるスタローンだが冒頭のような暗い影はなく、穏やかな笑顔を見せる。

このように男のやる気スイッチ製造機と言える「コップランド」だが、世間の評価はパッとせず、前述の「ロッキー・ザ・ファイナル」まで不遇の時代が続いた。

頑張ったのに報われない。普通の人間なら腐ってしまうだろう、しかし例え評価されなくとも前に進み続ける大切さを本作とスタローンは教えてくれる。

先日、自分にとって淀川長治さんと同じ位置にいるてらさわホークさんがわざわざ忙しいスケジュールを調整して会ってくださった。「この人みたいな記事を書きたいと思って」ブログを書き続け、ビーパワーハードボイルドを始めた自分にとって夢のような時間だった。ホークさんへの感謝と共に「映画の記事書き続けてよかった」と心の底から思った。

くすぶっている全てのボンクラ達に明日を生きる活力を与える。「コップランド」はそんな映画です。

って今回ちっともボケてない!!

放課後エクスペンダブルズ別館→ホットトイズ、フィギュア、トイガン等の映画関連のグッズ紹介はこちらです。早い話がおっさんのおもちゃいじりです。

デッドプー太郎Twitter→@deadpootarouです。アカウント乗っ取らないでね。


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