山田線休止区間 磯鶏駅 | キマロキさんのブログ

キマロキさんのブログ

 乗り物ネタを中心に、日々の出来事、旅で見たもの、出来事のブログです。

 宮古駅に戻ってきて、どうしようかと考えた時に、山田線に乗ろうかと思いましたが、時間が合わないので、山田線の宮古~釜石間の不通区間を見て行くことにしました。
 ご存知のように、2011年3月11日の東日本大震災による津波の影響で、山田線の宮古~釜石間は大打撃を受けました。
 復旧にあたっては、JR側はバスによるBRT化を進めたかったようですが、BRTとして使用出来る鉄道区間が短く、国道を走る路線バスと所要時間が変わらない、並行路線バスとの競合等で、2度ほど協議しましたが沿線自治体からは、いずれも却下されました。
 で、結果的には、三陸鉄道に合わせて、釜石~宮古間の髙規格レール化、枕木を木材から、PC枕木化、鉄橋の塗装やトンネル修繕などを行い、三陸鉄道に経営移管することになりました。
 昨年3月から着工し、今年の岩手国体までには、宮古~豊間根、釜石~鵜住居(うのすまい)までを先行復旧させ、2018年度に全線復旧の予定です。
 三陸鉄道も南北が繋がれば、便利になりそうです。
 

 
 宮古駅近くの踏切で、左が宮古、右が釜石方です。
 警報機の赤ランプは外され、休止中の看板があります。
 


 ひろ~い場所に、ポツンと佇む磯鶏(そけい)駅の駅舎というか待合室です。
 画像左が釜石、右が宮古方です。
 


 近寄ってみます。板が張り付けてあるのは、入り口ではなく窓のようです。
 ホームは、この画像の右(宮古方)の方向です。
 


 窓の左側には、津波到達高さを示す看板があります。
 コンベックス持ってなかったですが、おおよそ120cmくらいかと思います。
 


 奥が宮古方です。先程の待合室は、このスロープを降りたとこです。
 ホーム中央付近に、こじんまりとした屋根が付いています。
 駅には目立った損傷は見られませんが、周辺の住宅のフェンスなどは、津波でゆがんだままのところもあります。
 津軽石駅に続く