民主党政権が本体工事の建設中止を表明した八ツ場(やんば)ダムの建設予定地、群馬県長野原町の高山欣也町長は2日、鳩山由紀夫首相の辞任表明を受け、「選挙目当てに十分な検証もせずマニフェストを作った結果だ」と感想を述べた。

 高山町長は「自民党との違いを出すため、費用対効果などを考えず性急に建設中止を決めた」と鳩山政権を改めて批判。「公共事業についても冷静な判断で必要性を検討してほしい」と次の政権に注文をつけた。

 水没予定地区の川原湯温泉で飲食店を経営する男性(56)は「朝のニュースを見て、やめて当然だと思った。こうしている間にも、休業する旅館は増え、お客は減っていく。小手先の発言で地元住民を翻弄(ほんろう)する政府にはうんざり。『もういい加減にしてくれ』と言いたい」。

 川原畑地区の区長を務める中島泰さん(61)は「ダム建設中止も単なる国民からの点数稼ぎにすぎなかったのだろう。あまりにも誠意が欠けている。誰が次の総理になっても一緒。ダム建設中止ありきの民主党には何も期待していない」とあきらめ顔だった。

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