妻の為の無農薬栽培 | デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』

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福岡県福岡市博多区中洲に在るbar Day-Breakの店主「おかも」が
お気に入りの酒、音楽、映画、たまに日常の出来事なんかを紹介していきます

奇跡のリンゴ 奇跡のリンゴ('13)


岩木山が日本最大のリンゴ畑を見下ろす青森県中津軽郡
この地で生を受けた木村秋則(阿部サダヲ)は、幼い頃から学生時代にかけて、車やバイク、エレキギターなど機械いじりに夢中になって過ごしていた
高度経済成長によって生み出されたモノの仕組みに対する興味は人一倍で、当然ながら一帯を覆うリンゴ畑や農業への関心はゼロだった
後に、この農業に人生を賭けることになろうとは、学生時代には全く想像できなかった


そんな彼に転機が訪れる
リンゴ農家の娘、木村美栄子(菅野美穂)とお見合い結婚して木村家に入ることになったのだ
農業もリンゴも秋則にとっては初めての経験だったが、苦労しながらも何とか技術を身に付けてゆく


やがて、妻の身体に異変が起きる
リンゴは農薬なしでは生産不可能な果物だったが、その農薬が美栄子の身体を蝕んでいたのだ
繰り返し散布する農薬の影響で皮膚がかぶれ、数日間寝込むこともあった
これをきっかけに、絶対不可能と言われていた「リンゴの無農薬栽培」への挑戦を決意する秋則


美栄子の父、征冶(山崎努)の協力を得て、私財を投げ打って挑戦を続けるが、およそ10年の間、奇跡が起きることはなかった
畑は痩せ、周囲の農家には「カマドケシ(破産者)」と疎まれ、家族は貧困にあえぐ
追い詰められ、自殺を決意した秋則はひとり岩木山を登る…


監督は『アヒルと鴨のコインロッカー』の中村義洋


りんごの花びらが~♪
どうも!福岡市博多区中洲に在る
bar Day-Break(バー デイブレイク) の店主『おかも』です(^_^)


11年にわたる苦悩の末、無農薬によるリンゴ栽培に成功した青森県弘前在住のリンゴ農家、木村秋則の実話を映画化した人間ドラマです
食事もままならない極貧生活にもめげずに奇跡のリンゴを生み出した一家の姿が感動的でした
因みにリンゴは丸かじり派です!(^_^)


★★★☆(5つが最高)


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