2005-04-22

東大生が書いたやさしい株の教科書

テーマ:投資

東大生が書いたやさしい株の教科書

 

入門書の決定版というふれこみで10万部以上売れたという本。

 

たしかに本書は入門書らしく非常に基礎的な事柄から紹介してあるが、記述が浅い、体系だってないという欠点がある。第四章では設問形式をとっているが、ただ ぽん と問題を出されて解説も非常に浅いという状態。

 

これから株を始めようと思っている人で入門書を買おうとしている人には、『3万円ではじめるネット株』のほうがお勧めです。

 

著者: 東京大学Agents
タイトル: 東大生が書いたやさしい株の教科書
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2005-04-19

3万円ではじめるネット株

テーマ:投資

『3万円ではじめるネット株』

 

アマゾンでもよく売れていますが、株入門書としてよくできている本だと思いました。

この本では非常に基礎的なことから解説しているので(株価がどのようにして決まるのかなど丁寧に解説してある)三万円という数字に関わらず、株式投資の入門書として非常におすすめです。

 

ただあくまでも入門書なので、実際運用するには『投資の王道』なども読まないといけません

 

著者: ノマディック
タイトル: 3万円ではじめるネット株―「超」少額投資で株入門!
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2005-04-10

阿部和重『シンセミア(上)』

テーマ:文学

阿部和重『シンセミア(上)』

 

上巻読了。上巻を読み終えて思うところは、まずよく言われるように登場人物が多い。(最初のページに登場人物紹介が載っているので、そんなに読みにくいということはありません。)そして面白いということです。

 

確かにこの小説には屈曲した性表現や暴力シーンが多く、それが嫌いだという人も居ると思いますが、それによって人間の持つ闇の部分・弱い部分、そして限られた人間の集まりによる排他性、閉塞感がリアルに伝わってきて小説の中の世界に引きずりこまれてしまいます。

 

そんな文章の巧さを感じさせる上巻でした。

 

著者: 阿部 和重
タイトル: シンセミア(上)
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2005-04-06

波のうえの魔術師

テーマ:文学

『波のうえの魔術師』 石田衣良

 

最近まわりに石田衣良を読んでる人が多かったので遅ればせながら読んでみました。

 

石田衣良のことはこの本を読む前から知っていたのですが、なんだか流行的テーマを追っかけてるだけなような気がしたので(ブルータワー、アキハバラDEEPしかり)意識的に読まないようにしていたのですが、読んでみると意外にも面白かったので驚きました。

 

石田衣良の文章はさまざまな所で言われているように、村上春樹の影響を受けている(エンジェルの中で、世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドの単行本のピンク色の装丁の話が出てくる。)と感じましたが、それだけではなく同時に現代作家らしい(村上春樹も現代の作家ですが、)独善的表現の匂いも感じました。

 

以下のこの小説の中で僕が一番すきな一節がそれを表しているように思えるのでちょっと引用してみます。

 

 「第一、縮みあがったまま誰ひとりリスクをとろうとしないと、全体のシステムがどんなふうに腐り崩れでいくか、悪いほうの手本は日々目の前にある。どこかの誰かではなく、これを読むあんたやおれが構成する日本国の図体ばかり巨大な経済だ。

 ここでおれからのアドヴァイスをひとつ。あんたも全部が腐ってしまうまえにできるだけでかい肉の固まりを奪っておくといい。どうせ今のままなら、そう遠くない未来に日本の個人資産(丸々と太った千四百兆円!)は外国勢の草刈り場になるだろう。なにせ日本の金融機関には草を刈るほどの力も残っていないのだから。あんたがちょっとくらい肉をもっていっても、誰も文句は言わないはずだ。」

 

これを読んだとき「ああ、そりゃ人気あるわ。」と思いました。格好良いですからね。

 

今度は『ブルータワー』を読んだらまた何か記事を書いてみようと思ってます。いつになるかは分かりませんが。

 

著者: 石田 衣良
タイトル: 波のうえの魔術師
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2005-04-05

かってに改蔵

テーマ:マンガ

かってに改蔵 #26 

 

26巻は2004年9月に出たので、ちと古いですが、久米田康治先生の大作『かってに改蔵』を紹介しないわけには行かないでしょう。

全26巻のうち初期は下ネタの話が大半だったが後半になるにつれ、オタクネタや超ネガティブ路線をひた走り、最終巻では精神世界チックな話に、

また、『かってに改蔵』で忘れてはならないのが、赤松健ネタなんですが、まあ、それは久米田先生VS赤松先生のまとめに詳しいのでそちらをご覧ください。

久米田康治先生といえば、4月からマガジンで『さよなら絶望先生』を連載予定だそうですが、一向に情報がないのは何でなのでしょうかね。

ちなみに、ヤングガンガンの読みきり『いいがかり姉さん』の方はちゃんと予告出てます。あの大人気ヒロインが登場だそうです。たのしみですな。

久米田先生の次回作に期待大です。

著者: 久米田 康冶
タイトル: かってに改蔵 26 (26)
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2005-04-04

哲学の謎

テーマ:哲学
『哲学の謎』 野矢茂樹

 

この本の特徴は哲学の基本的な事項を哲学史という側面からではなく哲学的テーマという切り口で書かれた本である。(『哲学のすすめ』岩崎武雄著と同じような感じ)そのためニーチェの思想とか哲学史に沿ったような内容を求める人にとっては、満足いかないような感想を覚えるかもしれない。

 

内容は1.意識・実在・他者2.記憶と過去3.時の流れ、、、など初心者にも興味のわきやすいテーマを扱っている。

 

個人的には4章の私的体験のテーマが一番興味深かった。この私的体験とは言い換えれば認識論のことで、

「他人の見ている色が自分の見ている色と同じかどうか、自分が赤と呼んでいる色は他人が赤と呼んでいる色と本当に同じ色なのか、君は考えたことはあるだろうか。」

という問いかけで始められ、自分と他人の赤が本当に一致した色なのかという確かめようのない不思議さが哲学チックでとても面白い。

 

野矢茂樹先生は哲学が専門ですが、論理学の本も出されていてこちらも為になる本なので暇があるなら読んで見ましょう。

著者: 野矢 茂樹
タイトル: 哲学の謎
著者: 野矢 茂樹
タイトル: 論理トレーニング101題
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2005-04-03

スクールランブル#8

テーマ:マンガ

スクールランブル#8

先週アニメが涙の(?)最終回を迎えたスクランですが、マンガはまだ続いてます。8巻はアニメ最終回以降の話がほとんどだから、アニメしか見てなかった人は要チェック!個人的には執事ナカムラの活躍に注目です(愛理萌えの自分としては少しショックだったが、、、)

スクランはまだマガジンの連載も続いてるから、どうか8巻以降分もアニメ化を!二期を!

もっとどんなマンガか知りたい人は放蕩オペラハウスさんをチェック。スクラン(天満)への愛がつまってます。(いや、マジで)

著者: 小林 尽
タイトル: School Rumble Vol.8 (8)
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2005-04-03

透明な存在の不透明な悪意

テーマ:社会学

『透明な存在の不透明な悪意』 宮台真司

個人的には宮台真司はあまり好きではないのですが、この本はまともな本だということを聞いたので読んでみました。感想としては、宮台の法律論とかは面白くないけれども、教育論は結構興味深い内容だったということです。

宮台の主張は神戸の少年Aの事例を通じて、普遍的な問題として、少年Aが「透明な存在」となったのを学校化、すなわち「家や地域社会が学校の出店になる」あるいは、「学校的な機能をバックアップすることが、家や地域社会の機能だというふうに自己認識する」という問題点があったと指摘する。そして、地域社会という基盤の欠如という現在の日本社会の現状を鑑みて、その解決方法として、「専業主婦廃止論」を唱えている。この「専業主婦廃止論」は単に、明日からパートに出ましょう。ということを主張しているのではなく、母親が子供との関係において母親であることを前提としながらも、もっと子供から距離を置くべきであるということである。このことによって「子育て(≒子供の教育)に専念するママ」という子供を抑圧しかねない存在を廃止し「透明な存在」という社会問題を解決しようとするものである。

著者: 宮台 真司
タイトル: 透明な存在の不透明な悪意
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2005-04-02

世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド

テーマ:村上春樹

『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』 村上春樹

先日NHKの視点・論点で最近中国、特にプチブルジョワの間での村上春樹の人気について取り上げていた。

中国で、特にプチブルジョワ(小資本家)に村上春樹が人気なのは、中国の中では比較的裕福な階層ではあるものの、同時に小資本家に過ぎないプチブルジョワの社会観、価値観が、村上春樹の斜に構えたような文章とよく合ったというこのようだ。(ちなみに中国では「村上的」という形容詞があり、村上的文章はもちろんのこと、村上的音楽、村上的男子、更には村上的歩き方まであるらしい。村上的歩き方がどんな歩き方であるかは不明である。)

この番組では特に『ノルウェイの森』について触れられていたが、この『ノルウェイの森』と並んで村上春樹の代表作とされるのが『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』である。

この作品は一角獣の住む、高い壁に囲まれた街にやって来た夢読みの「僕」の物語<世界の終わり>と、計算士である「私」と老科学者とその孫娘、記号士、闇くろなどをめぐる<ハードボイルド・ワンダーランド>の二つのパラレルワールドが交互に描かれている。

この作品の面白く、興味深い点は、文章の構成(単に二つのパラレルワールドが交互に描かれているということ)や村上春樹の文章が洗練されたものであるということもさることながら、一番大きな点は二つのパラレルワールドの関係である。二つの<世界の終わり>と<ハードボイルド・ワンダーランド>は、<ハードボイルド・ワンダーランド>が我々が生活する実世界を書いたものであり、対し、<世界の終わり>は老科学者によってヴィジュアライズされ、埋め込まれた「私」の意識の核の世界である。また、前者は不完全な世界であり、後者は、「私」自身の中で完結した、完全な世界として描かれている。このような二つの世界を対称的なものと設定しながら、<世界の終わり>では、在るべき世界の矛盾が存在しないことに気づいた「僕」は自分のこころである「影」と一緒に通常の世界を求め、<世界の終わり>から脱出しようとするなど<世界の終わり>からの<ハードボイルド・ワンダーランド>へのアプローチ、また、その逆向きのアプローチが絶妙であるところが魅力的なのである。

読んでない方はぜひご一読を。

著者: 村上 春樹
タイトル: 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉
著者: 村上 春樹
タイトル: 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉
すでに読んだ方は洋書もどうぞ。(洋書ペーパーバックは二種類出てますが、こっちの方が紙の質が良いです。)

著者: Haruki Murakami, Alfred Birnbaum

タイトル: Hard-Boiled Wonderland and the End of the World: A Novel (Vintage International)

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2005-03-21

はじまる。

テーマ:ブログ
なんとなくブログを開始。
なるべく頻繁に更新することを目標としてやってきます。

いや、無理かも・・
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