『2010/05/21(金) 釣られてしまった...... _| ̄|○』にて購入してしまった
『仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー』の前売り券。
嗚呼やっちまったよ釣られちまったよ.....
_| ̄|○ オノレディケイド!

...というわけ?で、この日時間を作ってさっそくトリロジーの第一エピソードである『EPISODE RED ゼロのスタートゥインクル』を観に行ってきました。

これはTVシリーズでのレギュラーキャラだった仮面ライダーゼロノス・桜井侑斗が主人公。
演ずる“ちゃんなか”こと中村優一くんは、TVシリーズの頃からずーっとずっと「ゼロノスの主演作を作ってください」といい続けてきたほど、この役を愛しています。
そんなちゃんなか、満を持してのゼロノス主演作!だったわけですが...。

私自身は、冒頭からラストシーンまで涙ボロボロでしたが、恐らくこれは賛否両論が強く出る一作だろうなぁ...と思います。
仮面ライダー電王・野上良太郎役が佐藤健くんではなく、(大人の事情で?)溝口琢矢くんが前作より続投している点ではなくて...(←ここにこだわる人がかなりいらっしゃるのも存じております)。

メインで焦点が当たるキャラクターの「誰に感情移入するか」によって、感じる切なさや心の痛みがずいぶんと変わる脚本となっていたからではないかなぁ...と、そんな風に感じました。

ゼロノスファンとしてはどうしても、2007年から見て過去の桜井侑斗(中村くん演じる、通称?「若侑斗」)と野上愛理が結ばれることを望んでしまうのでしょうが、では、(TVシリーズ当時)2007年の現在に生きていた桜井侑斗への愛理さんの想いは?
自分の存在が完全に消滅するとわかっていても「過去と今と未来を守るために、ゼロノスとして戦った2007年の桜井侑斗」と、「愛する人の記憶をなくす、という過酷な現実を受け入れる覚悟と、その現実を思い出した野上愛理」の、時の運行すべてを守ったあまりにも深い愛に、もともと同じ人間とはいえ若侑斗がそう簡単に太刀打ちできるものなのか。
話を動かすのが難しいモチーフだなぁ...と思いました。

脚本はもちろん小林靖子女史だったわけですが、靖子さんが描いたものは
「人の想いは、そう簡単に変わるものではない」
という彼女なりの理念。
そうです、彼女はいつも理念や信念を大切にしてホンを書こうとする人です。

どうしてもゼロノス=桜井侑斗というと、中村くん演ずる若侑斗にばかり感情移入してしまいがちなのですが、冒頭の映像でクローズアップされた
「過去の桜井侑斗」
「(消滅してしまった)現在の桜井侑斗」
「野上愛理」
“自分の恋の最大のライバルが、未来の自分自身”となる、この三角関係は、なんと切ないのか......
と、誰のどこに感情移入して良いやら切なさと複雑な想いとで、そういう意味で全編泣けて泣けてしかたありませんでした。

TVシリーズの空気を取り戻す、というイメージで製作されたとのことで、前作までの劇場版のように派手なゲストや派手なアクションはなりをひそめていましたが、2007年のあの頃の「電王」の空気を、劇場の大きなスクリーンで味わうことができたのは嬉しかったですね。

釣りすぎ!!!!
とはやっぱり思いますけどね..........(苦笑)
(;^ω^)オノレプロデューサー!


で。

劇場がテナントで入っているモールのゲームコーナーでも電王キャンペーンが。
うっかりするとこれにも釣られたくなるので気をつけねば..........(汗)。
$Qingxiangの日々的話話-2010May25MMgamecorner

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