2011-03-09 20:35:59

新着!イタリア新作ヴァイオリン②

テーマ:バイオリンの選び方

おはようございます!



㈱ダ・ヴィンチヴァイオリン 山口保行です。


新着!イタリア新作ヴァイオリン②です。



今回の製作者は

Stefano Trabuchi (ステファノ・トラブッキ)です。



前回同様、経歴などは省略しまして

楽器の見方の続きです。



楽器を知らない方向けに書きましたので

本とは違う言い方かもしれません。

ご理解ください(b^-゜)


ちょっと分かりにくいという方は
前回のブログも是非覗いてくださいね!



まず、スクロール(渦巻き)です。

こちらも大変キレイなつくりです。


ヴァイオリンの先生が経営!弦楽器専門店 ㈱ダ・ヴィンチヴァイオリンの社長ブログ

中央部分の周りも深く掘られていますね。



オールドヴァイオリンの渦巻きを見慣れているので

本当に最近の製作者は皆、上手に思えます。




それと、前回とは違い、この製作者の渦巻きには

黒い縁取りはありませんね。



さて、これからこの楽器の細部を見てみますが

この楽器の良さはなんと言っても




材料です。


良い木目がすべてに使用されています。



もう一度、渦巻きや糸巻きの部分の木目を

ご覧下さい。写真をクリックして大きくすると

分かりやすいです。

(携帯だとちょっと厳しいかな)



ヴァイオリンは表板はスプルースという「松」の種類で

出来ていて、裏板、横板、ネックは、メイプル(かえで)の

種類に属する木材を使用します。


産地や乾燥期間の長さ、によって、値段も異なりますが

なんと言っても木目がキレイな物ほど値段が高いのが通常です。



この楽器は横から見ても、後ろから見ても

木目がばっちり。


糸巻きの裏側も美しいです!


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次は、裏板のコーナーとパフリングです。


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パフリング(楽器の淵にある黒い線の部分)の

材料も良いし、作りも丁寧ですね。



さて、このパフリング線に見えますが、3本の木材を

使用して溝に埋め込んでいるのです。


また、楽器の「淵(ふち)」も平らでなく、多少盛り上がっています。

ここも製作者によって、盛り上がり方(高さや形状)が
違うのです。



そして、ネックの付け根、そう、ボタンです。


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ボタンにも木目が出ています。

この楽器には前回にあった「楔(くさび)」がありません。


製作過程が違うのですね。



そして、よく見ていただきたいのですが

ボタンの終わり部分、ちょうど裏板にかかる

両端が丁寧に深く刻んであります。



ちょっとしたこういう部分も手作り感がありますし

丁寧な仕事として評価されます。




では次に行きましょう。


ボタンの先に見えるのが、ネック、そう左指を置く

指板の裏です。



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ここにもキレイな木目がばっちり入っています。



ここだけ色のついたニスが塗ってありません。

実はネックのこの部分は製作者によってニスを塗る方と

塗らない方がいます。


透明なニスを少しだけ塗る方もいます。


さわり心地が違うので、演奏家によっても好みが

分かれるところです。



さて、次は駒を見ると、


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そう、製作者の焼印がありました!

主張していますね('-^*)/


それと横板。これもメイプルで出来ています。

もちろん木目もばっちり!!



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裏板です。


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言うことありません。

とろけちゃいます。




f字孔です。


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まるで機械で削ったように正確です。



今回はトラブッキ氏が持参した4台から一番良いと

思われる楽器を選びました。



前回、今回の楽器もイタリアのクレモナという場所で

製作された楽器です。分かりにくいとは思いますが

是非、前回の楽器と比較してみてくださいね。



次回は2台の楽器を見比べてニスを見てみましょう!




今日もありがとうございます!


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株式会社ダ・ヴィンチヴァイオリン

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代表取締役 山口保行

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電話/Fax 03-6671-3746

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