新着!イタリア新作ヴァイオリン②
テーマ:バイオリンの選び方おはようございます!
㈱ダ・ヴィンチヴァイオリン 山口保行です。
新着!イタリア新作ヴァイオリン②です。
今回の製作者は
Stefano Trabuchi (ステファノ・トラブッキ)です。
前回同様、経歴などは省略しまして
楽器の見方の続きです。
楽器を知らない方向けに書きましたので
本とは違う言い方かもしれません。
ご理解ください(b^-゜)
ちょっと分かりにくいという方は
前回のブログも是非覗いてくださいね!
まず、スクロール(渦巻き)です。
こちらも大変キレイなつくりです。
中央部分の周りも深く掘られていますね。
オールドヴァイオリンの渦巻きを見慣れているので
本当に最近の製作者は皆、上手に思えます。
それと、前回とは違い、この製作者の渦巻きには
黒い縁取りはありませんね。
さて、これからこの楽器の細部を見てみますが
この楽器の良さはなんと言っても
材料です。
良い木目がすべてに使用されています。
もう一度、渦巻きや糸巻きの部分の木目を
ご覧下さい。写真をクリックして大きくすると
分かりやすいです。
(携帯だとちょっと厳しいかな)
ヴァイオリンは表板はスプルースという「松」の種類で
出来ていて、裏板、横板、ネックは、メイプル(かえで)の
種類に属する木材を使用します。
産地や乾燥期間の長さ、によって、値段も異なりますが
なんと言っても木目がキレイな物ほど値段が高いのが通常です。
この楽器は横から見ても、後ろから見ても
木目がばっちり。
糸巻きの裏側も美しいです!
次は、裏板のコーナーとパフリングです。
パフリング(楽器の淵にある黒い線の部分)の
材料も良いし、作りも丁寧ですね。
さて、このパフリング線に見えますが、3本の木材を
使用して溝に埋め込んでいるのです。
また、楽器の「淵(ふち)」も平らでなく、多少盛り上がっています。
ここも製作者によって、盛り上がり方(高さや形状)が
違うのです。
そして、ネックの付け根、そう、ボタンです。
ボタンにも木目が出ています。
この楽器には前回にあった「楔(くさび)」がありません。
製作過程が違うのですね。
そして、よく見ていただきたいのですが
ボタンの終わり部分、ちょうど裏板にかかる
両端が丁寧に深く刻んであります。
ちょっとしたこういう部分も手作り感がありますし
丁寧な仕事として評価されます。
では次に行きましょう。
ボタンの先に見えるのが、ネック、そう左指を置く
指板の裏です。
ここにもキレイな木目がばっちり入っています。
ここだけ色のついたニスが塗ってありません。
実はネックのこの部分は製作者によってニスを塗る方と
塗らない方がいます。
透明なニスを少しだけ塗る方もいます。
さわり心地が違うので、演奏家によっても好みが
分かれるところです。
さて、次は駒を見ると、
主張していますね('-^*)/
それと横板。これもメイプルで出来ています。
もちろん木目もばっちり!!
裏板です。
言うことありません。
とろけちゃいます。
f字孔です。
まるで機械で削ったように正確です。
今回はトラブッキ氏が持参した4台から一番良いと
思われる楽器を選びました。
前回、今回の楽器もイタリアのクレモナという場所で
製作された楽器です。分かりにくいとは思いますが
是非、前回の楽器と比較してみてくださいね。
次回は2台の楽器を見比べてニスを見てみましょう!
今日もありがとうございます!
「新富町駅」直結!オールドヴァイオリン・弦楽器専門店
Pierre Guillaume の弓なら在庫日本一!
株式会社ダ・ヴィンチヴァイオリン
代表取締役 山口保行
Da Vinci Violin Co.,Ltd
----------------------------
東京都中央区築地1-2-1
レジデンシア銀座イースト204
電話/Fax 03-6671-3746
----------------------------















