2011-03-09 20:31:55

新着!イタリア新作ヴァイオリン①

テーマ:バイオリンの選び方

こんばんは!

㈱ダ・ヴィンチヴァイオリン 山口保行です。




先日入荷しましたイタリア新作ヴァイオリン①の

ご案内です。





製作者は


Fabrizio Portanti(ファブリツィオ・ポルタンティ)

クレモナの製作者です。



彼の経歴などは調べれば分かることですから

ごくごく簡単に楽器の見方やポイントを紹介しましょう。



まず渦巻き、スクロールと言います。


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この製作者に限らず、最近の製作者はコンクールのせいか

まるで機械で彫ったように大変キレイですね。


逆にオールドヴァイオリンの渦巻きには「いびつ」な物も

あり、逆に個性的になっています。



個性的な形状は別として、まず渦巻きは掘りが深く

またきちんと渦が巻いているように見えるか、左右対称か

など、いろいろチェックする部分があります。



「黒の縁取り」は、あのストラディヴァリウスもしていました。

モダンイタリーやフランスの楽器に多く見られます。


黒い線があると引き締まった感じがしますね。



次は裏板。音は別として、「材料費的にも一番高い」ので

製作者の気合いの見せ所です。


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角度を変えて、少し近づきます。


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この裏板は一枚ですね。トラ目もよく出ていて

とっても素敵です。美しい!



よく2枚板とどちらが良いかと聞かれますが、



どちらも良いです。



1枚板だから、こういう音がする・・・というのもありますが

楽器購入の場合は見た目の問題、好みと考える方が

良いと思います。




次は角、コーナーです。


「とがり」具合やパフリングという黒い線の部分の

作り具合を見ます。渦巻き同様、細かい技術の差が

出るところです。


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この部分は尖っていれば良いというわけでもない。

でもすごく繊細さの出る部分ですので新作の場合は

丁寧な方が良いかもしれません。



逆にオールドですと、もっと太く大胆だったりすることも

ありますし、時間の経過で、形状に変化が出ます。

そういうのも「良い味」ですね。




下の写真はネックの付け根、ボタンと呼ばれます。



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よく見ると、ボタン中央の下に

小さな「楔(くさび)」も付いていますね。


これは、裏板を削る時に、木の釘を使って

留めているためです。削りが終わると釘を抜きますから

その釘穴を埋めます。それがこの部分で裏板の

下にもあります。


この楔は手作りの証でもありますが、一方で意味の無い楔や

ペンで書いたような印だけという、どうしようもない楽器もあります。



内部には製作者の焼印がしてありますね。


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駒も製作者の名前が焼印されています。

焼印は最近の傾向ですね。


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他にも、表板の裏、ボタン、エンドピン周り、内部の

ネックブロック、バスバーなどいろいろ場所に

焼印されることがあります。



これは、一種の主張ですね。




さて、表板ですが、全体はさておき、気になるのが

左右のCカーブ、それとf字孔です。


特にf字孔は、技術の差が出ますし、上からの表情

だけでなく、横からもチェックされます。


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本当はたくさん書きたいのですが、細かい薀蓄を

言い出すといつまでも終わらないのでこの辺で・・・。



次回も、もう1台の新作イタリアンをご紹介します。




今日もありがとうございます!



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株式会社ダ・ヴィンチヴァイオリン

http://www.davinci-vn.com

代表取締役 山口保行

yamaguchi@davinci-vn.com


Da Vinci Violin Co.,Ltd
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電話/Fax 03-6671-3746

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