新作「羽ばたくその日まで」 | ダビ・ナタナエル

新作「羽ばたくその日まで」

お久しぶりです!

新作の漫画をKindleで発表しましたので宣伝させていただきます☻


タイトルは

「羽ばたくその日まで」
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表紙はこんな感じです。


今回も、ジェンダーの話です。

ボクは自分が同性愛者だからそういう漫画ばかりが描きたいというわけじゃないんですが

ずっとムズムズして表現してみたかった内容です。

大手のところで「ゲイの話はウケがいい」と言われながら、「ゲイは陽気で楽しくて面白いよね!」という偏見があって、そういう話以外はなかなか描かせてもらえないんだ。


それはそれでしょうがないかもしれないけど、やっぱりずっと気になってて…

今回はKindleの場を借りて

その反対にジェンダーで悩む姿を描きたかったです。

多分LGBTがみんな特に若い頃悩むんです。

自分はみんなとちょっと何かが違うと気づき始める頃には、憂鬱にまで発展する場合も結構あると思います。

その気持ちを見せてみたかったです。


なので、今回は今まで一番暗い漫画かもしれません…!



自分も当事者だから自伝的な要素も少し入ってて、いろいろ思い出しながら描きました。

でもエッセイとは違うんです。

これはリアリティに基づくフィクション作品です。


集英社で出版していただいた「ボクは東京でリアル」では、ゲイライフの面白い面を全開に描いたのです。

それも事実。

でもこの暗い、悩ましい面もぜひ、読んでみてください。

きっと周りの友達やお子さんなど、当事者である人の気持ちがよりわかるかと思います。


そのためにかなり生々しく描いたと思います。


子供の残酷さを持った、大人になろうとしてる若者達。

自分の体を知り、性に目覚める。

競争社会しか知らずに自分を良く見せるために他人をおとす。

そういう人たちに囲まれて育つ、自分の居場所が見つからないアントンの話です。

違和感と性に対してのおぞましさを覚える彼は、毎日学校で自分が違うと思い知らされる。



今後続きも描いていきたいです。


ぜひアントンを見守ってください。


試し読みはこちら。
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興味を持っていただけた方はぜひKindleストアへ。

Kindle端末はもちろん、スマホ、タブレット&PC用のKindleアプリでも読めます。

(Kindle端末だとしばらくキャンペーン中で無料で読めるみたいです!)

よろしくお願いします★

ダビ

追記: ドイツ語バージョンも明日発売なので勉強中の方はぜひそちらも!☻



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