和歌山県白浜町が核のゴミ捨て場になる?!団体賛同募集 3/末日まで (美浜の会) | 脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

星川まり(東京・社会運動部)です。

 

フェイスブック、FoEの満田夏花さんの投稿です。

 

月末〆切で団体賛同を募っています。

 

拡散お願いしたいとのことです。

みなさん転送、転載などお願いします。

 

 

 

          ***

 

 

みなさん、美浜の会の小山です。

温泉観光とパンダの町・和歌山県白浜町が核のゴミ捨て場になる危険が急浮上しています。

そのため、下記趣旨の要望書を4月初めに白浜町長に提出します。

 

白浜町長への要望書

 

温泉観光とパンダの町・白浜町を核のゴミの捨て場にしないよう使用済核燃料の「中間貯蔵施設」は受け入れないとの意思をあらかじめはっきりと表明してください

 

要望書は下記URLの美浜の会ホームページをごらんください。

http://www.jca.apc.org/mihama/nuclear_waste/shirahama_yobo2018.pdf

 

 

 

すでに和歌山県の7団体は2月23日に白浜町長に申し入れをしており、この申し入れはそれと同趣旨で、それに続くものです。

拡散歓迎です。どんどん拡散して賛同団体を集めてください。

第1次締め切りは3月末日です。

賛同団体名と都道府県名を下記に知らせてください。

mihama@jca.apc.org

 

 

★賛同団体は原発反対に限らず、白浜町の温泉・観光とパンダ、豊かな自然環境、熊野古道などに思いを寄せる諸団体なども大いに歓迎します。

 

◆使用済燃料の中間貯蔵施設問題がなぜ、どのように白浜町で急浮上したのでしょう

 白浜町の日置川地域はかつて原発新規立地の候補地でしたが、30年前の町長選挙で反対派町長が誕生したことによりその計画は挫折しました。それでも関電はその土地をずーっと所有し、立地部員2名を常駐させて、様々な活動をしてきました。

 さらに関電とその関連は、最近になって日置川のすぐ東側の土地や港湾施設となる土地を入手し、立地部員も昨年4名に増やしたということです。この人たちは地域への懇切丁寧な世話焼き活動を実に熱心に続けています。

 白浜町長は議会答弁において、高レベル廃棄物の地層処分場は断る意向を示しながら、中間貯蔵施設については反対の姿勢をとらないばかりか、話を聞くつもりであると表明しています。和歌山県知事も同様の姿勢をとっています。

 

 この問題が急浮上したのは、昨年11月23日の関電社長と福井県知事の会見に由来します。そこで福井県知事が、大飯3・4号の再稼働を認めるための条件として、中間貯蔵施設を県外につくるよう要求し、関電社長が2018年中(今年の12月まで)に「計画地点を公表する」と約束したからです。

 京都府はすでに中間貯蔵施設は受け入れないと表明しており、兵庫県北部の3市町も明確に受け入れないとアンケートに答えています。瀬戸内海沿岸の兵庫県と大阪府の市町も受け入れる意向を示したところはありません。

 もし年内に計画地点が公表できなければ、関電は福井県知事への約束を破ったことになり、大飯3・4号再稼働の条件が崩れたことになって、新たな状況が生れることでしょう。

 

 核燃料サイクルはもんじゅの廃炉や六ヶ所再処理工場の行き詰まりなどですでに崩れています。白浜町の問題に即して、中間貯蔵施設は永久の核のゴミ捨て場になること、その性質はすべての使用済燃料貯蔵施設に共通であることを明らかにしていきましょう。使用済燃料の発生を止めること、すなわち原発を止めることがまず第1に重要であることを訴えて運動を広げ、原発と核燃料サイクルを止めるための広範な力をつくり出していきましょう。

 

3月15日 小山英之(美浜の会)