脱原発の日のブログ

12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いを共有した市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)


テーマ:
まさのあつこです。

人事案とは別の件で、原子力規制委員長の会見に行きましたが、その席で、
原子力学会が大飯原発差し止め裁判判決に対して見解を出していること、
http://www.aesj.or.jp/info/pressrelease/PR20140527.pdf

その見解として、
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本会は一昨年から学会を挙げて事故調査に取り組み、本年 3 月、最終報告書を取
り纏め、直接原因のみならず、根本原因まで明らかにしています。
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と書いていることに、他の記者の質問で気づいて、イスから転げおちそうでした。

根本原因まで明らか?はぁ?

驚いてその3か月の報告をググって見てみると、おっとビックリ。
http://www.aesj.or.jp/jikocho/jikochohokoku20140308.pdf
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最終報告書の概要および提言 2014.3.8
日本原子力学会

東京電力福島第一原子力発電所事故に関する調査委員会
委員長 田中 知
=========================

とあるではないですか。事故はまだ続いており、日々「原因不明」の水漏れ事故
が断続しておきているのも関わらず、「直接原因のみならず、根本原因まで明ら
か」という提言をシャアシャアと出す調査委員会。

その委員長を務めていた人が、原子力規制委員になるのは、あまりに恥ずかしい。
腐っています。


この人が規制委員として相応しくない理由をあと二つ持っていますが、
とりいそぎ。

以下、関係箇所の抜粋です。

http://www.nsr.go.jp/kaiken/data/h26fy/20140604sokkiroku.pdf

原子力規制委員会記者会見録
● 日時:平成26 年6月4日(水)
● 場所:原子力規制委員会庁舎 記者会見室
● 対応:田中委員長 他


○記者 共同通信のニイです。
ちょっと持って回った質問なのですけれども、委員長は1F事故の原因、もっと言
えば根本原因について、もう全て究明はされているというお考えをお持ちでしょ
うか。

○田中委員長 全て究明されているとは思っていません。

○記者 それで、本当は先週質問すべきだったと思っているのですけれども、先日
の大飯原発の福井地裁判決に絡んで、判決の中身云々はさておいて、原子力学会
が判決に対するコメントを出しておりまして、その中で1Fの原因、事故の原因、
もっと言えば根本原因は解明されていると断言しているのですけれども、この点
について、委員長も以前学会長を務めておられましたけれども、委員長の見解を
伺いたいのです。

○田中委員長 そもそも原子力学会が何でコメントを出したのか私にはとても理解
できないのですけれども、根本原因が全部解明されているということも、私はそ
こまで言うだけの確信は持っていないですね。何が起こるか分からない、出てく
るか分からないけれども、少しずつ分かってきています。

ただ、大きな原因は大体分かっていますし、それに対する対応を踏まえて新しい
規制基準をつくっているわけですから、そういう意味では分かっているといえば、
それは国会事故調とか政府事故調とか、いろいろな事故調のデータとかいろいろ
なことを踏まえながらやっているわけですから、それはそれでいいと思うのです
が、学会がそこまで言うかどうかということについては私は何も申し上げること
はありません。元会長などと言ったって、別に特にああいう原子力学会の会長と
いうのは、そのときそのときで選ばれていくわけですから、特に何か責任がある
という程ではないと思います。


(略)

○記者 再びフリーランスのマサノです。
先程の原子力学会の件なのですけれども、確認しましたが、実際に根本原因が明
らかになったということが書かれています。委員長は学会にいらっしゃったわけ
ですから、分かると思いますが、こういったことを学会として声明を発表される
と、その学会に属している学生さんを含めて、根本原因を探るための論文を出せ
なくなります。出せない雰囲気が出て、論文審査も非常に通りにくくなるのでは
ないかという心理的な圧迫感を感じるものだと思います。ですので、この学会の
根本原因が明らかになったというのは非常に問題だと思うのですけれども、いか
がお考えでしょうか。

というのは、国会で原子力規制委員会設置法ができたときの附帯決議で「原子力
規制委員会は、安全神話から脱却し、常に安全性の向上を求める安全文化、少数
意見や異論を重んじ、活発な議論が奨励される組織文化を確保しつつその業務の
適正を確保するため、所掌事務に関する評価機関の設置を始めとする必要な措置
を講ずること」云々いろいろありまして、学会といえども文化を醸成するために
は非常に重要ですので、これは学生さんたちの研究にも関わるわけなので、もう
一度、先程よりも踏み込んだ御見解をお願いします。

○田中委員長 学会とか論文のことについては、特に申し上げることはないけれど
も、安全文化の基本については、別に附帯決議ではなくて、私も今日も申し上げ
ていますが、再三、安全文化の基本というのは、きちっと自由に発言して、そう
いう気が付いたことを伸び伸びと発言できるようにしていくというのが基本です。
それが安全文化の基本です。

論文のことで個人的に言えば、別に原子力学会なんかに出す必要はないではない
ですか。世界中にいくらだって学会誌はありますよ。自分で書いて出せばいいで
はないですか、それを通せるだけのものがあれば。私はそうしてきたけれども。
ほとんどの論文は、全部、外国に出しています。

○記者 では、もう1点、すみません。判決に対する見解としてこれは出ているの
ですけれども、委員長は、行政訴訟などで学会の見解をお墨付きとして行政側が
行政の主張を裏付けてくるという、それで勝訴をすることがあるという事実があ
るのですが、そういったことは御存知ですか。

○田中委員長 いや、そんなことは私は全く関係ないので。
○記者 はい。それで結構です。御存知ないということで結構です。

・・・・・・・・・・・・
(Masaさんより関連情報)

原発危機と「東大話法のトリック」安冨 歩

http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/87807f1e9a57bb8abc0eda91101ea449

安全神話の神髄こそが『東大話法』だ。
『原発事故をめぐっては数多くの東大卒業生や関係者が登場し、その大半が同じパターンの欺瞞的な言葉遣いをしていることに気付いたのです。東 大関係者は独 特の話法を用いて人々を自分の都合のよいように巧みに操作しています。言うならば、原発という恐るべきシステムは、この話法によって出現し、 この話法に よって暴走し、この話法によって爆発したのです』

『東大から起きた「原子力ムラ」内部批判』

東大原子力工学の学者の欺瞞が凝縮。事故を矮小化し、反省もせず、国民を欺く姿は悪質。
福島第一原発爆発後、核燃料サイクル、放射性廃棄物が専門で、産官学『原子力ムラ』の中心の日本原子力学会会長の田中知東大教授は、『今 一度、我々は学会 設立の原点である行動指針、倫理規定に立ち返り、己を省みることが必要であります。すなわち、学会員ひとりひとりが、事実を尊重しつつ、 公平・公正な態度 で自らの判断を下すという高い倫理観を持ち、(中略)社会に対して信頼できる情報を発信する等の活動を真摯に行うことができるよう会長と して最大限の努力 を致す所存であります』と原発事故後、高邁かつ誠実な精神を謳い上げた。
しかし田中東大放射線管理部長の『環境放射線対策プロジェクト』が、多数の東大教員から、『まったく信用できない』批判される。
田中教授は原発事故後東大キャンパスの放射線量を調査し同時期の本郷キャンパスと比べ格段に高かったが、柏キャンパスの線量が高い理由 は>『測定値近傍に ある天然石や地質などの影響で、平時でも放射線量率が若干高めになっているところがあります><結論としては少々高めの線量率であること は事実ですが、人 体に影響を与えるレベルではなく、健康になんら問題はないと考えています。』
ところが柏市の高線量『ホットスポット』は文部科学省調査などから明らか。低線量被曝の仮説は、放射線による発がんリスクには放射線量の 閾値はなく、放射線量に比例してリスクが増える。
不正確な『東大話法』に対して、東大人文社会の島薗進教授など東大教員有志(理系より文系が多い)45人で改善要請文を大学側に大学側に提出。
『東大は「放射能の健康被害はない」との立場を明確に示したことになりますが、「健康に影響はない」と断定するのはおかしい。
多様な意見を考慮せず、狭い立場で一方的な情報を出しているとしか思えない。より慎重なリスク評価を排除するのは適切ではありません』
『低線量でもそれに比例したリスクは存在するとした標準的な国際放射線防護委員会(ICRP)モデルに基づいた記述とし、「健康に影響はない」という断定は避ける』など、『東大の原子力ムラ』に対して東大内部から批判が公然化し『健康に影響はない』を削除。
濱田純一総長から『さまざまな角度からの幅広い議論が必要な問題と思いますので、引き続き忌憚のないご意見をいただきたい』『担当者に速やかな検討の指示』の返信。
しかし総長の思いとは裏腹に、田中教授を責任者とするプロジェクト側には、『非を認めて謝るのではなく、単に表現が悪かったので修正した』との姿勢が窺える。
東京電力寄付講座は一部が消滅。
トップを動かしたとはいえ『巧妙に非を認めようとしない言い逃れだ。こうした思考法は「東大話法」という独特のものです』と安冨教授。
放射線の人体への影響について放射線防護の専門家の多くが安全論に傾いたのは、全国の大学で電力会社や原子力産業の資金で研究が進められ たことが背景にある。
『傍観者を決め込む御用学者』
東電との『産学連携』の東大の原子力ムラに関して安冨教授は、
『たとえ東電からカネをもらって研究するにしても、東電ではなく公共に尽くす。そうした研究の独立性をいかに維持するかが重要なのだ。東 電のカネで行って いた過去の東大の研究が、学問としての独立性を保っていたかどうかをきちんと検証する必要があります。独立性がなかったと認められたなら ば、被災者に還元 する。検証をせずズルズル状態のままでは東大の権威と信頼は守れません』
安全神話の神髄こそが『東大話法』だ。
『原発事故をめぐっては数多くの東大卒業生や関係者が登場し、その大半が同じパターンの欺瞞的な言葉遣いをしていることに気付いたので す。東大関係者は独 特の話法を用いて人々を自分の都合のよいように巧みに操作しています。言うならば、原発という恐るべきシステムは、この話法によって出現 し、この話法に よって暴走し、この話法によって爆発したのです』。
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