たんぽぽ舎です。【TMM:No1437】4/28(土) 地震と原発事故情報 | 脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

たんぽぽ舎です。【TMM:No1437】
2012年4月28日(土) 地震と原発事故情報
                               転送歓迎
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★1.5月1日(火)メーデー参加の労働者1万人へ働きかけ
     東電本店前で反原発ビラを配ります。ご協力を! 
★2. 原発の歴史・反原発の歴史講座 第4回:2001-2011年 (報告)
★3.新聞・雑誌から
  ◇ 食品検査 国基準 強制せず  農相、通知の反発受け
◇ 大飯再開反対 福井43%、近畿は52パーセント共に多数
◇ 洛南ユニオン労組 大飯原発再稼動を許すなと県庁行動
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┗■1.5月1日(火)メーデー参加の労働者1万人へ働きかけ
     東電本店前で反原発ビラを配ります。ご協力を! 

 たんぽぽ舎は,10数年にわたって5月1日メーデー参加の労働者に“反原発
に立ち上がろう”の働きかけをしてきました。東電本店前でビラ配り、マイク、
横断幕で今年も例年どおり行います。昨年に続いて多くの方の参加をお願いしま
す。
 10時45分東電本社前集合、11:00から12:00の約1時間の行動です。
 
 なお、できるだけメーデー集会へもご参加下さい。
  ▼メーデー集会 (朝10時-11時)
  ▼デモ行進2コース(11:00-12:00)
     
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┗■2. 原発の歴史・反原発の歴史講座 第4回:2001-2011年 (報告と今後
の日程)
2012年4月25日 たんぽぽ舎 山崎 久隆さんの原発事故の歴史講座が開かれま
した。35名の方が来て下さいました。以下、その要旨(4つの内容と次回のテー
マ)です。

1 1991年2月9日:美浜原発2号機事故→蒸気発生器の細管のギロチン破断事
故。
 一次冷却水が二次側に漏れ、緊急炉心冷却装置作動し、一次冷却水系に自動注
水された事故。
 事故原因:蒸気発生器内部の組み立て不良、伝熱管1本の疲労破断、人為ミス
など。
2 1993年6月15日:福島第二原発3号機事故→制御棒脱落事故
この福島事故を含めて、過去11件も起きている。しかも定期検査中が9件、試運
転中が1機、であり、定期検査中でも安全でないことが証明され、更に女川原発
では起動中8本が抜けた!
 BМWの制御棒は下から挿入する、PМWは重力で落として挿入する、1.8秒
という「速さ」で。しかし地震は上下動、左右動がある。その揺れ動く中で1.8
秒で本当に挿入できるか?
3 2005年8月9日:美浜原発3号機事故:2次系配管破損事故
 5名死亡、6人の重軽傷者
 事故原因:直径55センチの2次系配管の減肉、破損はあったが、定期検査前に
作業者をそこにいさせた関西電力の人命軽視が重大事故にさせた。
 しかし、これと同じ事故が米、サリー原発で86年にすでに起きている。つまり
この事故に学ばなかった関西電力の誤り。
4 JCО臨界事故:日本の原子力事故史上、初めて公衆の被曝を伴う事故。
 事故原因:40リットル均一化注文をJCOにした動燃の責任である。
この時、村上村長は370m圏内を避難区域とした。この距離が不十分であるとはい
え、住民を避難させた事は確か。しかし、2011年の福島原発事故で、政府、東電
は何をした?
 これはあくまで簡単に説明したものなので、もっと深く知りたい、学びたいと
お思いの方はたんぽぽ舎にご連絡下さい。レジメをお送りします。

5 次回からのテーマ
 全国50基の原発をサイト別に分類して,その土地の原発群、地震、津波等を分
析する連続講座です。
(1) 若狭湾岸に並ぶ原発群14基(活断層群を認めざるを得なくなった)
   再稼働はとんでもない!(5月)
(2) 伊方(大飯の次に狙われている)海を挟んだ反対側の上関建設(案)(6月)
(3) 東京電力、柏崎刈羽原発群7基。 (7月)
(4) 大間、六ヶ所。(8月)
(5) 東海原発。(9月)
  第1回は5月23日(水)午後6時45分からです。
  再稼働の焦点・若狭原発群14基を分析します。
  奮ってご参加ください!

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┗■3.新聞・雑誌から

◇ 食品検査 国基準 強制せず
    農相、通知の反発受け
鹿野道彦農相は23日、食品の放射性物質をスーパーや外食業界が自主検査する場
合に国の基準を使って安全性を判断するよう先に通知したことに関して、「いろ
いろな取り組みを否定するものではない。強制力は持たない」と説明した。
農水省が出した通知をめぐっては「国の基準では安心できないという消費者の不
安を解消するため、自主検査せざるを得ない」といった反発の声も上がっていた。
                   (東京新聞 4月23日夕刊より抜粋)

◇ 大飯再開反対 福井43%、近畿は52パーセント共に多数
朝日新聞社は21~22日、福井県と、関西電力の主な電力供給先である近畿地方
(2府4県)でそれぞれ電話による世論調査を行った。それによると、定期検査
で停止中の関電大飯原発(福井県、おおい町)の運転再開について、福井で賛成
36%、反対43%、近畿で賛成29%、反対52%となり、いずれも反対が上
回った。               (朝日新聞 4月24日朝刊より抜粋)

◇ 洛南ユニオン労組
大飯原発再稼動を許すなと県庁行動
「大飯原発再稼働の要請に枝野経産相が福井に来る!」のニュースが4月13日夜
に流れた。翌4月14日福井県庁前には関西各地から約300人が駆けつけ、抗議行動
が展開された。福井県庁は福井城址のお堀に囲まれ、出入り口は橋のかかる3か
所。抗議行動は県庁正面の御本城橋を中心に午後2時前から展開された。
 午後3時頃、枝野経産相が裏口から県庁に入ったとの情報が流れ、抗議行動は
御本城橋を渡って、県庁前広場になだれ込み県庁に向かって抗議のシュプレヒコ
ールを繰り返す。
 県庁前広場の芝生には、停止線のロープがはられ、県職員が見張りに立ってい
たが、抗議のデモ隊は徐々に県庁建物ににじり寄り建物入り口を警備する警官隊
とにらみ合いが続く。
 抗議の代表団を県庁に入れさせるよう粘り強い交渉の結果、午後5時前、3人の
申し入れ代表団が入場し、県に抗議の意思と大飯原発3、4号機再稼動に反対の
意思を伝えた。最終的に枝野経産相はまたもや裏口からこそこそと退出していっ
た。
 5月5日までに大飯原発を再稼動させようという野田政権のもくろみは、破たん
した。今夏再稼動を許さず、廃炉に向けて全国で奮闘しよう!
                     (全労協ニュース第227号)
 
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