オススメ映画『神様のカルテ』
さて、本日は皆様の心の健康のために上映中のオススメ映画をご紹介いたします。
『神様のカルテ』という映画
です。
主演は櫻井翔と宮崎あおいです。
先日深夜のレイトショーで観てきました。
映画を観て久々に感動しました。
非常に感動しました。
ところで私はそう簡単には映画を観て感動したとは言いません。
子供の頃から沢山の映画を観ているからです。
多い時は月に五回は劇場に足を運びます。
ですから、そう簡単に私に『感動した』と言わしめる作品はないものなのです。
面白いとか良かったとか楽しかった、ためになったはあるのですが心から『感動した』、はなかなかありません。
こんな感動は邦画では『おくりびと』以来だと思います。
何が言いたいのか・・・つまり素晴らしい作品だから皆さんに是非劇場に足を運んで観てほしいということです。
私は『おくりびと』を封切り直後に観て絶賛してアカデミー賞を必ず受賞するとべた褒めしましたのですがその予想は的中しました。
『神様のカルテ』は『おくりびと』のようなエンターテイメント性はあまりありませんがじわりじわりと中からにじみ出てくるような優しさと静かな感動を与えてくれるのです。
脚本構成や演出も見事で小津監督のような日本映画ならでは人間描写がきめ細やかに描かれており、黒澤監督のようなリアリズムをも追求した作品(病院の日常風景や患者有り様など)に仕上がっていたと思います。
櫻井翔が演じる主人公は消化器専門の医者で同時に救急救命医として365日24時間対応の激務の医療現場に携わっています。
一方、妻を演じる宮崎あおいはカメラが趣味で風景を撮りに良く一人旅する女性です。
元旅館の下宿屋に夫婦は住んでいますが他の下宿人たちも古い時代の文学青年や画家のようなノスタルジックな雰囲気を出していてなんだか懐かしいのです。
そもそも主人公は夏目漱石が大好きなのですが、どこか『坊ちゃん』を彷彿とさせます。
不思議な人間関係ですが逆にこんな友情が今もあったらいいなぁと思わせます。
夫婦関係も互いに干渉しないようなまるで恋人関係のようでもありますが、しかし実は妻も静かにそっと優しく夫に寄り添い支えています。
末期ガンの患者への対応に葛藤しながらも誠心誠意、真心で患者たちに接してゆく主人公に静かに妻が自然と寄り添って支えてゆく姿が実に美しいのです。
こんな優しい日本映画は久しぶりです。
にじみ出てくるような愛を表現した日本映画が最近実に少なくなってしまいました。
過大な宣伝文句などはすっかり忘れていただき、この映画を素直な心で観てほしいのです。
日本人が大切にしてきたその精神が、この映画にはゆっくりと静かに深く描かれています。
真崎明。
【だるま堂療術院】
http://www.darumado.com/
『神様のカルテ』という映画
です。主演は櫻井翔と宮崎あおいです。
先日深夜のレイトショーで観てきました。
映画を観て久々に感動しました。
非常に感動しました。
ところで私はそう簡単には映画を観て感動したとは言いません。
子供の頃から沢山の映画を観ているからです。
多い時は月に五回は劇場に足を運びます。
ですから、そう簡単に私に『感動した』と言わしめる作品はないものなのです。
面白いとか良かったとか楽しかった、ためになったはあるのですが心から『感動した』、はなかなかありません。
こんな感動は邦画では『おくりびと』以来だと思います。
何が言いたいのか・・・つまり素晴らしい作品だから皆さんに是非劇場に足を運んで観てほしいということです。
私は『おくりびと』を封切り直後に観て絶賛してアカデミー賞を必ず受賞するとべた褒めしましたのですがその予想は的中しました。
『神様のカルテ』は『おくりびと』のようなエンターテイメント性はあまりありませんがじわりじわりと中からにじみ出てくるような優しさと静かな感動を与えてくれるのです。
脚本構成や演出も見事で小津監督のような日本映画ならでは人間描写がきめ細やかに描かれており、黒澤監督のようなリアリズムをも追求した作品(病院の日常風景や患者有り様など)に仕上がっていたと思います。
櫻井翔が演じる主人公は消化器専門の医者で同時に救急救命医として365日24時間対応の激務の医療現場に携わっています。
一方、妻を演じる宮崎あおいはカメラが趣味で風景を撮りに良く一人旅する女性です。
元旅館の下宿屋に夫婦は住んでいますが他の下宿人たちも古い時代の文学青年や画家のようなノスタルジックな雰囲気を出していてなんだか懐かしいのです。
そもそも主人公は夏目漱石が大好きなのですが、どこか『坊ちゃん』を彷彿とさせます。
不思議な人間関係ですが逆にこんな友情が今もあったらいいなぁと思わせます。
夫婦関係も互いに干渉しないようなまるで恋人関係のようでもありますが、しかし実は妻も静かにそっと優しく夫に寄り添い支えています。
末期ガンの患者への対応に葛藤しながらも誠心誠意、真心で患者たちに接してゆく主人公に静かに妻が自然と寄り添って支えてゆく姿が実に美しいのです。
こんな優しい日本映画は久しぶりです。
にじみ出てくるような愛を表現した日本映画が最近実に少なくなってしまいました。
過大な宣伝文句などはすっかり忘れていただき、この映画を素直な心で観てほしいのです。
日本人が大切にしてきたその精神が、この映画にはゆっくりと静かに深く描かれています。
真崎明。
【だるま堂療術院】
http://www.darumado.com/





