だるまんブログ

生きる知恵である陰陽五行についてだるまんと語るブログ。『だるまんの陰陽五行』(三冬社)より発行。

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梅~は咲いたかサクーラはまだかいな♫

ジジ臭いですが、思わずそう歌いたくなる季節です。

空調もままならぬ昔は春は待ち遠しかったでしょう。今でも、春に向けて、梅、桜と自然がうつりかわっていく姿は美しいものです。

写真はウチから見える梅の木です。いつも書斎からながめています。

梅の蕾がつきはじめ、いまや、ほぼ満開です。しかし、梅の季節はまだまだ寒いです。

面白いことに、小鳥たちがたくさん立ち寄っていきます。天気のよい時には、梅の花びらがごそごそと動いて見えます。

そんなときは、かならず小鳥たちが梅の木に集まってきているのです。

「梅に鶯」といいますが、もうすぐ鶯もくるでしょう。窓をあけてその声をじーっと聞いていると、ほんとに風流を感じます。

あー、ますますジジ臭い…

そう思うのですが、じっさいにそろそろジジイなんだから、しょうがない。

 

春は五行では「木」。「木」とはもともと草の伸び始める意味から tree である「木」を象徴させます。植物たちが伸び始めるさまは

昔も今も、「始まり」を感じさせます。だから、五行の要素の中でも「木」を五行の順番始めにもってくるのが伝統的なやり方です。

五行の研究者はたくさん居て、「火」とか「水」とか他の要素を始まりにもってくる方もあるようですが、

上記の理由で「木」を始めにもってくるのが順当な方法だと私は思うのです。

「木」は春で東で若者、すべてが始まる…そんな意味合いなのです。

しかし、同時に「気が上がり」すぎてしまう欠点もあります。ぼんやりとしている梅を眺めている位なら良いのですが、現実を見ることが出来ない位にぼっとしてしまうと、体調も崩してしまいます。「木」は思い、「土」は現実の象徴でもあります。こういった体調不良は、「木」の思いから「土」の現実に行けない様を示します。木剋土(もっこくど…「木」が「土」を負かせてしまう)という関係性でこれを説明します。

思えばこの時期、インフルエンザを高熱を出すことでむりやり、「土」に着地させているのかもしれない…などと思っております。

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ある物語を紹介しましょう。(『ミトラ神学』 東條真人.著 国書刊行会 より要約、一部変更)

 

その谷間には、切り立った断崖があって、そこには人面の大岩がある。それは自然の驚異が作りあげた天然の彫像だ。それは神々しさを秘めた巨人の顔だ。表情は、やさしく、威厳があって、まるで広く暖かい心で全人類を包みこんでくれるかのような暖かさを発しているんだ。

巨人の顔を見上げる人々の中に、小さな男の子アーネストがいた。アーネストはこの巨人の顔にたいへんひきつけられていた。 『あの巨人のような人ってどういう人なのかなあ』と、いつも思っていた。

  アーネストは、すくすくと成長した。ある日、予言が当たるという評判の男がやってきた。アーネストはその男を「巨人のような人」かと期待した。しかし、男は予言に名を借りて人をくいものにするだけの男だった。

別のある日、ある思想家が来た。アーネストは期待したが、自分の頭のよさを自慢するだけのつまらない人間だった。

 ずいぶんたったある時、谷にたぐいまれなる導師と呼ばれる人が来た。彼は精神世界の導師(グル)というふれこみだったが、アーネストには、どうしても巨人の崇高さが感じられなかった。

 こういうことがあっても、アーネストは、あいかわらず額に汗をして働き、深く考え、感じる日々を送り、巨人のようになって人類の幸福に尽くしたいという願いを捨てなかった。アーネストは、いつもあの岩の巨人ならどう考えるだろうか、どう思うだろうかと考えた。この無言の問答をくりかえすうちに、いつのまにか、アーネストは巨人の知恵を学んでいた。

 年月は流れ、もうアーネストは、髪に白いものがまじる老人だ。アーネストは、おだやかで深い思索に富む人間になっていた。

いつのまにか、彼のことばを聞きに遠方からも人が訪ねてくるようになっていた。

 ある日、一人の詩人が彼を訪ねてきた。そのとき、もうアーネストは七十代になっていたのだけれど、詩人が訪ねていくと、アーネストは、長い間にすっかり身についた習慣のとおりに、戸外の岩棚に立って人々に語りかけていた。話に熱の入ったアーネストが顔を上げたとき、その顔の向きが巨人の顔とちょうど同じ向きになった。それを見た詩人は、あることに気づき、さけんだ。

  『みよ、アーネストこそ人面の大岩の生き写しだ!』。

 

これは「何を考えるか」がその人を作っていくという素晴らしい話です。かつてリンカーンが「40歳をすぎたら、その男の顔つきはその人の責任だ」と言ったそうです(『だるまんの陰陽五行』「木」の章参照)。しかし、これは悪用されると、「洗脳」にもなるのです。

五行で言うならば、まず「思い」は現実に着地しようとします。これは「木」から「土」…と言います。単純に思いあぐねるだけのものがだんだんと現実との接点を持とうとするのです。上の話なら、アーネストが人面岩のような人に現実に出会おうとするところです。しかし、なかなか思いは現実にはなりません。失望と期待を繰り返しながら、日々を格闘していく普段の私たちの姿でもあります。

でも、人生にはその次があります。現実からその人なりの個性、霊性をつくりあげていく「水」です。「水」とは思想(思考)でもあります。「木」での雑多な「思い」をもっと純化したもので、練り上げたものが「水」の「思想」です。ここまで来て、はじめてその人の個性になります。上の話なら、アーネスト自身があの人面岩の巨人になったというところです。

 

普段の私たちは「木」から「土」で終わってしまっているのがほとんどで、自分の霊性に無意識的にいると、「水」を育てることができません。この場合、簡単に世間や悪意の他人からの洗脳を受けてしまいます。でも「水」を育てることができると、結局は悪意の洗脳を払い除けて成長することができるのです。アーネストの話はアーネスト(正直)、つまり本当の自分に対して正直を貫くとはどういう意味か…という内容だと理解できるのです。ある意味、「良い洗脳(脳を洗い潔める)」ということかもしれません。

 

写真は、「屋久島の人面岩(http://canyon.air-nifty.com/forest/2012/05/post-237e.html)」から拝借しました。ありがとうございます!

 

なお、明日はだるまん講座が横浜でありますよ!

▶陰陽五行徹底講座  第三弾 「土」の章

 「社会的洗脳のしくみ」  [キーワード]社会、洗脳、ナチス、宣伝、教育

  2018年  2月25日(日) 午前10:00~12:30 (会場9:45)

  6000円(税込み)

会場  崎陽軒本店 貸会議室  6階4号室   〒220-0011 横浜市西区高島2-13-12

  http://www.kiyoken.com/rental/honten/h_access.html

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写真はアップルの伝説のCM「1984」です。「1984」とは、ジョージ・オーウェルの有名な小説「1984年」であり、アップルが「マッキントッシュ」を売りだした記念の年でした。当時のコンピューター界はIBMの一党独裁で、現在のようにマウスを使った体感的なものはまだなく、コマンドを打って用いるのが普通の時代でした。アップルのコンピューターは革新的なもので、革新的であればあるほど、世間ではバカにされていたのです。ジョブス自身はこうも言われたと言っています。「これがマウスだって?じゃあ、チーズはどこだ?」

このCMでは、IBMを独裁者とし、小説「1984年」の世界観をもじって、IBMの奴隷化した人々の中から、それを打ち壊す女性(アップル)が立ち上がる…という内容になっております。

 

監督はあのリドリー・スコット。今や「エイリアン」や「ブレードランナー」の大物監督です。独裁者が支配する「1984年」の世界観はフリッツ・ラングが1927年に製作したサイレント映画「メトロポリス」を元にしているな~と私は思っています。

映像は https://www.youtube.com/watch?v=OH6ZEsYxiT8 で見れます。

 

1984年というと、昭和59年。マイケル・ジャクソンが「スリラー」を出したり、マドンナが「ライク・ア・ヴァージン」をビデオクリップで出したり、映像がひとつひとつの作品としてクローズアップされ始めた時期だったのです。このタイミングにドンピシャ合ったのがこのCMでもあったわけです。

 

ここで問題にしたいのは小説「1984年」の世界観のほうです。独裁者のいうがままに動く人々。一見、ナチスを連想しますが、いまでも通用している永遠のテーマです。政府のいうがままに忖度で動く官僚やマスコミ、実は同じことです。

いつも思うのですが、なぜ人間は権力者の言うがままにしてしまうのでしょうか?しないと何されるかわからないからですよね。

忖度するのも、お金や権力をもらえるからですよね?そんなことをしていて、人々は心が満たされることがあるのでしょうか?

今や、あるものをないといって出世した官僚や、やった悪事をないことにして逃げ回るジャーナリスト…、こんなのばかりです!

あるいは、戦争で、見知らぬ相手を殺すというとんでもないことをしてしまうのも、命令に従っているだけですよね?つい最近も日本の原爆を落としたパイロットの話を読みましたが、「命令だからやった」と言い逃れつつも、両親の呵責に責め続けられているさまは見て取れます。

この肉体を維持している間は、それで自分は安全圏に入って豊かに暮らせたとしても、心から満たされているでしょうか?

 

問題はそこです。「この肉体を維持している間」とは、生きている間…という意味です。もし本当に人生がそこしかないと思っているなら、確かにこの世を安楽に生きれば満足でしょう。しかし、肉体が死んだあとにも世界はあるのだ…ということをフッと思うことすらないのでしょうか?それが理解できたら、権力者のいいなりになって生きるような恐ろしいことは、少なくとも減るのではないでしょうか?

 

この「長いものにまかれろ」的な行き方は五行では、「土」の悪い面…と表現します。「土」というのははっきりと二面性をもっています。

「育むこと」と「腐ること」です。「土」(ど)は土(つち)からでている象徴性なので、土(つち)を見れば「種を育むが、死体を腐らせる」ことから明瞭だと思います。

「長いものにまかれろ」で生きるということは、その中にいればぬくぬくと生きられるので「育まれている」ことです。しかし、そのままで居続けると、彼の心は「腐って」いきます。確かにこの世界、肉体を持った世界では肉体を育む必要があるので「土」は必要です。これは「土」の良い面ですが、反面、その中で思考停止に陥って、上の言いなりになっているのは悪い面です。

上に反発するのがすべてだ!とは言いませんが、すべて言いなりになるのは誤りなのです。自分の魂を進化させる道を選ぶのが大切なことで、五行ではそれを「土」の次への道と言います。「土」から「水」です。

 

「水」とは新たな価値観、個性、霊性です。1984で新機軸を打ち出し、困難を乗り越えて現在の位置まで来たアップルですが、いま現在では、ジョブスも逝ってしまい、会社のあり方は「土」の悪い面に少しずつ犯されつつ在るように見えます。これも時代の流れですが、次なるアップルのような存在は次々出てくるはずです。

私たち一人ひとりが自分の頭で考えて、魂を進化させてほしい…。そう、五行は訴えているのです。

 

今度の日曜(2月25日)は、『だるまんの陰陽五行』「土」の章の解説二回目で、こうした社会的洗脳について、心理学、ゲシュタルト療法の考え方などを交えながら、五行的に考えます。

 

▶陰陽五行徹底講座  第三弾 「土」の章

 「社会的洗脳のしくみ」  [キーワード]社会、洗脳、ナチス、宣伝、教育

  2018年  2月25日(日) 午前10:00~12:30 (会場9:45)

  6000円(税込み)

会場  崎陽軒本店 貸会議室  6階4号室   〒220-0011 横浜市西区高島2-13-12

  http://www.kiyoken.com/rental/honten/h_access.html

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