本光寺住職のダラブログ

これからのお寺は変わらなければ。「人間ダラといわれて一人前」を掲げる住職の、御門徒さんとのふれあいブログ、略して「ダラブロ」


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 45年前、私が高校を卒業した頃に私の恩師が私に贈ってくれた言葉「マコよ、ダラになれ、このダラとは謙虚という意味だ」と。まことに変な先生がいたものですが、恐らくこの時の先生の気持は、やがて僧侶となれば門徒の前ではいつでも上座に座るような立場になる私に対して、不遜な態度をとらない謙虚な人物になって欲しいとの願いをこのダラという言葉で表そうとされたのではなかったのかと思います。更に私が30歳を過ぎた頃、大阪難波別院で声明や儀式作法の指導を受けていた師匠からも、「私たち僧侶には思い違いをしてはいけないことがある。門徒が我々僧侶に頭を下げて下さるのは、それは私にではなく身に付けている袈裟に対して頭を下げているのだ」と。


 何れにしてもこの二人の言葉は「思い上がるなよ」と、僧侶としての日頃の大事な心構えをたしなめて下さったのだと思います。私はこれまでこの二人の言葉を肝に銘じていたからこそ、その都度歪んだ気持になりがちな自分を省みて、身を正すことができたように思います。


 ところで、8年前から小松大谷高校の生徒一人一人に直接私からメッセージカードを贈っています。その数約1,600枚を超えます。このカードは私の名刺の裏に、大切な「三つの気 やる気 根気 負けん気」と書き、夫々一枚一枚に生徒の名前と日付を入れ、落款印を押したものです。当初このことを思いついた時は同じ言葉を何回も書くのが面倒なのでコピーをした物をと考えたのですが、私の次女が「それでは意味がない」と猛反対をするものですから、全て自筆にしました。多分渡しても大半が失ったり、捨てられるだろうと思いつつも続けています。


 でも、以前或るお葬式に出向いた時に、式場の入口ロビーで一人の青年から「理事長!」と呼び止められ、小走りに駆け寄って来て、元気よく挨拶をしてから「僕、これ持っています」とカードを私に差し出し、「今でもこの言葉を大切にしています」と言ってくれました。この時私は満更無駄な事ではなかったようだ、と嬉しい気持になりました。

  

 



住職の口癖

いつも岐路に立たされ、二者択一の連続だ



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