2005-10-28 12:53:59
一杯の小豆粥
テーマ:ブログ
本光寺の朝市は、昨年から毎月第一日曜日の朝6時から凡そ1時間程、寺の境内を開放して開かれました。名付けて“円満市
”と云います。
2002年7月から始めて、当初16店舗から始まった店も回を重ねる毎に増え、現在では45店舗までになりました。早朝にも拘わらず約1000人もの買い物客が寺に押し寄せて、各店から聞こえる客寄せの「安いよ!早い者勝ちだよ!」という掛け声が境内一杯に響く中、開始10数分で完売する店を始め、殆んどの店が完売するなど大変な盛況ぶりでした。
こうした中、私は意外なことに気付きました。それは私の女房の提案で、この朝市で中宮温泉の湯 を使い、小豆粥を300杯振舞ったところ、なんとこれが人気があって長蛇の列ができて、皆おとなしくその列に付き順番を待っているではないですか。
浮浪者の人たちが、食べ物の配給の折に順番待ちで並んでいるのなら兎も角、今日の飽食の時代に、たった一杯のお粥を食べるために、朝の早くから行儀よく列を次いて並んでいる人たちを見て、私の目には意外な、また不思議な光景に写りました。
お粥に使った米でも、寺では普段から古米か古々米などしか無く、小豆にしても左程珍しい物でない筈です。それなのに、この小豆粥は朝市の度毎に振舞いましたが、2・30分程度ですべて無くなって仕舞うのでした。
これは、空き腹にまずい物なし、ということなのか、それとも、寺という特殊の場所だからなのか、私には分かりませんが、少なくとも普通の食堂で粥を出しても人はわざわざ早朝からその度に出かけて来て、店の前に列が出来ることはないことでしょう。
それから、この円満市には津軽三味線演奏もあって、地元奏者の泉原幸治さんが「皆が物を売るのなら、私は音を売りたい」と、小学生のお弟子二人を連れて参加して下さいました。
これも、ユニークな発想で、この円満市には誠に相応しく、寺に訪れた人たちの耳を楽しましてくれました。立派なプロ奏者の方なのに、このようなことを思い付く泉原さんも、円満粥を思い付いた女房のようにダラな方のように思います。
住職の口癖 宗教団体が人を勧誘したり、訪問販売をし出すと、怪しいな。
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2002年7月から始めて、当初16店舗から始まった店も回を重ねる毎に増え、現在では45店舗までになりました。早朝にも拘わらず約1000人もの買い物客が寺に押し寄せて、各店から聞こえる客寄せの「安いよ!早い者勝ちだよ!」という掛け声が境内一杯に響く中、開始10数分で完売する店を始め、殆んどの店が完売するなど大変な盛況ぶりでした。
こうした中、私は意外なことに気付きました。それは私の女房の提案で、この朝市で中宮温泉の湯 を使い、小豆粥を300杯振舞ったところ、なんとこれが人気があって長蛇の列ができて、皆おとなしくその列に付き順番を待っているではないですか。
浮浪者の人たちが、食べ物の配給の折に順番待ちで並んでいるのなら兎も角、今日の飽食の時代に、たった一杯のお粥を食べるために、朝の早くから行儀よく列を次いて並んでいる人たちを見て、私の目には意外な、また不思議な光景に写りました。
お粥に使った米でも、寺では普段から古米か古々米などしか無く、小豆にしても左程珍しい物でない筈です。それなのに、この小豆粥は朝市の度毎に振舞いましたが、2・30分程度ですべて無くなって仕舞うのでした。
これは、空き腹にまずい物なし、ということなのか、それとも、寺という特殊の場所だからなのか、私には分かりませんが、少なくとも普通の食堂で粥を出しても人はわざわざ早朝からその度に出かけて来て、店の前に列が出来ることはないことでしょう。
それから、この円満市には津軽三味線演奏もあって、地元奏者の泉原幸治さんが「皆が物を売るのなら、私は音を売りたい」と、小学生のお弟子二人を連れて参加して下さいました。
これも、ユニークな発想で、この円満市には誠に相応しく、寺に訪れた人たちの耳を楽しましてくれました。立派なプロ奏者の方なのに、このようなことを思い付く泉原さんも、円満粥を思い付いた女房のようにダラな方のように思います。
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