ブログパーツ(被リンク) ブログパーツ
2008-09-26 12:12:05

これぞケータイ小説の新フォーマット?「あたし彼女」

テーマ:書評
第3回日本ケータイ小説大賞:あたし彼女

計429ページのケータイ小説
AutoPagerize がなければ読みきれなかったと確信している。
あったのでさくっと読めた。30分くらい?(PgDn押しっぱなしでもこのくらいかかった)

429ページあるものの、1ページの文字数は非常に少ないのであっさり読みきれる。
文体はまるで詩かポエムか、と思えるほど単語でぶつ切り、大量の改行。
その思いっきりのよさに感服。
携帯では横幅が制限されているので、おそらくは計算ずくだが。

文書の折り返しというやつは作家の個性なのだが、ネットでは環境によって折り返しがずれることはよくある。
それを嫌がったのか、それとも偶然なのかはわからないが、すべての閲覧者におなじ文章を読ませることに成功している。
そういった部分にセンスを感じる。

内容はごく平凡だがそれを読ませる力を持っていることは確か。

問題は「本を読んでないだろうな」と感じさせること。
彼氏である「トモ」の文章になったとたんに非常に胡散臭くなった。

主人公のアキはケータイ小説によくあるビッチ(笑)女で文体とよくあっているのだが、31歳で常務というバリバリサラリーマンに文章をあわせる力量は待っていなかったようだ。
がんばって文体を変えているが、
「もぉ」
だとか男は文章に書きませんw

だいたい営業サボってたら常務になれるわけねーだろw(しかも部下にばれてる)
あ、誤植見っけw(トモ編10ページ目「仕事すれよ」)

まあそもそもトモ編が完全に蛇足なわけだが。


結構ほめたが内容は特別面白いものではない。
ただ、その面白くないものを読ませる文章にできる人がケータイ小説の分野に現れたというのがなかなか興味深かった。

そろそろケータイ小説もなめられないものになってきているようだ。

追記
書き忘れてたけど
本にすべきではないと思う。
本になったら間違いなく読みにくい。
これはケータイで読むからありなだけですw
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

amazonレビューが楽しみだw

おまけ
ケータイ小説では「ぱーぷる」 86歳瀬戸内寂聴さん衝撃告白 - MSN産経ニュース
吹いたw
アクティブなバーサンだな。
なぜはやっているのかを分析する必要があるのは同感。

夏の終り (新潮文庫)/瀬戸内 寂聴
¥420
Amazon.co.jp

これ書いた人がこれ(あしたの虹)を 書いたのかw
さすがにおもしろい。なんで賞に選ばれなかったのか。反則だからかw
AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2007-06-04 21:32:43

原作既読者へのサービス? ノベライズ版「ぼくらの」

テーマ:書評

最近アニメ化された鬱漫画「ぼくらの」が、メディアミックスでさらに小説化!人生は絶望だ!コウです。


もうかってよろしいですなあ~w


ぼくらの~alternative 1 (1)/大樹 連司; 鬼頭 莫宏
¥630
Amazon.co.jp





解説(wikipediaから引用および小説版に修正)

夏休みに、自然学習学校で海へやってきた少年少女15人は、磯辺で戯れている最中、槙島摩耶子(まきしままやこ)と名乗る少女に出会う。槙島摩耶子は子供達に「地球を守るゲームをしない」と子供達を誘う。

ゲームの内容は、「無敵の巨大ロボットを操縦し、地球を襲う15体の巨大な敵を倒して地球を守る」というもの。コンピュータゲームだと思った子供達は、槙島摩耶子と契約を結ぶ。

そして、帰路の客船で子供達は、黒く巨大なロボットを目撃する。ここから少年たちの物語が始まる。

戦闘を重ねるにつれ、彼らは戦いの真の意味を知ることになる。



原作者、鬼頭莫宏(きとうもひろ)先生は、非常にシリアスで絶望的な漫画を得意としておりこれはそのうちのひとつ。

ちなみに、先生の代表作「なるたる」の鬱マンガっぷりは異常。あれは危険。


著者の大樹連司(おおきれんじ)はデータが見つからず。新人でしょうか?(1982年生まれということくらい)


えー、原作の漫画「ぼくらの」ですが

物語のコンセプトはジョージ秋山の漫画『ザ・ムーン』に範をとったもの(wikipedia

ということで、第1巻の帯にジョージ秋山のコメントがあるので本人了承の上でのオマージュ作品です。ま、普通許可取るけど。


そして本作は、それを基にした話でかなり原作に忠実。でも原作の鬼頭先生はあとがきを見る限り、特に口出しはしてない模様。

というか明らかに、出来上がった作品を見てはしゃいでる模様。

原作のよき理解者に書いてもらえるってのは幸せですねw




当然原作に忠実とはいってもまったく同じ世界ではなく、微妙にずれたパラレルワールドになっております。


第1巻である本作では原作でも操縦者であったカコのほかに、車椅子少女コズエ、原作での操縦者モジの思い人ツバサがロボットを操縦します。

このうちツバサ編は明らかに原作既読者へのサービスかと思われます。いやなサービスだけれども。読めばわかる。

ほかの二つも原作を読んでいる人にしかわからないネタが入っているため、原作既読のほうがいいかも。

もちろん「小説→マンガ」という読み方でもOKですが。


リンク部分が結構面白いため読むなら両方読んだほうがいい。あくまで「読むなら」だけど。



プロローグ~教師


原作とほぼ流れは同じだが、原作での解説者コエムシ以外に槙島摩耶子が追加されている。かなり謎が多い人物でコエムシが「お嬢様」と発言していることからかなりお偉いさんであると思われる。

コエムシの性格がかなりやわらかくなってるのは何ででしょう?



コズエ


自分はかなりこれ好き。

日本のことなかれ主義は、実際こんな風に未来にも差別を持ち越してしまうんだろうなと痛感。腫れ物を触るような対応じゃあ、差別は消えないのを理解しなけりゃなるまい。

ワクがすごくいいやつです。ほんとうに・・・



カコ

まだ、ネタばらしされてないので異様にハイテンションなカコ。うぜえw

キリエGOODJOB!



ツバサ

まあ、こうなるよね・・・

モジは純粋なやつだなあ。良くも悪くも。



全体としての感想

なかなかいいです。

原作をよくわかってるのが何よりいいです。


マイナス点としては、弟が言っていましたが「表現が稚拙」。たしかに原作と比べるとちょっと落ちるか。

しかしこれはこの作品が「ライトノベル」であることを考えれば仕方のないことであるので、あまりマイナスではないと思います。

ライトノベルはライト、つまり「軽い」ものであるので、難解な表現をあまり使うわけにはいかないですので。内容重いけど。

それに、マンガと違いビジュアルでの補足がほとんどできませんから、どうしても説明が冗長になってしまうのでしょう。


ちなみに自分がわからなかったのは「埒外」くらい。これも文脈から判断できますので問題ないです。


と、ここまで書いて「そういやあの辺読みにくかったな」と思い出した。こればっかりは筆者の文章力不足でしょう。今後の成長に期待でしょうか?




結論

まあまあ。100点満点で60くらい。可。

こっちのみ読んだ人はマンガ版も読もう。

マンガ版は優。

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

ちなみにアニメはそれなり。あくまでそれなり。

マンガを読んだ人には表現がゆるくなってるのでがっかりするかも。

特にチズ編は・・・


マンガ版はこちら


ぼくらの 1 (1)/鬼頭 莫宏
¥590
Amazon.co.jp


ぼくらの 2 (2)/鬼頭 莫宏
¥590
Amazon.co.jp


ぼくらの 3 (3)/鬼頭 莫宏
¥590
Amazon.co.jp


ぼくらの 4 (4)/鬼頭 莫宏
¥590
Amazon.co.jp


ぼくらの 5 (5)/鬼頭 莫宏
¥590
Amazon.co.jp


ぼくらの 6 (6)/鬼頭 莫宏
¥590
Amazon.co.jp

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。