結婚式 写真

先日関東でも大雨に見舞われました、
そんな中、目黒で結婚式を撮影していたときのこと、
乾杯の直後、お食事を食べようと舌、じゃなかった食べようとした瞬間に、
会場が真っ暗になりました。

会場の外は雷と豪雨、どうやら停電のようです。
地下の会場なので非常口の緑の灯りだけが会場を灯しています。

暗くなって「うわっ」「なになに?」「演出?」とザワザワする披露宴会場。
灯りは無いかとスタッフが暗い中バックヤードに向かい何かを探しているのがわかります。
司会者さんもマイクの電源が切れてしまったため、
大きな声で「落ち着いて下さい、いま灯りを用意しております」「落ち着いて下さい!」
と皆様を落ち着けようとしますが、暗闇で大声で落ち着いてと言われるより、
せっかくの暗闇ですので、稲川淳二さん的な何かが欲しかったです(‘A`)

携帯電話の待ち受け画面の灯りが会場を包みますが、
あまり長時間ついていないのと、照度がないので暗闇の蛍と言った状態です。

そんな時間が数分ぐらい過ぎたでしょうか、
少しは目が慣れてきて、自分の足下やゲストがどの場所にいらっしゃるか、
わかるようになってきました。
ゲストの中には「灯り!灯りは無いの?」という声に、
闇鍋的な何かを楽しんでいるのか、黙々とお食事を続ける方もいらしたり。
なぜか隣のおじさまのきらびやかな頭頂部を見続ける人もいたり。

僕も歩いて、会場の隅に隠してあるカメラバッグまでやってきました。
実はカメラバッグの中に、
コンサートで使うようなサイリウムをカメラバックに潜ましてあります。
パーティーグッズ店でこんな事もあろうかと、ダンディ坂野さんの様にゲッツしてきたものです。
ポキッと折ると、30分ぐらいは明るいのです。

あたりを照らすほどの明るさはありませんが、
光があるだけで人は落ち着くもの。
東日本大震災の時から、万が一の時用に何本か携帯しています。

新郎新婦や各テーブルにお配りして、皆様の安心する顔をみて僕も安心です。
スタッフさんがバックヤードからキャンドルを大量に用意してきました。
キャンドルの灯りとサイリウムの白い光、こういう中での撮影もおもしろいなと、
新郎新婦のテーブルに向かうと、電気が復活しました。
安堵の声が会場から上がりますが、
僕はそんなあたたかな光の照明化で撮影することが出来なく若干悔やみました、
が会場の皆さんが安心する顔の方がいいなと言い聞かせ撮影再開です。

そんな時バックヤードからコアントローとライターを持ったスタッフが急ぎ足で出てきました。
明るくなっているのを見ると、足早にバックヤードに戻りました。
僕の大好きなシェフ大泉(水曜どうでしょう)のようにフランベでもしようとしたのでしょうかね。

停電はハプニングではありましたが、
明るさの中、突然暗くなり、暗闇が続くけど、また明るくなり笑顔が戻ってくる。

人生も山あり谷ありモハメドアリ(‘A`)

人は生きていくうちに楽しいこともあればつらいこともあります。
空をも歩き回れそうな楽しい時もあれば、
目の前が真っ暗になるようなショッキングなこともあります。
でも、最後には笑顔になれるものです。

光に灯された披露宴が突如停電で暗くなり、また明るくなる。
明るくなって喜ぶゲストの皆様。
そんな状況を見ていたら、
披露宴の短い時間の中でそんな人生観が縮図になっていたのかななんて感じました。
僕の考えすぎかもしれませんけどね。

ところで「クラヤ三星堂」さんという会社があるのですが、
僕はずっと「クラヤミ星堂」さんと思っていました。
暗闇の中の星の堂だなんて詩人だなと思っていました(‘A`)

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