センター街バーニング

作詞:嶽本野ばら
作曲:Joe Strummer/Mick Jones/Paul Simonon/Topper Headon

*「LONDON’S BURNING」で歌ってほしい。

センター街 バーニング!

(ジャカジャカジャジャー・ジャン)

センター街では チョベリバグ
プリクラ撮ります 厚底で
地元で覚えた パラパラを
サークルみんなで 踊ります

渋谷にいるけど 埼玉だ
帰りの終電 気にします
意外と貞操 固いです
先輩立てます 縦社会

浜崎あゆみに なれません
お金はあんまし ありません
持ってるアルバは バッタもの
それでも楽しく 踊ります

渋谷にいるけど 埼玉だ
eggに載ったら 威張れます
エロ本出してる 出版社
敷居が高いよ 109(ワン・オー・ナイン)

なんで黒いと 問われたら
なんで黒いか 解りません
親には迷惑 かけません
そのうち地元で 嫁ぎます

渋谷にいるけど 埼玉だ
クラブになんて いきません
ラジカセだけで 踊れます
ヒップでホップな パラパラを

センター街 バーニング!

(ジャカジャカジャジャー・ジャン)

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新曲(割とパンクっぽい)

テーマ:
Bookshelf

作詞:嶽本野ばら
作曲:マーク・ボラン
演奏:多分、T.Rex

お前の部屋の片隅を
俺の本で満たしてくれ

お前の本棚の半分を
俺の著作で一杯にしておくれ

お前のLibraryを
お前のarchiveを
俺の思想で支配する

お前のOrgone boxを
お前のOrigin-Bentohを
俺のオカズで一杯にする

お前を上書きしてしまいたいのさ

overwrite
append
I want to insert me to you

お前のノートの片隅に
俺の言葉を書き込んでくれ

お前の語録の半分を
俺の知識で彩らせておくれ

お前のlost humanに
お前の失格した人間に
俺の味噌汁をぶっかける

お前に感染してしまいたいのさ

overwrite
append
I want to insert me to you

ブックファーストは今日も土砂降り

overwrite
append
I want to insert me to you

ヴィレッッジヴァンガードは明日もカルナバル

overwrite
append
I want to insert me to you

駅の本屋は自己啓発のワザリングハイツ

俺の本なぞ売ってはくれねぇ……

駅の本屋は自己啓発のワザリングハイツ

俺の本なぞ売ってはくれねぇ……



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画家

テーマ:
そういえば
去年、京都に戻った折、
家にいるばかりでは
つまらないだろう
気晴らしに絵でも描きに行けばいいと
母からいわれたので
わざわざ五条の画材屋まで色鉛筆を買いに行ったものの
結局、変なチラシを作るのに
使うくらいもので
ちゃんと絵なんぞ描いていなかった

一応、表向きは
病院にも通っているのだし
療養中なのだ
療養中の人がすることと
いえば
リハビリに絵を描くことだ

思い、
紙と色鉛筆とペンなぞを
持ち、近所の公園に
行ったのである。

そして公園の景色
(小さな滝のようなものだが)
を描いていたのであるが
しばらくすると
下校時間に重なったのか
小学生がぞろぞろやってきた。

「何してるの?」
「絵を描く人?」
「いや、趣味で」
「アートや! アートや!」
「すごいなぁ。アートや」

小学三、四年生くらいだと思う。
ランドセルな女子が
むちゃくちゃ、フランクに話しかけてくる。

最初は三、四名くらいだったのだが
何か、そのうち十名くらいの
女子児童に
取り囲まれた。

前に立ちやがるので
絵が描けない。

というか、
見ず知らずの児童に
話し掛けられると
こちらが困るのだ。
大人が観たら
ロリコンが猥褻なことを
企んで何かしでかしていると
勘ぐられるではないか。

通報されて、警察に来られたら
執行猶予中、
実質、無職の身である。
怪しいことこの上ない。
それにキチンとした写生なら
ともかくフォーブな絵を描いているもので
絵を観せても余計、不審なだけである。


早くどっかいってくれー!
思いつつ、しかし
帰れともいえない。
暫くしたら大部分は
帰って行ったが
最初に僕に眼をつけた
三人の女子児童が帰らない。

児童は訳の解らない事を訊く。

「男なん? 女なん?」
「僕のこと?」
「そう」
「男」
「へー」

ベースボールキャップを被って
ジャージ姿なのだから
どこから観ても男じゃろ。
思うのだが
「どっちか解らんー!」
・・・・のだそうだ。

一人が
僕の持っていた
ペンケースがラブライブ、にこちゃん
のものであるのをめざとく見つけ
「にこちゃんやー! 好きなん?」

訊く。

仕方ないから、
好きだというと
「私も好きー!」
更に関心を示されてしまった。

「にこちゃんは描けへんの?」
いうので
別の紙ににこちゃんの
テキトーな似顔絵を描く。

「下手くそー。私の方が上手い」

どうも自分も描きたくなったようである。
なので、紙をあげた。
色鉛筆も貸すことにした。

もう一人の児童も欲しがったので
やっぱり紙をあげた。

暫く三人で公園にしゃがみ込み
絵を描いていた。
いや、三人で絵を描いていたのではない。
児童が勝手に参加していた。
黒で塗りたいのに
二人の児童が黒を使いたがるので
僕は黒がなかなか使えなくて、
困った。






自分達が絵を描き終わると
ようやく満足したのか
児童は、帰って行った。
そして、描いた絵をくれた。
いなくなったので
また一人で公園で絵の続きを描いた。




そして出来上がったので、次の場所に移動した。
児童のいない、こなさそうなところに移り
次の絵を仕上げて、帰宅した。

そんな本日である。
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