嶽本野ばらのブログ

僕と契約してアメンバーになってよ。


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新作を書き終えて暫くしたら
精神の調子がすこぶる悪くなった。

嘔吐、全てのことに関して
ネガテイヴな感情が支配する。

その感情からの恐怖はとても恐ろしく
もう自分は再生不可能なのだという心理から
逃れられない。

このまま気が違ってしまうのだろうか。

ネガティヴな感情は文字となって
頭の中にうごめく。
たかが文字なのだから恐くないと思えば思う程に
その文字の支配は巨大化していく。
自分を苦しめるそれが、しかし、一体、何と書かれて
いるのかを僕は知らない。
読めば、今以上にその文字のいう通りになってしまう。
そのことだけは確実だ。

長い恐怖におののきながら、やがて
その文字は言葉ではないのではないかと思う。
文字にみえるがイメージでしかなく
そこに書かれている文字なぞない。

そう思うと、恐怖心が少し緩まった。

昨日は医者に罹れなかった。
不安が強過ぎて、病院に辿り着いついたが
話が出来ず、帰ってきてしまった。
今日、また病院に行った。
どうにか、主治医に自分の状態を話すことが出来た。

医師は薬を飲んでみないかという。
極限状態の緊張感が貴方を支配している。
これは少しの薬で治る。
恐怖が出そうだと思ったら飲みなさい。
恐らく職業病のようなものだ。
統計的に貴方のような症状は作家に多くみられる。
ドストエフスキーも同じだったと思われる。
余りに桁外れな集中力の持続が貴方を緊張させ
おぞましい不安へと導くのだ。

医師よりもらった頓服を飲むと
恐怖心や不安感が一定レベルまで下がった。

書かなければいいということなのだろうか。
よく解らない。
しかし書かなければもっと非道くなる予感はある。
ようやくパソコンに向かえた僕は
出来上がった中編をプリントアウトした。

読み直し、校正を入れ
今月中には完成させたい。




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実は、騒いでいる程に僕は「ラブライブ!」信者ではありません。
好きだけども、ラブライバーではない。

なのに何故、大騒ぎするのかというと
「ラブライブ!」が打ち出したスクールアイドルという存在が
琴線に触れたのです。

僕は「もえいぬ」で増殖していくAKBに就いて

各都道府県にAKBがある。どこの中学、高校にも彼女達がいる。

そんな未来がくることを希望すると書きました。
(この時はまだチーム8はない)
その時、僕の頭の中にはこの、スクールアイドルが、あった。
アイドルが一生続けられるものでないことは
アイドルである(あろうとする)少女達自身が一番よく知っています。

しかし仕事としてアイドルになったからには
利潤を追求することを求められるし
アイドルを経た後も芸能界でどう生き残っていくかを
考えなければなりません。

ならば、アイドルは二極化するのが理想なのではないかと
思ったのです。
商業アイドルと、部活のような期間限定のアイドル。
プロ野球と高校野球のようなものです。


この部活のようなアイドルが「ラブライブ!」において
打ち出されたスクールアイドルでした。
「アイドルマスター」は二次元であるにせよ
商業アイドルとして頑張る少女達の物語でした。

その後、「ラブライブ!」がスクールアイドルという
ジャンルを開発した。

劇場版「ラブライブ!」には余り期待を寄せていませんでした。
しかし、自分の理想を具現化してくれた作品の完結編は
見届けておかねばならないだろうと映画館に足を運びました。

映画は途中までとても不安でした。
何故なら、本編ではμ’sはこの9名だからμ’s
3年生が抜けてしまえばそれは自分達のμ’sでないと
3年の卒業と共に活動をやめることを決定していたことが
様々な事情により覆されるような流れが示唆されていたからです。

穂乃果は活動をやめるか継続させるかで苦悩する。
流れとしては、やっぱり私はアイドルが好き、歌が好き
だからμ’sは終わってしまうけれど、私は歌い続けたい
と心の成長を遂げさせていくのが妥当です。

しかしそこを見事に「ラブライブ!」は裏切ってくれました。
「限られた時間の中で精一杯輝こうとするスクールアイドルが好き」
と、予定通りμ’sは3年生の卒業をもって活動をやめることを宣言するのです。

僕がずっと少年ではなく少女の生き方にこだわってきたのは
少女という存在が限定された、有限の時間しか持たないからです。

少年が大人になる予備軍として
少年という時間と大人になる時間に
連続性をもたせられるのに対し
少女は大人になる時、少女という時間から脱出しなければならない。
全ての少女は少女として時間を止めるか否かの選択を迫られる。
だからこそ少女世界は美しい。
限りある時間だからこその永遠性を持つ。

このことは「それいぬ」に書いてあります。

(遅蒔きながらμ’sが9名なのは野球は9名というメタファーであるのを知る)

劇場版「ラブライブ!」は
いきなし海外にいってしまうなど
劇場版「けいおん!」を彷彿させます。

「けいおん!」の本編は放課後ティータイムのメンバーが
高校を卒業した後も結局、離ればなれになりたくなくて
同じ大学に進むというとんでもない結末が
実にゆとり的だったが故に感動しました。

が、僕達は薄々、気が付いていました。
同じ大学に進学したはいいものの
環境が変わっていく中、
唯、澪、律、紬が夏の終わり頃には
疎遠になっていくであろうことを。

きっと、最初に仲間を離脱するのは唯なのです。
コンパなぞで浮かれ、大学で知り合った先輩と恋仲になり
恋愛にうつつをぬかして、澪達と余り逢わなくなっていくのです。
お調子者の唯ですから、そうなるに決まっているのです。

ですからやはり「けいおん!」も、少女世界が有限である
ことをサジェストしています。

僕は「ラブライブ!」でμ’sが卒業をもって活動をやめることは
「けいおん!」で何れ、放課後ティータイムも自然消滅する
ことを踏まえたものであると思います。


大袈裟かもしれませんが
「限られた時間の中で精一杯輝こうとするスクールアイドル」
というのは、僕達が“生”を何故、大切にしなければならないのか
の答えとも重なるのではないでしょうか。

“生”——命は、有限です。
“種”としての“生”は交配によって無限に継続していきます。
けれども僕達、一人一人の“生”は有限です。
個人は「限られた時間」しか持ちません。
従って僕達はその有限の中で「精一杯輝こうとする」しかないのです。
そうすることによってしか永遠を手にすることが出来ないのです。

「ラブライブ!」を拡大解釈し過ぎた!
と笑われるかもしれませんが
これが僕の劇場版「ラブライブ!」の感想です。

そして「ラブライブ!」よりも
やっぱり「けいおん!」と
自分の原点に回帰するのでした。

ちなみにカットフィルムは
横顔のえりちが当たりました。
えりち推しからにこちゃんに推し変したので
嬉しかったです。









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Twitterにこんな相談がきました。長文なので必要な箇所だけコピペしてみました。



このあと、彼女は服装に関してとやかくいわれるのは構わないが今回は心が折れそうになった。
自分は自分の服装を変えるべきかどうか解らなくなってしまった
ということで僕にどうすればいいか相談したいということでした。

Twitterでは書き切れないので
ここにその返事を書きます。

現在の僕は自分のブランド、ノヴァラーズでジャージを作るほどの
ジャージ愛好家なので、ジャージも悪くない。
可愛いのいっぱいあるよ。特にヤフオクなどで出て来るデッドストックのイモジャージは
サイコーにロリータ! と思っているのですが
それだからジャージをはけばいいじゃんというのは答えになりませんよね。

質問の意図が違います。

そしてもう一つ。
8年前の逮捕の時は、僕は留置所でも可愛いものを着て
裁判にもピアスをしたまま、靴もロッキンでのぞみました。
反省が足りてない状態でしたし、初犯、執行猶予がみえていたので
そんな姿で出廷しました。

が、今回の身柄拘束では服装に頓着する余裕がまるで
在りませんでした。
自分の罪の本質を知り、良心の呵責が考えれば考える程に
強くなる極限の状態ではお洋服のことに執着する余裕を持てませんでした。
ですから施設内ではずっと約一ヶ月、ジャージ上下でした。

僕の場合は身から出た錆なので比べるのは躊躇われますが
震災の被害にあった方なども、極限状態の中
自分らしいお洋服が着られないのは悲しいとは
思わない筈です。

裁判に於いても僕は少しでも軽を軽くして貰いたい
印象を少しでもよくするため
ピアスを全て外し、坊主になり、大人しいスーツ、
合う靴はロッキンのみなのでわざわざ裁判用に地味なローファー
を買いました。

実刑を覚悟していたものの可能ならば執行猶予が欲しいので
僕は弁護士さんや周囲のいう通り、印象のよくなるように
自分を曲げました。
刑務所に入るのはやっぱり恐かった。
だから入らなくてもいいならと世間に歩み寄りました。


かつての僕はどんなに迫害されようと己の好きな服を着ることを
やめないのが自分を大事にするということだといってきました。

が、実際の僕は、極限状態においては自分の意志にそぐわぬ姿や言動で、世間に歩み寄り
世間と上手くやっていくことの狡さを憶えてしまいました。

こんな僕にいま、貴方の問いに答える資格があるでしょうか?

しかし一ついえるのは、教習所で貴方が遭った状況は、極限の状況ではありません。
ですから、心が折れたとしてもジャージなぞ着ず、何時も通りの貴方らしいお洋服を
貫いていいのではないでしょうか。
無論、早く免許がとりたいから教官の意向にあわせジャージにしても構わないです。
狡いやりかたを憶えてしまった僕からは、そういうしかありません。

ごめんなさい。

只、またこのブログで書いたように、自分の裁判の話に戻りますが、
地味にする為、反省していることをアピールする為、僕は坊主になったものの
スーツとシャツはギャルソン、靴はコールハーンにしました。

もしそれも駄目、デザイナーズブランドのものなんてやめてくれ。
背広の量販店にいけな一万円くらいで普通のビジネススーツ一式が
一万円くらいで揃うだろうからそういうのにしてくれと
弁護士さんからいわれていたなら
僕は拒否していたと思います。否、絶対拒否しました。

裁判にオシャレする必要はないし、別に傍聴人がわんさか
つめかえる訳ではない。
裁判官にいい印象を持って貰う為には量販店のスーツのほうがいい
といわれる可能性もあったんです。
でもそうなれば僕は執行猶予が貰えなくてもいいから
そのような服は着られないと突っぱねる決意を最初から固めていました。

やっぱりどうしても譲れないものは譲れないんです。
それをしてしまうと自分ではなくなってしまうから・・・

僕はもはや貴方にアドバイスできる立場の人間ではありませんが
この文章が貴方なりにどうするかを決めることに
少しでも役立てばと思います。

                            嶽本野ばら





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