5年前の話。
号泣してしまった。
次男坊を寝かしつけながらお話してた。
次男「ねえ、パパ、タイムマシンがあったら過去と未来、どっちに行きたい?」
俺「どっちかなあ。ゆうとは?」
次男「ぼくは過去の世界に行って、
赤ちゃんだった頃のパパのお兄ちゃんを
抱っこしてここに連れて来てあげるんだ。
そして言ってあげるんだ。
『君の弟はこんなに大きくなって、いま頑張ってるよ』って」
俺には、俺が生まれる前に一歳二ヶ月で亡くなった兄がいた。
長野にお墓参りする度、
「ここにパパのお兄ちゃんが眠ってるんだよ」っていう話をしていたのを、
ちゃんと覚えてくれていたんだね。
優しい子に育ってくれて、ありがとう。
涙が止まらないよ。
この話、長野の親父とおふくろにしてあげよう。
喜ぶだろうなあ。
ありがとう。
天下の大師匠 談志 の
無茶振りに耐えつづけた9年半で手に入れた、
”笑う”コミュニケーション術