TOEIC(R)Test 満点続出の謎を解く!

TOEICリスニング満点続出のロングセラー英語教材「スーパーエルマー」の東京SIM外語研究所所長、ダン上野Jr.がお届けする英語最新情報!

【今日のテーマ】

●「SIM方式」の素晴らしい世界

「時制の一致」

前回は「SIM訳は隠された内容まで読み取る」というテーマでした。

今日はこれに関連して、「時制の一致」について解説します。

まずは例文です。

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I thought that he was ill.

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訳すと「私は、彼は病気であると思った」になります。

「病気である」なので現在形です。

でも従属節は、he was illと過去形です。

おや?と思いませんか。

そこで、「彼は病気であったと思った」と訳すとしましょう。

でもそれなら、I thought that he had been ill.

という文でなければなりません。

いったいどういうことでしょうか?


つまり、I thought that he was ill.を訳すとき、

日本語では「思った」(過去)と「病気である」(現在)となるのですね。

日本語では表現上、時制が一致していなくて良いということです。

これは大変面白いと思います。


でも英語は違います。

厳密に時制が一致してなければなりません。

すなわち、「私が考えた」時と同じ時点で彼が病気なのであれば、

必ず、I thought that he was ill.となります。


そこで、英語を読んだり書いたりする時の注意があります。

まず I thought の主節の時制を正確に記憶しなければなりません。

これを基準にして次の従属節の時制を読みます。

that he was ill だったら、I thoughtと同じ時点で彼が病気だったのだ、

と判断します。

また従属節が that he had been ill だったら、

「考えた」時より以前の時点で病気だったのだと判断します。


いかがでしょうか?

いずれにしろ、時制の判断の基準は主節 I thought にあります。

まずは、この部分を正確に把握しなければなりません。


「主節を基準にして従属節の内容を考える」、

これが「ネイティブ思考法」の基本です。

ですから「ネイティブ思考法」で英語を読むには、

主節の語句を全文を読み終えるまで記憶しておく必要があります。

それから従属節の内容を判断するのです。


ところが、これがなかなかできないのです。

文を最後まで読んでいるうちに前の部分を忘れてしまいます。

それで再び前の部分に戻って読まなければなりません。

これでは「返り読み」になってしまい、良くありません。

解決法はあるのでしょうか?


… この続きは、また次回。

お楽しみに!
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