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2012-01-21 14:42:05

29.  シンプルで豊かな暮らし - - - 光と影のある暮らし 03 - - -

テーマ:新スウェーデンの家
 夜、煌々と照らし出して、部屋の隅々まで明るくするのは、日米の浪費文化と以前聞いたことがあります。私は北米の生活には疎いのですが、現地の生活に詳しい知り合いから聞いた話では、ショッピングモールなど商業施設の一部にはかなり明るすぎる傾向がないこともないが、家の中の照明は、日本ほど明るく暮らしてはいないと言っています。

 比較論を展開するわけではないので、どちらでも良い話ですが、なにしろ日本の夜間の家の中は明るすぎるの一言です。光源の選択も含め、影ができないことがゆとりと勘違いしているのではと思うほどです。

 陰影のある暮らしは、ものを際立ててきれいに見せたり、目にやさしかったり、五感にバランスをもたらしたり、そして穏やかに就寝の床につけたりします。

 何度も言いますが、煌々とした明かりのもとに暮らしていると、視界に映るものが質感に乏しくのっぺりと見えたり、寝る直前まで大きい明るいとテレビに同調するかのように目を刺激し続けたりします。特に視界に頼り、他の感覚が鈍くなるような気が(私見で根拠は希薄)します、その結果、刺激され続けた視神経が、ハイな状態で就寝の床についても、寝つき、眠りの深さ、穏やかさに良い影響をかもしだすとはとても思えません。

シンプルで豊かなスウェーデンの暮らし、その基本は家-Lamp_04 シンプルで豊かなスウェーデンの暮らし、その基本は家-Lamp_05

 スウェーデンが最高とか、ヨーロッパ並みにとは考えていませんが、少しずつ照明の使い方を工夫し、照度を落とし、光源の位置を工夫し、穏やかな夜を送ることのできる日々にしませんか?

 左の写真はうちのショップの商品で、スウェーデンの主婦ご用達のデパート「オーレンス」オリジナル、直訳すると「黄色い鳥」という生地をプレーンのシェードに仕立て、IKEAのフロアースタンドに乗せたものです。季節によって生地を変えたり、プレーンをプリーツタイプに変えたりすることをお薦めしています。それだけで部屋の雰囲気がガラリ変わります。

 右の写真もうちの商品で、スウェーデン製の深紅の麻の生地に同色の刺繍を施した情熱的で質感の高い生地をプリーツタイプに仕立てました。こちらもIKEAスタンドに乗せてみました。IKEAのランプシェードは個人的にはいまいちだと感じていますが、スタンドの一部は、コストパフォーマンスが高く、シンプルに仕上げたいのなら、一押しです。当ショップではスウェーデンのスタンドも多数扱っています。

 右の写真のように、色が濃い目で厚めの生地は、生地を通して明かりのもれが少ないので、大きめの電球を使ったり、左の写真のように白い部分やうすい色が多い生地では、光を十分通しますので、小さめの電球を利用したり、することでも雰囲気がかわります。電球の大きさは設置場所でも、変えていくことが必要です。同じにスタンドでも、電球の大小やシェードの生地の色目などでこまめに演出を変えましょう。手持ちのバリエーションが増えたような演出が可能になります。
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2012-01-14 14:43:41

28.  シンプルで豊かな暮らし - - - 光と影のある暮らし 02 - - -

テーマ:新スウェーデンの家

光にもいろいろな光があります。
日光にしても
直射日光、薄雲を介した日光、間接ないし反射光

間接光や反射光も、介する素材によって
その光の趣は千差万別です。

生活の中の光源には他にも
電熱球・ハロゲンランプ・蛍光灯・LED・・・・・・

最近は照明をLEDにさえすれば
エコでたいへんよろしいような風潮には
少し辟易としています。

シンプルで豊かなスウェーデンの暮らし、その基本は家-Lamp_07

住む方のための照明のあり方や
建物そのものの省エネ効果は
まるで妥協のかたまりに封印しておいて
LEDで帳尻をあわせているようで・・・・・・

季節によって照明を使い分けし、
潤いのある夜を演出できるよう意識しましょう。

写真はうちのショップで販売しているシェードとスタンドですが、
布地が作り出す間接光,
テーブルにかもしだす光の影、
上手く利用いただいたら
離せなくなるアイテムです

2012-01-10 15:43:54

27.  シンプルで豊かな暮らし - - - 光と影のある暮らし 01 - - -

テーマ:新スウェーデンの家
谷崎純一郎の随筆に「陰翳礼讃」(いんえいらいさん)という著書(随筆)があります。

シンプルで豊かなスウェーデンの暮らし、その基本は家
日本にあったはずの陰影のある暮らし今なら「光と影のある暮らし」ですかね?

約40年前に憂いを持って欧米文化を無軌道に取り入れる様を嘆いています

影を忘れた暮らしは、本当に欧米文化でしょうか?

私はスウェーデンを少し知るだけの輩ですが、来日したスウェーデンの友人が、日本の夜の暮らしを見て一言、

日本人は夜の暮らしぶりまでディジタル化されている!寝る直前まで煌々とした明かりで暮らし、寝るときに真っ暗にしていきなり寝るのは ON-OFFの2次元的暮らしだ!、と

彼らも、夕暮れとともに灯りはつけますが、必要なところにピンポイントで灯すだけです

そして真骨頂は、そこに潤いをもたらすあかりの演出が加わります季節によったランプシェードやキャンドルです他にも多少の電飾も利用しますが、日本のようなけばけばしいものはありませんまさに「光と影」を楽しむ夜です
2011-12-03 16:16:14

外壁の塗り替え

テーマ:日本のスウェーデンの家
ちょっと前の話で恐縮ですが、自分の家(スウェーデンの家)の外壁のペンキの塗り替えを自分でしました。

ジョン・グリシャムの小説で「ペインテッド・ハウス」という本があり、アメリカの南部を舞台にした小説ですが、ペンキが塗ってある家は裕福で、塗っていない自分の家にいつの日かペンキが塗れるようになりたいと考えている少年が主人公です。原文を読もうとペーパーバックを買ってきましたが、早々と断念をして、文庫本をあらためて買って読んだほろ苦い記憶付きの小説です。

そんな思いとは別に、スウェーデンの住宅街を散策すると、ところどころで自宅のペンキ塗りを見かけます。皆、はしごや部分足場を使って自分たちで塗っています。一度やってみたいという欲求がじわじわと形成されたのでしょう。まだ早いにもかかわらず、築後9年で我が家のペンキ塗りに挑戦しました。

シンプルで豊かなスウェーデンの暮らし、その基本は家-塗り替え01  シンプルで豊かなスウェーデンの暮らし、その基本は家-塗り替え02

サーモンピンクの木製外壁をライトブラウンのペンキで、白い部分はそのまま同じ色で上塗りしました。さいたま市で日当たり、特に西日の日当たりが良いところですが、思ったより木が傷んでいませんでした。始めた以上は最後まで、おもに夫婦二人で、やりました。

5月の連休をベースにやったのですが、たいへん暑いの一言。でも、だんだん塗り替え部分が増えてくるにあわせるがごとく、日増しにやりがいもアップし、終わってみれば、苦しくも楽しい日々でした。

終わっての感想は、こんな楽しい仕事をお金を払って他の人にやらせるのはもったいない!本音です。安全にだけは気をつけましょう。
2011-10-18 16:57:46

26 デザインと色彩のある暮らし 9

テーマ:新スウェーデンの家
デザインされ、維持管理された良い家が年代を経ると
内外が、セピア色に包まれたかのように
美しい経年変化が見られます

シンプルで豊かなスウェーデンの暮らし、その基本は家-sepia01

まるで、一面に飾られた家族の記念の ポートレートが年代を語るがように・・・・・・

シンプルで豊かなスウェーデンの暮らし、その基本は家-sepia02
また、スウェーデンの家は、経年の変化とは別に
シャープさと柔らかさの混在
モダンとトラディッショナルの混在
を多く見ることができます

それがスウェーデンスタイルの
リヴィングデコレーションの真骨頂
かもしれません

もっとも、ここでのリビングという言葉は
インテリアを指すのではなく、
生活そのものと考えた方が良いでしょう

ここのところ
ファブリックの使い方の例などに
終始していました
この後、灯りを題材に
展開をしたいと思います

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