ファンタのビン自体、最近中々見かけなくなり、ある意味

珍しいかもしれません。

さらに見つかったものが何なのか、どうしたって、期待してしまう

のが、人情というものです。

マサミちゃんは、キョーコの手のひらに、転がり出た物を、1つ1つ

チェックするように見ると・・・

「これって、普通のバッジじゃないわね!」

と言うので、興味を失いかけた1同は、再びマサミちゃんを

取り囲みました。

「これって、確か、弁護士バッジじゃない?」

最初に転がり出た、金色のまぁるいバッジ。

愛想もなんにもないけれど・・・

花の形に、マークが・・・

「天秤のマークって、確か弁護士よね?」

と、手に取るので、

「確かにそうねぇ~その時は、気付かなかったわ」

キョーコはあらためて見て、驚いています。

「なんだって、ここに?」

「気づかなかったの?」

「知らないわよ~だって、子供だよ?」

と、言い争う2人を、子供たちはポカンとして、見ています。

「なくして、困ったりしないのかな?」

「新しいの、もらうんじゃない?」

キョーコとマサミちゃんの会話を聞いて、ソウタは「あっ!」と、小さくつぶやきました。

「なんだよ」

ユウタが聞くと、

「まさかね」と、つぶやくので、

「なんだ、教えてくれよ~」

ユウタが突っつきました。

「名前とか、書いてあればいいのにねぇ。

 これじゃ、持ち主もわからないわね」

残念そうに、キョーコが言うと、

「その前に、新しいの、もらうわよ」

マサミちゃんが、あっさりと言うので、それはそうだ・・・

と、みんなも納得するのでした。

 

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