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藤沢文翁の独り言です。藤沢朗読劇や日々の雑談について呟きます。


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「日本はアクセントやリズムをおろそかにしすぎておる」

と教授に怒られたことがあります。

 

 

確かに、「th」は舌を噛むとかいうことは教わり

 

ぶっちゃけ、そこを間違えても、なんとなく察してもらえるのが

 

英語だったりしますが

 

リズムを間違えると本当に通じません

 

今日はリズムとシェイクスピアのお話

 

 

 

以前、ロイヤルシェイクスピアが日本に来日した時

 

 

劇評はしきりに演技力を褒めていた。

 

たしかに、それはそうなんでしょうけど

 

もう一つ、大切なものがあるんです

 

それは、迫真の演技をしながらも

 

それぞれの解釈でセリフを言いながらも

 

決して崩さない韻の踏み方

 

 

生きるべきか 死ぬべきか それが問題だ

というハムレットのセリフを

 

演出次第で、怒りながら言ってもいいし、 笑いながら言ってもいいし、泣きながら言ってもいい

 

 

ただ一つ

 

 

それでも忘れてはいけないのは

 

 

これは詩なのだということ・・・・

 

to BE or NOT to BE that IS the QUESTION

 

このリズムは崩したら、この現実離れしたセリフにわざわざした意味がなくなってしまうということ

 

セリフを暗記して、役になりきれば演じきれるほど

 

シェイクスピアは簡単ではないと、演劇学校では教わりました。

 

途方も無いトレーニングが必要とされていました。

 

 

 

さて、日本では、偉大な劇作家というイメージの強い彼ですが

 

そもそも、彼は詩人です

 

詩人が、詩を使い物語を書いている・・・これが大前提です

 

つまり、彼の作品は詩でできているのです。

 

 

日本でいったら、和歌で構成されている2時間の物語といった感じでしょうか?

 

 

英国の学校で(大学でなくとも)シェイクスピアを習う時

 

 

まず最初に、習うのは、この詩の読み方

 

ストレス(どこを強調して読むか)について習います。

 

つまり、リズムです

多分、関西の方とか、すぐに理解できるのではないでしょうか?

 

一つの文でも、どの単語を強調するか

 

どんなリズムで話すかで、面白さが変わる・・・

 

そんな感じです。

 

 

 

 

ちょうど、僕たちが和歌に節をつけて読むように

 

シェイクスピアの戯曲には、リズムがあるのです

 

例えば、リチャード3世

 

 

これはシェイクスピアが一番好きだったpentameterという韻を踏んでます

 

horse! A horse! My kingdom for a horse!

 

 

こんな感じで読みます。

 

日本の和歌は、5、7、5、7、7という文字数で構成されてますね?

 

 

しかし、英語の場合・・・そこに音楽的なリズムが加わってくる

 

 

ある意味、全ての言葉に音があって

 

 

さながら楽譜のない音楽なのです

 

ヨーロッパのこういう背景からオペラやミュージカルが生まれたのは必然ですね

 

 

ぶっちゃけ・・・・これを覚えるのがきついです

 

 

 

いやこんなこと言ってはいますが

 

こんなの、僕だってできません(笑)

 

慣れてくると、少しくらいは感覚的にできるようになるのですが

 

それが突然、他の韻をふむセリフも出てくるので

 

そういう意味で

 

ロイヤルシェイクスピアカンパニーの役者さんってすげえ!

って思うのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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