はい、あと10日くらいでデジゲー博、
つまり『たわーおふぇんす!』の初お披露目。
…という段階になって、初めて手を付けるのが説明書です。
たぶんこれはウチに限らず、他のサークルさんも
似たようなもんじゃないかな。
仕様が固まらないことには内容が定まりませんし、
一度作ってしまうとその後の仕様変更は
見落としを作ってしまう可能性がかなり高いです。
余裕があっても早い時期には着手しない方が良いでしょう。
説明書を作るタイミングのだいたい目安になるのは
『 開発スタッフのコアメンバー以外の人に
テストプレイを頼めるくらい 』
ではないかと。
説明書に書くこととほとんど同じ内容を
説明することになりますしね。
ちなみに、きちんと『1』から説明する必要があるので
けっこう頭も使います。
テストを何百回と重ねているうちにすべてが当たり前になっていて、
初見の人の感覚とかまったくわからなくなってますんで(汗
※ご飯を食べる時「親指やひとさし指をどう動かすか」とか
いちいち意識しないでしょ?
この時期の作者はそういう感覚でゲームを操作しちゃってます。
まあ基本的には
1.大項目を決める
2.文言を練る
3.レイアウトを考えながら文字と枠を配置
4.必要なスクリーンショットを作って貼って完成
・・・てな感じだと思いますが
ウチの場合、背景画像だけは一番最初に作ります。
説明書は紹介ページとしても使いますし、
その際背景は、イメージに対する力がすごく強力なんで。
今回は森と廃墟とスクラップの山、というイメージで
コラ画像を作る程度の技術力で、こんな画像を合成しました。
1.大項目を決める
次に何の説明が必要かを割り出します。
今回は
▼プロローグ
▼キャラクター紹介
▼操作方法
▼画面解説
▼その他いつものことわり書き
ですね。
html形式なら『画面解説』は絶対あった方がいいですし、
なるべく前の方でやった方がいいです。
全体画面が頭に入ってない状態で
操作やシステムなんて読んでも、
誰も頭にイメージできませんからね。
2.文言を練る
テキストで文章を作ったり、枠を作って直接入力したりしながら
文言を練っていきます。
完成形の読みやすさとかも考える必要があるので、
ある程度目星がついたら↓
3.レイアウトを考えながら文字と枠を配置
していった方がいいでしょうね。
で、全部の枠が決まったら、必要なスクリーンショット画像が
そこから割り出せるようになります。
4.必要なスクリーンショットを作って貼って完成
最後に、空いた枠にスクリーンショットを貼っていくわけです。
アクションゲームは必要な動作が0.1秒しか発生しない、
……なんて場合もけっこう多いので
一度動画を撮影し、そこから必要な場所を切り抜いてます。
ひと手間増えるようですが、断然早く済みますし、
一番いい絵を使えますので。
そんな感じの工程を経て作られたのが
こちらになります。
…と行きたかったんですけどね~。
今日の夕方まで何やかやのバグ抜きとかやっていたので
くらいですね。
あとは後日、ゲーム紹介ページとしてまとめて、
作ったものを公開しますので少々お待ちください。
次回は…また少し企画屋よりの視点で、
ロングスパンのバランスとりの話、かな。
これについてはTBNの方が面白い話ができそうだなー
とか思ったりもしますけどね。
ではでは。