大雪戦のゲーム開発日誌

同人ゲームサークル 大雪戦の公式開発日誌です。
インフォメーションや開発報告、よそのゲームのプレイ感想等を掲載します。


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さて、前回販売開始、まで流れを解説したわけですが。

たわーおふぇんすは大雪戦としては初、その先の試みとして、

これこのように「英語版」があるわけです。

宗にとって英語はダントツに苦手でしたが、

海外に遊んでくれる人がいるかもしれないなら、ねえ。

 

・・・というわけで、本日は英語に書き換えてリリースするまでの

流れを、具体的な数字も少し交えながらお話しします。

 

 

1.依頼先を決める。

海外進出についてはツテもなくはなかったですし、

過去にお誘いもありましたし、調べたら複数見つかりましたが、

最終的には

DLsiteさんのまるごと翻訳サービス

を利用させていただくことにしました。

 

たわーおふぇんすは「試しにやってみる」と言う感が強く

2年後、3年後にも変わらずお願いできるであろうという、

安定さが欲しかったのです。

(あ、あの世界、気づいたら廃業してたとかよくあります。)

 

あともう一つ、

「翻訳された製品を即売会や

  他のサービスで利用してもOK」

と明記されていたのが決定打です。

後でしがらみで揉める心配がないですからね。

「1か月はDLsiteだけにしてね。他所のDL販売はその後だよ~?」

「翻訳だけやらせて、DLsiteからすぐ撤退ってのも無しだよ~?」

という条件もありますが、ウチにその制約はないも同じでした。

リーオペから普通に置いてもらってますしね。

 

2.テキストデータを作る

 

実際に翻訳してもらうとき、

ゲームの場合、翻訳者は中身をいじろうにも触れませんから、

翻訳してもらうテキストをリストアップする必要があります。

一応ネタバレは枠だけ残して削除しましたが

こちら、相手方に公表許可をもらった現物です。

翻訳して欲しい言葉は、シナリオのみならず説明書の文や

画像に埋め込んだ文字まですべて対象です。

キャラ名なんかは思う所もあるので、こちらでやりましたけどね。

 

3.代金の見積もりと支払い

こちらの場合は価格設定がはっきりしていて、1文字7円。

具体的には

  翻訳対象文字数:11,846文字
  翻訳料:\94,700-

翻訳料金の見当がつかなくて迷っている製作者さんがもしいたら

1つの参考にしてください。

ちなみにシナリオはこの文字数の1/3程度、

あんがい説明書とか解説文の方が多かったです。

 

4.データを送って翻訳依頼!

と、以上を済ませて翻訳されるわけですが、

何事もなくストレートに

翻訳されてくるってことはそう無いと思います。

誤字やニュアンス的に難しいところ等もあり、そういうのは

こんな感じで4往復くらいメールでやり取りを行いました。

 

あと、けっこう注意していても漏れが出るのでそこも要注意です。

PVの売り文句とか、説明書の注意書きとか、ね。

(最後まで気づけなかった漏れは

 あとで自分で頑張って翻訳しました。。。)

 

5.受け取った翻訳データをゲームの中に詰め込む

最後に受け取った英語の文章を

これをすべてあるべき場所に書き込み、

カタカナネームなどもすべてアルファベットに書き換えて、

翻訳完了です。

 

だいたいはエクセルからエクセル、

もしくはエクセルからテキストにコピペするだけですが

まあ、それなりの作業量にはなりました。

 

あと、相手の方にも得意や苦手はあるので

自分でもチェックした方がいいでしょう。

たわーおふぇんすでも、「耐久力」を「stamina」とされてましたが

うちの耐久力は「装甲の頑丈さ」なんだよなー・・・

とかありました。

逆に、「オールスター大乱射祭」を

  「All Star Shooting Festival」

  と翻訳してくれたのは

  よく意を汲んで翻訳してくださっている、と感心しましたヨ。

 

 

と、そんな感じでした、が…。

この翻訳にかかった分の元を取れるかどうかと言うと、

正直、「たわーおふぇんす!」には難しいと思っています。

 

でも、これは海外市場に探りをいれるためですし。

ちょっと手間と値の張る趣味、ってことで良しとします。

 

例えばこれがリーサルオペレーションなら、

セリフも説明文もずっと多いから

1編だけで恐らく50万円くらいにはなるでしょう。

 

RPGやADVなどの文章で遊ぶゲームなら、

そこからさらに数倍だって十分ありうる。

それで失敗して生活費の数か月分を飛ばしたりたら…

なんてことにならないように「まずは」たわーおふぇんす! 

ですので。

 

 

ちなみに、たわーおふぇんす英語版の

現在の販売本数は「4本」です。

DLsiteさんの主力は成人向けゲームですし、

期間限定セールス等にもまだ参加していないですから

無理もないですけどね。

 

そのうちもし何かあったら、

・・・まあ、忘れたころになるでしょうけど、

ひょっこりそれをお話ししたいと思います。

 

 

はい、本日は以上で。

次の話でたぶん本当に最後になりますが・・・。

「企画屋視点で反省会」です。

 

ではでは~。 

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