お客様入口です。
ロビーです。ここで軽食や飲み物が売ってます。
舞台
客席からの全体像
こんな綺麗なホールなんですよ!以前のホールより少し狭いので催しの形を考えないとだめですが、皆様12月23日はコンサートホールで高砂を謡いましょう

深野貴彦
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インフルエンザが全国で猛威を振るってますが如何お過ごしですか?うちは娘が二人居りまして、上の4歳の娘が昨日から熱が出だしてインフルエンザにかかってしまいました。
その子が2月19日に素謡「隅田川」の子方で出演します。最近はその稽古を毎日少しだけしていたのですが、
インフルエンザのために少し休みになってしまいました。すでにこの「隅田川」の子方は、3回目なので謡は覚えているのですが、初めてしたのが3歳の頃でした。舞台では色々と作法があり、3歳ではなかなか難しいので
今回はその作法を稽古してる最中です。4歳になるとやはり理解できるのか作法を覚えることが出来てきました。2週間後がんばってくれると期待しております。
前置きが長くなりましたが、能の子方について少しお付き合いください。
子方とは文字通り子供が演じる役のことです。大体の能楽師は子方時代を経て一人前になっていきますが、初舞台は3歳ぐらいが多いですね。しかしこの子方は子供が演じるのですが、本当は大人の役というのもあるんです。例えば「船弁慶」という曲は源義経が子方ですが、お話では大人の義経なんですよ。不思議ですよね。
逆に「橋弁慶」の子方は義経の子供時代の牛若丸でそのまま子供の役なんです。まあほとんどは子供の役なんですが、変わっていますよね。
次によく子方が出る狂女物です。先程の「隅田川」が代表的ですね。お母さんが行方知れずの子供を捜し、狂ってしまうというお話です。他の「百万」などは最後には子供と出会うというハッピーエンドなんですが、この「隅田川」
だけは子供が死んでしまっているお話です。どこまでも悲しいお話で名曲です。私もこの曲が大好きで、地謡に出ていると涙が流れてしまい恥ずかしかったことがあります。謡だけでも良いですが、一度能の隅田川を見ると感動すると思いますよ!
というように、子供だからといって簡単な出てきて謡いも無く座っているだけの役もありますが、物語では重要な役割を果たしています。
私もうちの子供と同じで3歳で初舞台を踏みました。自分で言うのもなんですが、可愛いかったんですよ (^_^;)
その頃は父親に稽古してもらい、お駄賃のおもちゃ欲しさにやらされていた記憶しかありません。
割とたくさん子方はしましたが、「船弁慶」が一番多かったですね。20回ぐらいはしたと思います。
記憶に残る子方が「木賊」というすごく静かな2時間程かかる曲です。大変難しい能なんですが、子方は出てきて2時間座っているだけです。私は10歳ぐらいでしたが、申し合わせ(リハーサル)の時にあまりに足が痛すぎて泣き出してしまったんです。途中でしたが一度楽屋に戻らせてもらいまた舞台に出たみたいなんです。(泣いた後はあまり記憶が残ってないんです)この曲は子供にはかなり過酷な時間でその時のシテが私のおじである先生だったんですが、本番は一度中に入りまた出てきたら良いと言われたんです。しかし2時間全部座ってやり遂げたという子方ですね。この時は根性あったんやな 今とはえらい違いです。(笑)
もうひとつが大体13、4歳で変声期に入り、体も大きくなるので子方を卒業しますが、その卒業試験みたいな曲で「烏帽子折」があります。この曲の子方が出来なかったのが心残りですね。子方は自分がしたくても頼まれることで役が付くので、タイミングが合わなかったんです。謡も多く、型も難しいのでしてみたかったなと残念に思っております。
夜中に書いていまして、なんかとりとめのない長文ですが、お付き合いいただきありがとうございました。
深野 貴彦


帰りのバスは皆、爆睡。有馬温泉の写真はないけど、少人数で楽しい旅でした。Amebaおすすめキーワード