Be Wild

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アンドロス島の人里離れたマングローブの湿地帯を横断、縦断したいと前々から思っていた。
最低1週間くらいは時間をかけて。「そこに何か目的があるのか?」と訊かれても困る。ただマングローブ群の迷路のような水路をカヤックを漕いで。ただ漠然と行ってみたいと思っていた。

そのために数年前にカヤックを米国で購入した。
その後、ずっと裏庭でホコリをかぶったまま放置し現在に至る。だから休暇の許可がおりた時は、キャンプ道具とつり竿抱えて、フツーの人が行かない所に。まったく人がいないところへと行ってみる旅へようやく独楽が回り始めた。




70マイル(約100キロ)


そんなコトを過去にやった人がいるのか?そのどうか?は定かでないけれど、いたとしてもそんなコトは関係なく、ただ行為自体が目的である、と言ってしまえばカッコ良いのかも知れないけれど...  いずれにせよ、未開の湿地帯に長期に出かけるというコトは何かトラブルになるか、またなった時に大変困る。ヘタをすれば遭難するかもしれない。

じゃあなんでそんな大変な所にいくのか?時間もかかるし費用だって馬鹿にならない。
けれど、地図上に広がるマングローブ、入り江やワンド、入り組んだ地形を眺めていると悪女の甘いささやきに誘われるようにどんどんと引き込まれ、きっとそこへ行ったらなら人生の大切なピースが見つかるような気持ちになってしまう。(実際にはそんなコトは起こらないけれど)そこへ自分は行かなくてはいけないんだ、と言う気になってしまう。

  

入り組んだマングローブのクリークに潜むボーンフィッシュ、ターポン トレバリーやスナッパー、夕マズメに押し寄せる蚊や羽虫の大群、暗くなってからの熾火、南十字星、テントにモソモソ潜り込んでいる自分などを想像してみる。いい年をした大人がなんだかソワソワしてしまいいてもたってもいられなくなってしまう。と言うのは立派な理由の一つかもしれない。


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