ようこそ、大渓水です。
今朝アップした記事がなくなってる・・・・・
って事で、もう一回チャレンジ!
昨日は新たな出会いがありました。
琵琶湖クルーズを諦め、
向かった先は岐阜県中津川市。
御嶽山の裾野、
東にある長野県の木曽に対し、
こちらは裏木曽と呼ばれる場所です。
神社建築に欠かせないヒノキですが、
その中で最も価値の高い材木が木曽檜。
きめ細かく年輪が詰まっているため、
将来的に板が曲がることなども少なく、
日本建築には欠かすことが出来ない素材であります。
伊勢神宮の遷宮、
名古屋城の大改修工事など、
使用例を挙げれば数えきれませんが、
流通ルートはやはり中部地方がメインです。
そのため神棚職人など、
この界隈に多くいる事もうなずける話で、
そもそも九州とは地理的条件が全く違いますからね。
そんな経緯があって、
必ず行きたいと思っていたところ、
琵琶湖の船が出ていなかった為にチャンス到来!
何のアポもなく、
道路沿いにある製材所を訪ねてみると、
「ワシの紹介って言えば通じるから、
天然の木曽檜を扱う専門店に行きなさい。」
と気さくな社長さんに示されました。
行けば分かると言われましたが、
右も左もわからない私は迷子状態で、
半ベソかきながら・・・何とか辿り着きます。
その工場の中はすべて木曽檜、木曽ヒノキ、木曽ひのき。
しかも植林された木ではなく、
値段が数倍も違うほど高値で取引される、
天然の木曽檜ばかりというから驚きです。
実はさらに驚いたことがもう一つ。
社長と商談の最中、
その息子さんが事務所に戻ってきて・・・・・
「大渓水ブログを読んでいます!」
って、まさかの展開に!?
生まれて初めて岐阜に来て、
こんな不思議な御縁に恵まれたこと、
やはり日頃の行いが良かったのかも知れない(笑)。
しかもその1時間前に大阪の方から、
「木曽桧で神棚を作って欲しい。」
とご注文を頂いたばかりですよ^^
その場でさっそく材木を購入し、
出張が終わる頃に福岡へ届く予定となりました。
さてこれから国産神棚復活プロジェクトは、
ますます加速していく事になるのかな?
八百万の神々様、
いつもいつも本当に有難うございますm(_ _)m