大臣。のblog

大阪から関東に戻って新しい営業所を立ち上げようと頑張るおやじのひとりごと。美味しいものや写真・音楽・機械モノ・歴史・地震・ダイエットや美容など興味のある事を書いています。バックカラーは何故かパープル(笑)最近はゴルフに夢中♪


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奈良の興福寺へ行ってきたので、長いこと興福寺の支配下にあった「音羽山 清水寺」
も記事にしてみます。

 最もポピュラーな観光スポットの清水寺ですが、広隆寺、鞍馬寺と共に平安遷都(794年)以前からある古い寺院です。京都では珍しい法相宗(南都六宗)だったので、長いあいだ奈良の興福寺の支配下にありました。



さて。

仁王門(重要文化財)の左手前にある広場に

基準点標石があります。
基準点標石「清水寺」  案内板
 明治8年、内務省地理寮によって英国の測量技術を導入して京都市街地図を作成するために設置された基準点です。三つの石組からなる正式な作りは、唯一現存する大変貴重なものです。壊れると位置を復旧(正しくは新設)するのはめちゃめちゃ大変なので、くれぐれも壊さないでください。(今川さま 風)



仁王門を越えて

三重塔や経堂を過ぎると

本堂(国宝)があります。

現在の本堂は、徳川家光の寄進により寛永10年(1633年)に再建されたものです。

舞台

向かって右側は斜面にせり出した清水の舞台、139本の長い柱で支えられています。

 

さてさて。(c)

 こんな足場の悪い高い急な崖に突き出した懸け(かけ)造りを、四季と融合させながら400年近くもその壮大な景観美を保持しているという事は、それ相当のメンテナンス努力が必要です。通常の風雨だけでも大変なのに、台風や幾度の地震も耐えてきました。そう考えると清水の舞台の木組み構造は、あらかじめ何百年も建物を守れるサステナブル・ストラクチャー(持続可能な構造)だったということです。
 

 舞台の下部は巨大な柱と無数の梁(はり)や貫(ぬき)で、柔軟で固定しないように構成されていて、柱と貫の間は楔(くさび)で締め付けられています。定期的にこの楔を叩いて締め付けることで、大きな木組みの歪(ひずみ)や地震時の揺れに対して建物の破壊を防いでいます。 筋交いではない貫によるエネルギーの分散と、仕口のすき間に打ち込んである楔によって、衝撃を吸収して構造部材の破壊を防いでいます。
 

 厚さ10cmの床や床を支える柱梁、美しい裸の木組み構造です。

 雨よけの板が横梁を守っていて、落ちていく雨水のエネルギーの処理もちゃんと考えられています。経年を考えると雨水といえども累積エネルギーは相当なものになります。
 

地面に落ちた雨水を排水する水路も、たいへんしっかり出来ていて驚きます。

滑らかに積まれた石積も、見事にエネルギーを分散する構造です。


 木造の塔などの柔軟で地震エネルギーや風の力を吸収し減衰させる柔構造は、世界の建築家をうならせ

近代建築の基本デザインとなっていて、その技術は現在の超高層ビルにも活かされています。


そんなわけで、こんど京都の清水寺へ来る機会がありましたら

是非そんな視点で見てみてください。(笑)


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