わたなべです。「大変だった九日間」の後編です。

*前記事の「前編」をお読みになってない方はそちらからご覧ください。


 ◇ ◆ ◇

 

【3月11日】

しかし練習場の現状復帰があったのです。招集です。 そしてその後は練習!?……というのもこの時点で演奏が決まっている卒業式までの日数は後6日。このわずかな日数で式典中に演奏する曲から卒業生退場時に演奏する曲まで仕上げなければなりません。つまり「苦肉の策」なのです。その後クロークで頂いたものを各自仕分け、いただいたアンケートに目を通したり……

アンケート、個人的にはかなりパンフレット(本誌・別冊)へのお褒めの言葉が多くかなり嬉しかったです……!(僕が作りました)また、演奏についてもお褒めの言葉が多くありました。逆にご意見などもあり、それらについては今後の演奏への参考にさせていただきます。ありがとうございました!

……その後。

終着駅(新可児)で降りるはずが全く気付かず終着駅の2駅手前に戻されました。

*3部の団長挨拶の話のようです。


 ◇ ◆ ◇

 

【3月12日】

日曜日。この日は完全にオフでした。


 ◇ ◆ ◇

 

【3月13日】

お昼から練習。しかし、3年生は13日から15日まで体育館で「学内合同説明会(以下、学内合説)」がなど、本格的に始まった就活により練習に行けるメンバーがグッと減ってしまうことに……。

……その時、パーカッションは。

おらんのかーい。


 ◇ ◆ ◇

 

【3月14日】

この日は東吹事業合奏パーティ(@南山大学)。何人か参加したそうです。(「〜そうです」としたのは僕が行かなかったからです)

団畜の鏡……って言えばいいのかな??

一方大同では。

学内合説の帰り、図書館に寄って探してみたら案外すぐ見つかりました。実は後援をいただいた際に「紙面の都合もありいつになるかわかりませんが、もし良かったらイベント情報載せましょうか?」と聞かれ承諾していたとのこと。謎が氷解した瞬間でした。あの9行記事を見て実際にお越しいただけるとは……新聞の力ってすげー!

そうこうしているうちに合奏パーリー終わったようですよ。

理事さん・副理事さんお疲れ様でした。


 ◇ ◆ ◇

 

【3月15日】

この日も学内合説。しかし練習。さらに追いコン(4年生を送る「追い出しコンパ」です)。

写真にはありませんが、涙、涙の追いコンでした。


 ◇ ◆ ◇

 

【3月16日】

この日はお昼前に総会を行いました。合宿前にも総会(各役職の総括・後任決め)を行っているので、今年度2回目となります。今回は平成28年度の事業報告・決算報告と第31回定期演奏会報告を行いました。直前まで会計さんや僕(資料制作担当)は資料作りに追われていたので、終わった瞬間に「終わったぁー!」と一気に脱力しました。

しかし、これで終わりではありません。卒業式リハーサルがあったのです。

この卒業式が当団の平成28年度最後の行事。この卒業式をもって年度が、執行代が変わります。この正指揮・副指揮コンビで、特にこの正指揮の下で曲作り・演奏するのもこれで最後になるんですよね。写真を撮りながら、何だかしみじみしちゃいました。

まさか組体操してくるとは思いませんでした……。

ここまでの写真は体育館2階から望遠レンズで撮ってみてました。

なので急に振られてこの構図。もう少し近かったらもうフレームアウトです。

まさか先輩が総代だったとは。でも翌日、まだまだビックリすることが起こります。


 ◇ ◆ ◇

 

【3月17日】

平成28年度大同大学学位記授与式(卒業式)当日。

なんと団長の最寄り路線が踏切事故で不通となり、駅まできたものの身動きが取れない状況に。団長不在の大ピンチ。

しかも卒業生退場の曲はソロまで受け持っていた。これはまずい。

 

譜を読み替えるなりして誰かできないか……と呼びかけていた最中、9時前に運転を再開したとの情報。しかし団長の大同町到着が9時58分に対し、卒業式は10時開式(始まると中に入るのは難しくなる)。やっぱりピンチ。

 

「卒業生退場の時ならなんとか入れるかもしれない」

その顧問の言葉を信じ、楽器(ソプラノサックスとアルトサックス)・リード・楽譜(退場の時に演奏する2曲)などを会場に用意し、その時を待ちました。

 

団長、開式には間に合いませんでした。しかし、国歌奏楽の直前、信じられないことが起こります。

 

団長きた。

 

……あ、違う、きちゃった。退場の曲以外楽譜用意してないや。

それ以上にサックスのネックストラップ出してなかった。しまった。

 

結局、団長は最後まで(ストラップなしでも何とか吹ける)ソプラノだけで乗り切りました。楽譜なかったけど(クラリネットの楽譜を見ていたようです)。

というわけで、大同大学の平成28年度は地震(昨年4月の入学式)に始まり団長不在危機(この卒業式)で終わ……りません。まだです。あるサプライズがあったのです。

なんと卒業生退場の曲で突然指揮者が元正指揮の先輩に変わるサプライズ!!実は変わるタイミングなど指揮者間で入念に下準備がされており、卒業式の練習を仕切っていた副指揮さんは「練習の時すごい言葉を選びましてましたよ」と話してくれました。

卒業式中に涙を流す団員もいましたが、このサプライズで涙腺ユルユルの団員が急増。先の副指揮さんも「(元指揮の先輩の)演奏の時は楽譜見て気をそらせばいいんですけど、(直後の)自分の指揮の時は隣で卒業生がセレモニーやってるし、気をそらすものもないしでもう泣きそうでしたよ」と。

 

練習場への撤収後、団長と正指揮さんが一言ずつ話すことに。以下雑な書き起こしです(一部省略しています)。


 ◇ ◆ ◇

 

正指揮「本当に長かった。辛いこともあったけど、1年間楽しくって結果的に万々歳かな。1年生や2年生の子たちも絶対に嫌になる時があると思うから、その時はお互いに支え合って、励ましあって動いてあげてほしい。他の人の意見を今のうちに積極的に受け入れて、違う引き出し、違う考え方を増やして、次に向かってほしい」

団長「正指揮も言ってくれたけど、本当に1年間長かった。聞いてくれる人が楽しんでもらえるように、演奏会などを準備してきて、団員のみんなにも手伝ってもらって感謝の気持ちでいっぱい。今日で団長の職は降りるけど、演奏のうまさとかだけではなくて…………

先輩「(扉ガチャ)財布にお金がすごい入ってるなーと思ったんだ」

[会計、先輩から団費回収。]

先輩「最後金だけ払わずに逃げるところだった」

[先輩、練習場を出る。]

[団長、苦笑い。]

実行委員「つづきつづきー!」

正指揮「もう少しで泣くところだったのに……」

団長「……俺らしいね。何を言おうとしたんだっけ……。あ、そうだそうだ。

演奏だけではなくて、自分で努力した姿とか中々他人に……」

別の先輩「(扉ガチャ)」

[先輩、荷物を回収。]

副指揮「ことごとく……笑」

書記「最後の最後まで話題作りに欠かさないね」

次期実行委員「涙を笑いに変えてくれる」

[先輩、練習場を出る。]

正指揮「鍵かけておこうか」

団長「努力した形とか現状自分でしか……」

先輩「(扉ガチャ)また2人くるよ」

団長「じゃあもう『早く来てください』って呼んで」

次期副指揮「(大声で)今団長が感動的なスピーチを……」

[さらに別の先輩(2人)が来る。1人は付き添いがいる。]

団長「僕勝手に喋ってるんで、いつ出てもらっても構わないので……。

はぁ……どこまで喋った?

努力の形は自分しか分からないけど、いろんな人から『よかった』『また演奏してよ』と言われたことは、自分たちが楽器をうまく演奏できた、という以上にいい経験にさせてくれる。

今日で任期は終わるけど……本当にいろいろあったね。特に3年生は……本当に……協力してくれてありがとう。思い起こすと本当に……。自分が一番印象に残ってるのは2年生の時に『やめたい』『これ以上続けられない』とか言い出す人が多くて、自分自身もそういう人たちの間で本当に悩んだ時期もあった。でも、そういうことをして、3年生になってから……」

[下が大掃除で騒がしくなる。]

[一同、またか、という表情で笑いをこらえきれなくなる。]

団長「……本当に仲間に恵まれてきているなと思ったし、支えてきてもらったし……本当にいい人たちに囲まれてきて本当によかった。昨日も4年生の皆さんに『団を続けてきてよかった』という話が聞けて、自分も来年こんな風に言えたらいいなと思う。本当に、仲間に恵まれた3年間を送れてよかった。本当にありがとうございました。

あとはもうノータッチ、しがらみも無いので、1・2年生のやりたいことをのびのびと、とことん突き詰めてほしいと思う。今の1・2年生ならきっと乗り越えていける

じゃあ終わりたいと思うので立ってください。

これも最後の挨拶なので人一倍元気な声で……」

正指揮「肘を指揮譜面台に置いたままやらんで……笑」

実行委員「先生かよ」

団長「居心地いいから……

では、今日の練習を終わりたいt(かんだ)」

団員「「「あーあ」」」

団長「では今日の練習を終わりたいと思います。ありがとうございましたー!」

団員「「「ありがとうございましたー!!」」」

書記「……今日って練習か?」

次期実行委員「練習じゃなくて本番ですよね笑」


 ◇ ◆ ◇

 

笑いと感動のスピーチ……でしたが、一度ユルくなった涙腺はもう……。

ピンチと、涙と、笑いに包まれた卒業式でした。


 ◇ ◆ ◇

 

この「九日間」とともに、大同大学吹奏楽団の平成28年度が終わりました。

気づけば今まで以上に多くの舞台を踏み、多くの方々と関わった(今期執行代の任期であった平成28年3月8日からの)375日間でした。本当にありがとうございました!


 ◇ ◆ ◇

 

さて、このブログをはじめ、SNSやWEBサイトなどの当団WEB媒体についてですが、当面の間は引き続き僕(わたなべ)が担当させていただきます。しかしながら、もう4年生になるため(前任の方とは違い)就職活動や卒業研究で今までのように団に携われないことがあるかと思います。そのような時は後輩に委託・承継することとなりますが、どうか変わらぬご愛顧をいただけますようよろしくお願いいたします。

AD

わたなべです。大変だった九日間が終わりました。写真と団員のツイートとともにその九日間を振り返ります。読み込み重いかも……。

*写真は一部設定ミスで暗く映っているものがありますのでご容赦を。


 ◇ ◆ ◇

 

【3月9日】

この日はホール前日入り、丸一日リハーサルでした。

ちなみに僕はミュースカイ出勤をかましました。

……という裏事情があります。

下でユーフォ持っているのがこの定期演奏会を取り仕切っている進行長さん、上で赤い何かを持っているのが次期進行長さんです。(ミスってちょっと暗くなってしまいました)

お昼ご飯。のり弁でした。前日リハなのでピリピリしている……というわけでもなく、どこか和やかなムードでした。

そんなこんなで前日リハが終わりました。

*この時何をコピーしていたかというと、パンフレットに挟み込まれていた「別冊」でした。本当はリハの時に持ってくるはずだったんですけどね……(この日の朝にミュースカイの中で編集していたのがまさにそれです)。ご迷惑をおかけしました、本当にありがとうございました!!!!


 ◇ ◆ ◇

 

【3月10日】

第31回定期演奏会、当日です。

この日の僕はミュースカイを使わずに快速急行で来ました。庶民派アピールですね。

……はや。

順調に来た……と思いきやホールに来て僕は気づいてしまいました。カメラのSDカードを忘れてしまったのです。(しばらく副指揮さんのカメラ用SDカードを借りることで何とか事なきを得ました。この日の分は副指揮さんが撮った写真もあります)

この日のお昼ご飯。唐揚げ弁当でした。

午後4時。客席にて演者・お手伝いさんで集合写真の撮影。(ただいま現像中のため写真なし) その後学年ごとやパートごとなど、各々写真を撮っていました。これは14生(3年生)。
*業務連絡:元写真は別で送りますこちらは16生(1年生)。前の人がとってもセクシー。 アルバム委の委員長さん「一番前がセクシーなのになんで後ろセクシーじゃないの!!セクシーが足りないよ!!!!」 セクシー度増えましたね。(すごい煽りだったな……)15生(2年生)女子2人組。トロンボーンパー……トじゃないや。いろいろ混ざってます。15生全員で。1人はタイ留学中だけど。

練習室でチューニング後、舞台袖へ向かうところを副指揮さんに撮ってもらいました。

いざ、開演。


 ◇ ◆ ◇

 

打ち上げだーーーー!!!!! ぷはー、ごちそうさまでした!

(途中の写真にあった「どてたま鍋」おいしかった……)


 ◇ ◆ ◇

 

このまま続きを書こうと思ったら……

まさかの文字制限。後編に続きます。

 

[後編ダイジェスト]

一体DUWOに何が起きたのか——!?

 

*2017/03/20追記:後編の記事できました。(文中の「後編」にもリンクがあります)

AD

*書いている途中で寝てしまったため、すでに8日ですが、7日という体でご覧ください。また曲名は一昨日と同じような表記になっています。

わたなべです。昨日から急に始まった連載企画『超私見!第31回定演開催直前聞き所ガイド!!』、今日はその第2回をお届けします。

第2回のテーマは第3部[ポップスステージ]です。

 

 ◇ ◆ ◇

 

最初は【ミッション】。「最初は」と書いてしまいましたが、ちょっと語弊があるのかも。どういうこと?それは見てのお楽しみです。

言わずと知れたスパイな曲です。若い人はトム・クルーズの映画から、上の世代はテレビドラマから、老若男女問わずご存知かと思います。

この曲の練習では謎の語呂合わせ・例えが多く見られました。「タラちゃん」とか「ナマステ」とか、例えでは木管の連符に対して「ゴリマッチョじゃない!」とか。しかしこれで通じてしまうのがうちの団の怖いところです(だから日本語力がいつまでたっても上がらな……いや、なんでもないです)。指揮は副指揮さんです。

 

次に【ひまわり】。3DCGアニメ映画「STANDBYMEドラえもん」の主題歌です。シンガーソングライター秦基博作詞作曲。……なんか星野源とごっちゃになりません?え、なりません?僕がおじさんだからかな??

この曲2か所ソロがありますが、両方とも初心者の1年生が務める、まるで「1年生ソロ祭り」。どうか優しく見守ってください。正指揮さん指揮。

 

3部サブメインの【伝説】。人生の酸いも甘いも経験してきた方にはグッとくるであろうラインナップの映画主題歌メドレーです。若い方は……うーん、近頃の映画には無い何かを感じてもらえるんじゃないかと思います。でも若い方でも知ってる曲あると思います。例えば「蒲田行進曲」とか。だって発車メロディーですもの(JR京浜東北線蒲田駅……ってちょっとそれ東京じゃん、ここの読者の何割が知ってるのさ)。正指揮指揮です。

ここまで書いてきた曲、昨秋に屋外で演奏させていただいています。そういえば11月の演奏撮ってましたけど、あれっていつYouTube上がるんですかね、担当さん??(自分で自分の首を絞める)

 

最後を飾るのは【レミゼ(ミュージカル「レ・ミゼラブル」より)】。そう、レミゼですよ。5年ほど前に映画でありましたよね。いや、その前にミュージカルの上演が先です。言わずと知れたミュージカルの金字塔的作品、それがレミゼなのです。

この曲をやると、昔合唱をやっていた頃に民衆の歌(Do You Hear The People Sing?)を日本語も英語も暗譜で歌ったことを思い出します。なのでそこに入ると個人的に超楽しいです。そして僕の担当するアルトの2ndは合唱でもやっていたハモりでテンションだだ上がりです。めっちゃ楽しい、ハモり万歳。指揮は栫井先生です。

 

昨日・今日と合わせてご覧頂いた方、1部と3部それぞれ、何か裏テーマに気づかれたでしょうか?

今回1部は「和」を、3部は「映画にまつわる音楽」に関連した曲に絞っています(「和」より「さくら」じゃねえか、「レミゼ」は映画ではないんじゃないかとかいう苦情は受け付けていません)。ぜひ世界観に浸りながらお聞きいただければ幸いです。

 

 

 ◇ ◆ ◇

 

次回は謎の多すぎる第2部[アンサンブルステージ]についてお伝えします。

(次回こそは寝る前に更新するぞ……!)

AD