17年の日本株式は、トランプ新大統領の政策、米利上げ
状況、米国株式、ドル円相場に翻弄される展開となるでしょう。
 
 年前半は、米大統領選から続いているトランプラリーがあ
まりにも急激だったので、調整をする場面もあると思われま
すが、基本的には米国株式同様、堅調な展開となるでしょう。
 
  日経平均株価をドル建てでみますと、長期的にはこの8年
上昇を続けていますが、短期的にみますと(過去6か月)狭
いレンジでの動きになっています。ということは、短期的に
はドル円の動きに日経平均がほぼ比例して動くことになりま
す。つまり、ドル円が上昇すれば(円安になれば)株高とな
り、下落すれば株安になるというパターンです。
 
 この半年、ドル建て日経平均は163ドルから167ドル
のレンジ相場を形成しており、ある意味ほぼ一定と考えられ、
ドル円相場に163~167をかけた数字が日経平均株価と
いうことになります。年始に急騰しドル建て日経平均もレン
ジを上抜けたようにも見えます。これは円安による企業業績
の上振れを織り込みに行っているのでしょうが、為替の影響
を除いた企業業績の持続的な上昇はあまり、考えられないで
しょうし、トヨタにみられるようなトランプリスクを加味す
ると、円安の恩恵を相殺してしまうと考えられます。
 
 従って、ドル高が続く年前半は好調を維持するでしょうが、
今年は7の付く年であり、何らかの大きな危機が起きる可能
性が高く、そのリスクオフ局面では円高となり、日本株式も
急落することになるでしょう。
 
 年前半は、株価パフォーマンスは良いのですが、後半から
悪化するというパターンになっています。
 
 しかし、干支別でみてみますと、酉年のパフォーマンスは
+15.2%とかなり良くなっています。米国株式のパターン
と考え合わせますと、前半好調、その後急落するも急反発、
好パフォーマンスで終わるというパターンが考えられます。
 
2017年予想日経平均株価予想相場レンジ
 
16000円~22000円
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