今年もまた、この季節がやってきた。
新日本プロレスの「真夏の祭典」「夏の本場所」「過酷なチキンレース」etc...いくら形容詞を重ねても尽きない、「G1クライマックス」である。
優勝候補と目されるお馴染みの顔に加えて、 「今年が最後」と決意を明らかにした永田裕志や、昨年天山広吉に枠を譲って物議を醸した小島聡も元気に名を連ねているが、何よりも、あの飯伏幸太が2年ぶりに参加するのが嬉しい。
新日本プロレスとDDTという所属団体を退団してフリーになるきっかけの一因が、「G1での過酷な闘いによる心身共の疲労」 だったため、心配な面はあるが、某他国での経験や、某変身による学びが反映されることを期待したいところ。何せ、「飯伏プロレス研究所」というくらいだから、その成果が如何なく発揮されるだろう。
その他では、久しぶりの参加となる鈴木みのるがどう出るか、いよいよSANADAの真価が発揮されるのか、に注目したい。
“あの男” がいないのは残念だが、今、もっと過酷な闘いに身を置いているのだから仕方ない。我々はただただ、祈るばかりだ。
今こそ、勝て、柴田!