試合の映像を観ずに、結果だけでブログを書くのは好きではない。
やはり、自分の目で確かめなければ、分からないことも多いし、感じることは人それぞれだからだ。
しかし、今日だけは許していただきたい。
柴田勝頼、おめでとう〜!
新日本プロレスに「出戻り参戦」してから4年半、NEVER無差別級王座やブリティッシュ・ヘビー級王座は手にしたものの、“頂点” と言えるIWGPヘビー級王座には挑戦すら果たせず、G1クライマックスも優勝戦に残ることさえ叶わなかった柴田。
だから今回のニュー・ジャパン・カップ(NJC)の決勝戦の相手がバッドラック・ファレに決まった時も、「またか・・・」と思った。
しかし、どうやら(と書くしかないから、ジレンマなのだが)ファレの厳しい攻撃に耐えに耐えて勝利を勝ち取ったようだから、“悲願” の初戴冠、(出戻り参戦後)初のIWGP挑戦もさることながら、「対大型外国人レスラー」という課題をクリアしたことが大きい。
昨年からず〜〜〜〜〜〜っと言い続けてきた、「2017年こそ、柴田の勝負の年」との願望が一つ叶った。次はIWGPヘビー級王座だが、順番としては夏のG1制覇も期待したい。
今回のNJCはオカダ・カズチカ、内藤哲也、後藤洋央紀が出場していないのだ。こんなもんで、満足するわけにはいかないし、そんなに今の新日本プロレスのトップの座は甘くない。
だから、正直、4・9両国国技館大会でのIWGP奪取は厳しいだろうが、たとえタイトルを取れなかったとしても、柴田のプロレスがブレることはないだろう。
負けたら、また出直せばいい。
修行とは出直しの連続なり。
もちろん、両国で負けると決まったわけではないが、柴田の2017年はIWGPヘビー級タイトル戦線と共にあるはずだ。
目が離せなくなってきた!