YOSITAKA

駄話 No.1707 ネジに+と-があるのはなぜ?

2009-10-13 12:00:00 テーマ:素朴な疑問

 棒に渦巻きの溝を掘って差し込むと、少ない力でねじ込むことができるというアイデアはかなり古くからあったようで、紀元前100年ごろにはオリーブの実を潰す器具に、すでに用いられていたというくらいだ。


 それが近代工業の発展とともに、組み立て部品としての価値を持つようになる。そのころは、ねじの頭はみんなマイナスだけだった。プラスのネジが考え出されたのは、第2次世界大戦中のアメリカだった。


 プラスネジは、マイナスネジより少ない力で絞めることが出来るため、たちまち主流となって、いまではプラスが95%を占める。それにネジの製作工程でも、ネジの頭を作った後でマイナスの溝をつけていくより、プラスのほうが十文字が刻まれて中心がはっきりしている分、工程が簡単に出来るというメリットがある。


 また、プラスはマイナスに比べてドライバーが横滑りしないというのも、場のオートメーション化が進むにつれて便利な点として重宝がられるようになった。


 ならば、マイナスネジは必要ないということになるが、なぜプラスだけにならないかというと、今度はネジを締めるドライバーの問題になる。


 小さくて細かい部品に差し込んで回すには、薄いマイナスドライバーの方が力が入りやすいわけだ。


 現在、このマイナスネジが使われているのが、カメラの裏蓋や、メガネなどの細かい部品だ。
















お読みいただきありがとうございました。もし、この記事が面白かった、役に立ったと言う方は


役に立たないブログ-人気


をクリックお願いします。

powered by Ameba (アメーバ)|ブログを中心とした登録無料サイト