駄話 No.1735 飼い猫で野良猫でもない地域猫って何?
地域猫と聞いてすぐわかる人は少数ではないだろうか・・・
地域猫とは、いわば、「野良猫」と「飼い猫」の中間に位置する猫のこと。そうして、町ぐるみで飼う猫が地域猫だ。
たとえば、横浜市の磯子区では、「ホームレス猫対策事業」として、次のようなことを行っている。
同区では、長年、野良猫問題に頭を痛めていた。「野良猫にゴミ袋を破られて困る」「庭を荒らされた」「悪臭がすごい」「発情してうるさい」といって苦情が年間600件あまりも寄せられていたという。
そのうえ、最近は「人間の勝手な都合で捨てられた猫が野良化した。エサをやって面倒を見てやるべき」とする猫好き派住民と、「エサなどやったら、野良猫が増える一方。迷惑だ」とする猫嫌い派住民のトラブルが、あちこちで起きていた。
マンション等では、管理組合まで乗り出して、「エサをやって何が悪い」「やるなら、でていけ」という深刻なトラブルに発展事態まで出てきていた。
「このままではまずい」と、98年、磯子区は、猫好き派住民と猫嫌い派住民の話し合いの場として、「のらねこ委員会」を設立。1年近く話し合いを重ねた結果、最終結論が出た。そこから、地域猫のアイデアが生まれたわけだ。
99年、同区は本格的に、各町内会長、獣医、公募した区民からなる「地域猫検討委員会」を設置。「不妊治療をする」「エサ場やトイレの場所を決め、交代で掃除をする」「目印として緑の首輪をつける」などの飼育ガイドラインを作成。掃除などは、区内171の自治会に依頼することにして、地域猫制度をスタートさせた。
今はまだ、野良猫の飼い方まで面倒を見ている自治体は少ないが、そのうち地域猫は日本の名物になるかもしれない・・・
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