三重県御浜町沖で昨年11月、フェリー「ありあけ」(7910トン)が右側に大きく傾いて座礁した事故で、船体が最初の大波で約25度傾き、荷崩れを起こして復原力を失い、次の大波で約40度傾いた可能性があることが24日、運輸安全委員会の調査で分かった。安全委は、積み荷の固定方法や床面の滑り止め処理が適切だったかなどを含め、詳しく調べる。
 安全委は、気象状況や船の速度などを基に、当時の船の状況を計算。また、現場で積み荷の状態を調べるなどした。
 その結果、ありあけは、まず左舷側後方から高さ6.9メートル程度の大波を受け、その約24秒後に左舷側後方から高さ4.6メートル程度の波を受けた可能性があることが分かった。
 船内では、左舷側に並べてあったコンテナなどがまとまって右側に移動。固定していたチェーンには一部切れたような跡があった。
 また、船舶安全法に基づく基準では、コンテナなどを運ぶ際には床に滑り止め処理をすることになっているが、ありあけの床面にはさびや傷が目立っていたという。 

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