これどうなってんの?

ゆるく、わかりやすく、辛口でw
世の中の、これおかしいだろ!?と言う部分を追及!
あまり報道されない問題を取り上げて行きます。


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宮崎県日向市の黒木睦子さんを訴えた原告の一社である(株)日向製錬所が、現在の場所へ移転する前の跡地から有害物質が検出されている件で、現在の汚染状況を確認出来る資料が情報開示請求者によりブログに公開されています。

しかし、宮崎県より公開された資料はまたしても半分以上が黒塗りで、もはや宮崎県と(株)日向製錬所は蜜月関係にあるのではないか?と疑われてもしょうがない状況で、少なくても宮崎県は何か隠したい事があるのは確実な意味不明状態となっていますが、この情報公開にご尽力されている方の努力を埋没させない為にも、前回に引き続き取り上げてみます。

(株)日向製錬所が宮崎県に提出した汚染状況のモニタリング結果は
測定値の後半や下の欄が黒塗りで

旧日向製錬所跡地汚染モニタリング

(画像)http://blogs.yahoo.co.jp/samizuinoti/64088301.html

そもそも有害物質による汚染が無ければ黒塗りで隠す必要は無いはずなのですが、黒塗りで隠される理由を少し考えて見ると

  • 有害物質が検出されているから

という事が真っ先に思い付きますが、有害物質で汚染されている事は、既に公表されており、黒塗りで隠されていない部分にも基準値を超える値が記載されているので、この理由は不自然です。

また黒塗りで隠されているのは平成20年3月5日の次からですが、宮崎県の平成23年6月の環境農林水産委員会で平成22年度でも汚染がある事が発言されているので黒塗り部分に基準値を超える値が記載されていても、別に隠す必要はないはずです。

旧日向製錬所平成22年度環境モニタリング

坂口委員の「汚染は軽減されているのか」「変化はどんななんですか」という問いに
橋下環境管理課長が、資料を持ちあわせていなかったのか
「変化については、少しお待ちいただけますでしょうか」と回答を保留にしている所も興味深いですが

では、他に考えられる事は何か?
それは
  1. 基準値を超える値が異常に上昇した。
  2. 測定する回数を減らしたがそれを知られたくないから。
ではないでしょうか。


2.の測定回数を減らすと言う事は回数にもよりますが別に問題と言う訳でもなさそうで、環境省の資料には1年目は4回以上、2年~10年目は年1回以上、11年目以降は2年に1回以上と書かれています。

汚染土壌地下水モニタリング

⇒https://www.env.go.jp/water/dojo/gb_me/02.pdf

*上記では「地下水汚染が生じていないことが確認されている場合に~」と書かれていますが、宮崎県では上記委員会の中で地下水汚染は拡散されていないという見解を示しています。


となると1.の汚染状況が悪化しているからと言う事しか考えられなくなるのですが、それを隠す事の意味は何でしょう?

また、2.については(株)日向製錬所が提出しているモニタリング計画の回数と食い違いがあるから隠したと言う想像もできますが、だとしても隠す必要は無いと思います。


これらの事には宮崎県の内部事情があるのかも知れませんが、結果的には(株)日向製錬所を擁護している事にもなるので、これらの隠された事実が明るみになれば、黒木さんの件とは別に騒ぎになるのは確実で、汚染の実態もそうですが、隠したと言う事実は宮崎県の委員会で取り上げてもおかしくない事柄になると思います。

黒木さんの件とは別件になるので宮崎県議会議員に投書すれば動いてくれるかも知れませんね。

前回の廃棄物とするかどうかの判定の黒塗りに引き続き、今回も黒塗りと言う宮崎県の対応を見て、何も疑わない人がいる方が不思議で、宮崎県日向市には黒木さんが戦っている西川内地区と同様な造成が他に5件もあると言う事も含め、黒木睦子さんはパンドラの箱を開けたのでは無いかとすら思えますが

因みに、公務員の場合は「職務により犯罪が思料する時は告発しなければならない」とされています。
刑事訴訟法第239条2項


造成工事前の調査と石灰

さて、黒木さんの件に戻るとリサイクル偽装を否定する事実が何も無い中、黒木さんが検出した有害物質についても、先にあげたブログ主が色々と情報をあげて来てくれていますが、先日黒木睦子さんはこんなツイートをしています。




これだけを見ると、単に川を白濁させたのは土か?とも感じられますが、そうだとしても一般人が工事により白濁した川を見て「何だこれは」と思う事に不自然な事はなく、逆に黒木さんを否定する方々の取材で、工事に石灰を使ったと言う事がわかった藪から蛇状態の石灰をあぶり出した意味はあります。

石灰について、これまでこのブログで考えてきた結論は、強度を上げる為か、中和する為しかないのですが、そもそも住民説明会で石灰を使う事も説明されたのか?と言う話でもあります。

しかし、日向市に提出された開発行為の届出書には、グリーンサンドを盛ってその上を礫質土で覆うとしか記載されておらず、強度を上げる為に石灰を使ったなら、初めからFNS石灰を使うと記載すべきで

工事を始めてから石灰の必要性が出てきたなら、工事前の調査・計画が悪かったとも言えるし、想定外の水が出て来たのだと言うなら、工事中は問題なかったので石灰を使わなかった場所に豪雨でもあれば強度が弱まる恐れがあるとも言えますが

造成工事費も(株)日向製錬所が負担したとしか思えないので、何かあれば工事の中で処理という事で、工事前の調査もそれなりだったのかも知れません。

まぁ、それ以上にここまでの高盛土にフェロニッケルスラグを使って良いのか?という話が大前提にあります。

何かが混入されたのか?

ここで、黒木睦子さんが採取した水から検出されたセレンについて、他にセレンがあるのは日向製錬所跡地か日向保健所だとするツイートがありました。



この事からセレンは日向製錬所由来ではないのか?と考える事は自然で、有害性物質が含まれる何かが混入されたのではないか?という考えもトンデモ論だとは言えません。それは何故か?

実例があるからです。

既にこのブログでも以前少し書きましたが、それはリサイクル資材だったフェロシルト事件です。

黒木睦子さんの正当性と他の事例から見える事


この問題は埋戻材であるフェロシルトで検索すれば色々と出て来ますが、事の経緯は


  1. 埋戻材として使ったフェロシルトが大雨により愛知県で流出し川を赤く染めた。

  2. 岐阜県の施工現場から基準値を越える六価クロムとフッ素を検出。

  3. 業者側は製品に六価クロムは含まれておらず、フッ素もチタン製造工程で使用しているが、検出された量が製造工程と整合しないとした。

  4. しかし業者はメーカーの責務とし自主回収を発表。生産も中止しリサイクル認定も取り下げた。


そして、その後の原因究明で


  1. 製造工程の条件の変動で製品に六価クロムが含まれる可能性がある事が判明。

  2. フェロシルトに別の製造工程で発生するスラリー(泥状のもの)からシリカを回収し混合していた事がわかり、その別の製造工程ではフッ素が使用されていた。

という事なのですが、この様にスラグ生成時に廃液が混入されるという事は、スラグを作る現場では考えつく事でもあると言えます。

ニッケル製錬においては、低品位ニッケル鉱石からいかに多くのニッケルを製錬するかが課題の様で、製錬時に排出される物でもニッケルが含まれていれば再度使用するという努力がされている様です。

グリーンサンドに含まれない成分?

更に(株)日向製錬所は裁判の中で、黒木さんが提出した有害物質による汚染を示すデーターにはグリーンサンドに含まれない成分があると言っていますが、本当にそうでしょうか?

前に、ダストと言う言葉も気になっていると書きましたが、こちらの報告書には、ニッケル製錬所の金属炉のヒューム等を高温でニッケル酸化物にする時に発生するヒュームに、セレン、テルル、ヒ素、カドミウム、鉛が含まれるとあります。

ヒュームとは粉塵や煙、蒸気の事ですからダストともつながりそうで、他にもロータリーキルンから発生するロータリーキルンダストという物もあります。

ニッケル製錬のセレンやヒ素とカドミウム


もちろんこれらから有害物質を除去する作業も行われてはいるんでしょうけど
グリーンサンドを精製する環境にこれらの有害物質は存在していると言う事です。

また、フェロニッケルスラグを水砕する時に使用する水も工業用水として、構内で循環使用しているという事ですが、どこかで洗浄が必要な訳で

下の図は汚染土壌を洗浄し排水を循環使用する時の例ですが

汚染土壌の洗浄(排水の循環利用)


恐らく似た様な設備は(株)日向製錬所にもあるのだろうと思われるのですが、以前このブログに頂いた「沈殿汚泥の不法投棄かもしれない」というコメントは、この辺りの事を言っている訳です。

ツイッターでも、このシックナーから出る汚泥(図で言う脱水ケーキ)の処理がどうなっているか?と言及されていて、既に開示請求が出されているかも知れませんね。


測定結果の疑問は払拭されていない

まぁいずれにせよ、これらの事をおいといても日向製錬所が裁判に提出した日向製錬所産廃問題ネットワークによる日向市西川内地区の沈殿池汚泥の測定結果には、フッ素が基準値0.8(mg/l)に対し、ギリギリの0,69(mg/l)という結果が示されているので、基準値を越えるのは時間の問題ではないかと思うわけで

これを裁判に提出した(株)日向製錬所にはブーメランとなって返ってくるだろうと思っていたのですが

これが基準値を超えた時をキッカケに、様々な問題が噴出してくるという側面もあるのではないか?とも思っているので再度書いておきますが

日向市が測定したのは平成24年10月。その時のフッ素は平均して0.08(mg/l)、最大でも底質で0.12(mg/l)ですが、日向製錬所産廃問題ネットワークが測定したのが平成26年11月ですので、およそ2年でフッ素の値が急上昇している事になります。

汚染の上昇は3年で落ち着く傾向にある。という研究結果もあるようですので、今年の10月以降に再度測定すれば上昇傾向がわかるのかも知れません。


また、宮崎県の測定に関しても同じ場所で1度目の測定で一部の物質の測定結果が未記入。
翌日に再度測定しなおしている謎が未解決のままです。

日向市西川内地区汚染検査


この点、宮崎県にも「公害だー」「不法投棄だー」「隠しているー」等とは一切言わず、分析にミスがあったのかな?とも思いつつ「なぜ同じ場所を2回測定し、1度目は測定値が一部未記入なのですか?」と柔らかく聞いたつもりなのですが、かなり日が経った今現在、回答は一切ありません。

これまでも、様々な所に問い合わせをしていますが、肝心の当事者や地域の団体から納得できる回答や対応があった事はほぼありません。


こんな事から、黒木さんが怒るのも無理は無いと当初から思っていますが、何かが混入されたのではないかとするある方の見解を元に考えて見ました。




(追記)当初八ッ場ダムのスラグ問題を例にあげましたが、勘違いであった為削除し記事を追加しました。









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