鳩山邦夫元総務相は午後6時半ごろ、東京・麹町の個人事務所が入るビル前で、急きょ記者会見。大勢の報道陣に囲まれながら「離党はさわやかに、潔く」「政界再編の捨て石、起爆剤になれば」などと、晴れ晴れとした表情で心境を語った。
 離党の動機は「(民主党政権は)社会主義的色彩が強く、この国は滅びの道に入る最悪の事態にある」「自民党の力だけで食い止めることはできない」。
 そのための自身の立場は、強力な野党結成に向けた「黒子」。昨年6月に日本郵政社長人事をめぐって当時の麻生太郎首相に総務相を更迭された際は、明治政府と対立して下野した西郷隆盛に心境を重ねたが、今回は「(薩長同盟を仲介した)坂本竜馬のようなことができれば本望」と例えた。
 薩長とは「日本一頭の良い政治家与謝野馨、国民の人気が一番高い舛添要一」だといい、「鳩山邦夫という坂本竜馬が、2人を結びつけることができれば最高だ」と意気揚々。両氏への相談は「ご想像にお任せします」と含みを持たせ、旗揚げする新党は「昔の自民党の良いところを全部受け継いだもの」とした。 

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