幹部育成の極意 | 東銀座ではたらくIT社長ブログ

東銀座ではたらくIT社長ブログ

ディースタンダード株式会社の社長である小関智宏のブログです。

ディースタンダードの小関です。先日、異業種の若手取締役に相談を受けたお話です。「どうすれば幹部の育成ができますか?」という質問に対し、色々と現状を聞かせて

頂きました。どうも、「◯◯は☓☓がダメなんです」、「△△は□□がいまいちなんです」という愚痴めいたお話が立て続けに出てきます。対応とか取組について聞いてみると、

一概に距離を置いた状態での対処療法的なお話が続きました。私からの回答として、上場企業でもない我々は、単純に課題を解決するための機能を当て込めば完了、というような

算数では成立しないとお話しました。

幹部だろうと誰だろうと、理念に共感し、目の前の問題にどうやって取組むのか、取組みの進捗と成果をリアルタイムに共有することなど。職位で器用に分けることなどせずに、

寝食を共にして、圧倒的に共有する『時間』を注ぎ込むことであると。喜怒哀楽を共にして、『共感値』を高めていくこと。これがものすごく重要な工程であり、このステップを

無視して上辺の経営論や、手法を載せても効果が生まれることはありえないと思います。大変地味ではありますが、幹部育成の極意はこういったところじゃないかと思います。