NPO法人「いきよう会」(解散)元代表、由井覚容疑者(51)らによる生活保護費詐取事件で、囲い込んだ受給者の転居作業を請け負っていた内妻の田村京子容疑者(60)は、生活保護費目当てに引っ越し業に参入したことが1日、関係者への取材で分かった。保護者の転居に伴い市から支給される引っ越し代は敷金扶助と同様に“うまみ”があり、大阪府警捜査4課は2人が双方の利益を取り込もうとしていたとみている。

 関係者によると、田村容疑者は平成4年から大阪市内を中心に一般の葬儀やペットの葬儀を手がけていた。由井容疑者が17年に、生活保護受給者支援を標榜(ひょうぼう)した「いきよう会」の活動を始めると引っ越し業も始めたという。

 17年12月には、由井容疑者が知人を通じて知り合い、保護費を目当てに囲い込んだ女性(43)の転居作業を請け負い、翌月に大阪市から引っ越し代金として29万円が葬儀会社に振り込まれた。

 由井容疑者らは女性の娘(24)も囲い込み、この後の3年半で2人を5回以上引っ越しさせ、敷金扶助や引っ越し代などとして大阪市から約300万円を受け取っていた。由井容疑者らは約10人の生活困窮者を囲い込んでおり、転居させては引っ越し代を吸い上げていたとみられる。

 大阪市関係者によると、葬儀会社は由井容疑者が囲い込んだ生活困窮者の引っ越し以外は手がけていなかったという。

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