銭湯ってみなさん実際あまり見かけないと思います。
昔に比べて軒数が圧倒的に減った というのが一番の理由ですが、
庶民的な地元密着の商売ゆえ住宅街などの裏路地でひっそりと
経営してるところが多いため
そもそも目立たない存在なのだと思われます。
そういう理由で銭湯は目印になる建物が近くに無く、
煙突だけを頼りに見つけるので毎回苦労します。
自分の場合
住所を調べ、携帯のGPSを頼りに目的地の銭湯を
探すのですが。
実際に現地に行ってみると
銭湯はすでに潰れて取り壊されていたり、
そこに新しい建物が建ってるなんてことはよくあるのです。
残念ですなぁ。
♨ 七湯目 『 梅の湯 』
北千住にある 梅の湯。
「梅の湯」という松竹梅にちなんだ銭湯名は銭湯界では
けっこう多く見かけられます。
昔流行ったんだろうなぁ。
正面の宮型は新しめの
千鳥破風&唐破風の二重構造かっこいいなー。
北千住駅から徒歩一分という立地の良さもあり
開店時には地元じいちゃんばあちゃんのちょっとした
行列ができていた。
毎回思うのだが「中人」と「小人」はなんて読むのだろうか。
地下水使用。 お湯は熱め。 駐車場有。
関係ないが、ふらっと入った近くの定食屋で食べた
さんま定食がうまかった。
♨ 八湯目 『 末広湯 』
葛飾 お花茶屋駅近くの 末広湯。
下駄箱の松竹錠の番号ですが、自分は何故か六という番号が
好きなので(理由はわからない)
六絡まりの数字を選んでしまうことが多いw
浴室ペンキ絵の富士山は早川利光氏作。
早川氏は既に亡くなっているので早川富士は
貴重になりつつあります。
(画像はネットから)
お湯はぬるめで
「熱い風呂、百害あって一理なし」 の張り紙が。
確かにそう思う。
よく江戸っ子は熱い風呂が粋みたいにいうが
湯の熱さに耐えられないからカラスの行水なんじゃないのかな。
昔の家によくあった、この
廊下とトイレ内を一つの電球で同時に照らす構造って
すごいな。
関係ないが
帰り道、近くにあった民家がなんとも昭和の趣があってよかった。
ドリフの全員集合の舞台セットってこんなんだったな。
♨ 九湯目 『 大和湯 』
北千住にある 大和湯。
フロント式。シャンプー&ボディシャンプー有。
開業は古いが
リニューアルしてるために内装は清潔で奇麗!
都内でも五本の指に入る綺麗さ。(自分調べ)
しかも日替わりで薬草などのハーブ湯をやっていて
かなりの商売努力が伺えます。
(浴室の写真は撮影できないのでネットから拾い)
露天風呂有。
まあ、露天風呂といっても隙間から空の明かりが
多少入るくらいですがw
うちの家族を連れてったこともありますが、
銭湯よりも温泉派のうちの嫁ちゃんもここは
気に入ったはずです。知らんけど。
関係ないが、すぐ近くにある魚屋さんの昭和感が
たまらなく好き。
つーか、自分 昭和感どんだけ好きなのww
まあ 昭和感好きから銭湯好きになったわけだし
しゃーないわな (笑