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ミモザ

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普段から色んなアンテナを立てて暮らしているけれど
わたしはいつも書にする用の言葉を探してます。
さあ探そう!と意気込んでもすぐにみつからないもので
言葉も人とおなじで出会うものだなと。
しかし、それもメモしておかないと忘れてしまう
ので、最近はことばノートを作るようにしました。

ちょっと前にアンティークス・タミゼにお邪魔したとき
面白そうな本がずらっと並んでいる棚があって、
「ムナーリのことば」
という一冊の本に目がいきました。
手に取って、その表紙に書いてある言葉を読んでドキリ。
一瞬にしてココロウバワレタ!


おとなのしるしに
懐中時計をつけてもらった
そのとき 僕は10歳で
でも 何時におとなになったらいいのか
よくわからなかった



ブルーノ・ムナーリというイタリアの美術家の言葉。
単語ひとつひとつが魅力的で
言葉の持つイメージが簡潔で
こんな短い文章でメッセージが伝わるってすごいなあと感動。


最近、偏見や先入観なしで物事みられたらいいのに!
って考えていたからツボに入ったのかもしれません。
もっと真っすぐに感じたいのに
そのほうが楽しいのになと。



子どもの心を 一生のあいだ
自分の中に持ち続けるということは
知りたいという好奇心や
わかる喜び伝えたいという気持ちを
持ち続けるということ



これもムナーリのことば。
なるほどー。
わかる喜び。伝えたい気持ち。
きっと、とても魅力的な紳士だったにちがいない。
自分もこうでありたい。




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恋人から夫婦へ

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ふたりめの弟が結婚しました。
出会って半年で結婚!
はやっ

雲ひとつない青い空の下、暖かな春の陽気に包まれ、多くの人からの祝福を受け
ほんわか、ゆるーく、うるっと、ふわーっとした雰囲気のなか、
とっても嬉しそうな夫婦でした。
あんな嬉しそうな弟の顔はみたことないってくらい、
全身から幸せオーラが湧き出てました。

わたしには二人弟がいるので、これで二人目の妹ができました。
何もしなくて妹ができるってすごい!
家族が増えるのはとっても幸せなことだなあとしみじみ。


なんと、
ウエディングドレスは花嫁さんのお母様の手作り!
愛情たっぷりなうえに驚きの完成度。
さすがは親子、美人の花嫁によく似合ってました。
こんな素敵なドレスが作れちゃうのだから、きっと素敵なお宅に違いない。
むくむくと妄想が。
きっと彼女も温かい家庭を築いていくのだろうな。
そりゃ、もうデレデレですね、おとうと。


今回わたし、イトコの着付けをし、自分も着物着たのだけれど
カメラマンも自分なので写真がない!
残念。
ちなみに、甥っ子はちびっこタキシードで可愛かったです。

白い磁器花瓶、面取り瓶。

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色んな形の花器たちが焼き上がりました。

オランダの白い陶器をイメージしたもの
前回焼いた一輪挿しより一手間くわえて面取りしたもの
などなど。

オランダの白い器のイメージって、ミルクのようなまったり艶っぽい白で
野田琺瑯の容れ物の白だったりするのだけど
それが一体どんな釉薬を使ったらそのイメージに近づくのか、さっぱり見当もつかなくて
なので、とりあえず透明釉とマット釉薬を、それぞれ酸化と還元とにわけて焼きました。

酸化の方が黄みがかって柔らかい印象に仕上りで
還元の方が青みがかってシャープな仕上がり
わたしの好みは酸化のマットでした
とはいえ、イメージとはちと違う

大きさというか、高さも悩んで
使いやすいのはどれくらいなんだろ?
と、生けるお花をイメージしながらの制作
なんて余裕な時間ではちっともなくって

磁器土伸びないっ
なかなか高さがでないっ
伸びても結構すぐだれるっ
てな感じで磁器土と奮闘しておりました
さらに!削るのに、ものすごーく時間がかかる
なんせ薄くひけないので分厚い、そして土のようにガシガシ削れない
ので、忍耐力とも戦っておりました。
削っても、削ってもおーわーらーなーいーってな具合に



面取り瓶の土は全て白御影
釉薬は左から、呉須で模様描いてマット釉
青いのがトルコマット(すごく流れやすかった)
右のがマット釉
いや、ま、なんか思い描くような素敵なものはなかなかできませぬ。



Cyoan



オランダな白の花器はただいま改善中でして
形を少し変えて、もう少し高さをだして
釉薬をもっとまったりとした白にならないか探ってみます。

一輪挿しはもっと小さく、おもちゃみたいな感じのをつくってみたいので
磁器土でチャレンジしてみようと思います!